5ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

金の力で困ってる女の子を助けてあげたい 4話目

1 :名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 04:02:09 ID:vHce0lf1
借金で売られそうになってる少女を即金で買い取って助けてあげたい。
生活に困って野宿している姉妹に仕事場と住居を与えてあげたい。
施設や親に虐待されてる女の子を金で根回しして引き取ってあげたい。
自ら命を絶とうとしてる同級生の人生を買い取って、思い止まらせたい。
難病に喘いでいる薄幸な病人に健康な体をあげたい。

過去スレ
金の力で困ってる女の子を助けてあげたい 3話目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1232296111/
金の力で困ってる女の子を助けてあげたい 2話目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1227429153/
金の力で困ってる女の子を助けてあげたい
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1205160163/


保管庫
ttp://wiki.livedoor.jp/helpgirlbymoney/

2 :8/9:2009/10/08(木) 04:02:41 ID:vHce0lf1
抑留期間が終わり捕虜の返還が行われ、俺は四年ぶりに内地の土を踏んだ。
戦禍の爪痕はすでに無く、新しいはずの建物に時代がついている。
俺の家があったあたりは完全に建て直されていて、外見もなにもかも違う
近代的なビルに変わっていた。
軍の把握している情報によると、ネコはここがやられたときに都市部を離れたらしい。
モノレールのラインも通らないへんぴな場所へ、ヒッチハイクで近づいていく。
仲間が大勢死んだ。生き残って帰ってきたヤツも、
あまりに変わってしまった環境に耐えかねて死んだも同然のようになっていた。
死んだものと思って別の男と再婚した。その男とのあいだにすでに子まである。
そんなケースをいくつも目の当たりにした。
十六だったネコは二十歳になっている。
他の男と暮らしていても不思議は無い。
ただ、元気にしているのかどうか、それだけをこの目で確かめたかった。未練だった。


背の高い草が生い茂っている。薄い花弁の花が揺れているが、
何という名前なのか俺にはわからない。その先に見える粗末な小屋のような家から
子供が飛び出してきた。
おかっぱの髪が走るたびにぴんぴんと跳ね回る。
草のあいだを縫うように走ってきて、俺に気が付いて、びたりと止まった。
「どちらさまですか?」
ちびっちゃいくせに大人のような言い方をする。そのアンバランスがおかしくて笑った。
「あの家に寧々子さんはいますか?」
大人のような対応をしてやるべきかと、バカ丁寧に聞く。
「はい。母です」
頭をぶん殴られたようなショックに、言葉を無くす。
覚悟をしていたくせに、いざ突きつけられるとそんな覚悟は吹き飛ぶのか。
世界がぐらりと歪む。
小屋の戸が開いた。
「あ、お母さん! お客さま」
子供はぱっと踵を返すと小屋に向かって駆けていく。
ぐらぐらする世界の中で、ネコだけがはっきりしていた。
はっと息を飲んだのがわかる。
手に抱えていたかごを取り落とす。
長いスカートをからげ、ネコが走ってくる。
「なんで……っ! なんで今頃!」
「すまん」
おまえが元気かどうか知りたかっただけだった。ささやかな願いだと思っていた。
こんなに重たいものだとは思っていなかった。
ネコが俺を抱きしめる。頭を抱えられ、顔にネコの胸が当たる。
肉、ちゃんとついたじゃないか。
でもこんなとこ見られたらどうするんだ。
ネコの肩を掴んで、引き剥がす。
「悪かった。もう……」
「あんたが!」
ネコは泣きながら笑っていた。
「あんたが死んだら恩給が出るからって。でも生きてるから、そんなもの出ない、って」
「それでも配偶者には給与振り込みの代理受け取りが」
「あんたの通帳がいるって言われて、それがどこにあるのか全然わからなくて」
せっかく引き剥がした頭をもう一度胸に抱え込まれる。
「どれだけ私たち親子が苦労したと思ってるの! あんた、
家と金を残すって言ったくせに家は焼けちゃうし金は手元には来ないし!」
「すまん。死んだら恩給受給手続きで済んだんだが」
「バカ!」
ネコはぎゅうぎゅうと俺を抱え込む。息ができないくらい苦しい。
「ちょ、ネコ。待て。死ぬ」
「死ね! 死んだら恩給出るんでしょ!」
「ここで死んでも出ない……」
ネコの手がすごい勢いで離れた。
「じゃあ死んだらダメ!」

3 :9/9:2009/10/08(木) 04:03:49 ID:vHce0lf1
こんな女だっただろうか、と一緒に過ごした半年間を思い出そうとするが、
さっぱりだめだ。
「なあおい、ネコ。おまえこんな家の真ん前で男抱きしめたりしていいのか?」
「は?」
「旦那、いるんじゃねぇの?」
ネコは丸くしていた目を三角にした。
「いるに決まってるでしょ」
「お母さん」
子供がネコのスカートの裾を引く。
「この人誰?」
「あんたのお父さん」
「お父さん?」
「俺!? 俺、お父さん!?」
ネコは手を腰に当て、きっと俺を睨んだ。
「お父さんよ! あんたの子よ! 決まってるでしょ! 私あんたと結婚したのよ。
忘れたの!?」
「忘れてない……。忘れたりしてない」
はは。
なんだこれ。
想像してた最悪のパターンはどこへいったんだか。
思いもしなかったハッピーエンドだ。
「まだ軍属なの?」
「いや。辞めてきた」
一人だけならなんとでもなるから、と思って無職になってきてしまった。
まさか妻子がいるとは思ってなかった。
「辞めてきた?」
きらん、とネコの瞳が光る。
「ああ。俺だけならしばらくは退職金で食っていけるし、と思って。悪い。
おまえはとっくに誰か他の男と再婚でもして幸せに暮らしてるもんだと……」
ネコは俺の弁解なんか聞いちゃいなかった。
にんまりと笑って抱きつきながら腹に拳を入れてくる。
「うぐ……」
「金を出せ」
「いくらだ」
「できるだけたくさん」
見つめ合って、それからぶはっと二人でふきだす。
きょとんとして見上げてくる娘を抱き上げ、小屋への道を三人で歩いた。



(おわり)

申し訳ない。
調子に乗って投下して前スレ埋めてしまった。
1レス目、レス番号入れるの忘れた。
軍とかあれこれ、全部イメージ。
ほんとに申し訳ない。

4 :名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 07:13:31 ID:Rm681GY4
>>3
GJすぐる!!

5 :名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 07:19:19 ID:VZxFNTqv
>>1
乙彼

6 :名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 14:07:43 ID:X2/Xmlxt
>>3
前スレで何時まで待っても続きが来ないと思ったら500kbだったぜ
GJ!
久しぶりにこのスレで正統派な作品が読めて嬉しかった

7 :名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 14:10:51 ID:oCUn31jO
>>1
乙&GJ!

1000よりも容量オーバーで埋ま方がいいな。

8 :名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 19:39:25 ID:W/JE/km4
GJ!
母はたくましい
旦那は金を稼ぐべく再就職にむけて頑張れw

9 :名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 01:36:31 ID:ExR3PEda
GJ!
ハッピーエンドで本当によかった
風景が色々想像できる文章ですばらしい

10 :名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 08:07:32 ID:gppdDCEE
>>3
おお……おおGJ!
途中猫コピペみたいなやりとりあって笑ったw

11 :名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 15:05:32 ID:bnCA9hSz
GJ!

12 :名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 18:59:53 ID:o+DmWjO/
GJ

幸先良しとはこのことなり

13 :名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 21:13:30 ID:jgarpjm3
GJ!

14 :名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 03:41:44 ID:aOqSQjvQ
そろりと泣いた…なんかありがとう

GJ!!

15 :名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 00:08:52 ID:uexOkeKO
4年ぶりにさせてあげて、ネコ!!

16 :名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 02:35:32 ID:DW9ask84
ネコが強かになってよかったなぁ。GJ!

17 :名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 21:51:15 ID:IgpbJbeL
エロを期待して開いたら、すんごくいい話で困った
GJ!!

18 :名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 22:53:06 ID:2I8kg0To
コピペが元だからともっとネタに走るかと思っていたが、いい意味で裏切られた。惜しみないGJを!

19 :名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 13:02:09 ID:XcImd1Ki
GJ!!

くそう、GJすぎてエロを期待してからぶった性欲をどこにぶつけていいやら

20 :名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 15:22:19 ID:w6j0cgNL
やはりこの手の再会エロはそりゃあもう濃厚に…ww

21 :名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 21:56:01 ID:cNluh0LE
gj。

22 :名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 23:55:40 ID:FwG5yrsz
駄SS乙

23 :名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 17:21:41 ID:mtuiSXir
>>20
そりゃあ溜まりに溜まったもんをドバッと。

24 :名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 11:00:22 ID:v9ncz1xH
>>23
見ちゃった!!ドバッとw

25 :名無しさん@ピンキー:2009/10/20(火) 18:04:19 ID:rqMlVpuT
子供を誰かに預けて一日中繋がりっぱなしか…

26 :名無しさん@ピンキー:2009/10/20(火) 19:18:07 ID:5f7L6oXF
いや、娘も一緒に・・・

27 :名無しさん@ピンキー:2009/10/20(火) 19:57:49 ID:2qU25h+K
>>25
ミャーちゃんは、俺が引き取る。
ハァハァ

28 :名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 02:11:40 ID:+6kKPpeG
保守

29 :名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 00:03:29 ID:pICKOIwd
金くれ

30 :名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 13:58:11 ID:d1seYzyi
ネコの作者さんとあやしいバイトの作者さん同一人物だったのか

つまりはGJ

31 :名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 19:07:43 ID:04L2YZEX
お金も女の子も欲しい

32 :名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 07:45:41 ID:iFoilyis
やっと見つけた……

33 :名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 15:13:41 ID:peAm64GF
ちょっと上に行こうぜ

34 : ◆HQa5BnLxJ. :2009/10/29(木) 23:13:39 ID:3jC6XDMO
保管庫からお知らせ

現在、多数のプロバイダに規制が敷かれ、投稿不能になっています。

エロパロ板総合情報室 10号室
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1239193007/841

・作者様で投稿できないという方は、保管庫管理人にご連絡ください。
代行投稿をいたします。
・読者様でコメントしたい方のため、とりあえず保管庫の目次ページにのみ
コメント欄を設けました。
ここに書かれたコメントを、保管庫管理人が代行書き込みいたします。

なお、したらばエロパロ避難所にも「書き込み代行スレ」があります。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/2964/1060777955/

また、規制が長引くようであれば、したらばエロパロ避難所にスレを立てるのも
一方法だと思います。
http://jbbs.livedoor.jp/movie/2964/

35 :名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 02:34:57 ID:dmJsjo73
会社が倒産し身を売るしかないお嬢様をライバル企業の御曹司の同級生が…

36 :名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 00:17:50 ID:CjUij+b/
ごしゅだい?

37 :名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 12:22:11 ID:DF4ESU//
ゆんちゅ?

38 :名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 19:10:55 ID:MkZJV2Ax
ぷいぷい?

39 :名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 18:09:59 ID:BVZK5jeS
さーて、書くか。

40 :名無しさん@ピンキー:2009/11/13(金) 09:16:04 ID:sevdWv1r
金くれ金

41 :名無しさん@ピンキー:2009/11/17(火) 17:48:19 ID:YH5ebTUv
外伝、来ねえかな

42 :名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 21:31:42 ID:ZDCuNi+q
定番のコピペ

こないだ溺れた女助けたのよ、そしたらそいつ自殺なんだと。笑った!
溺れた事隠す為に嘘偽っちゃって、マジ最低!
食べるのに困ってる?今時そんな!ここ日本だぜ?
そいつホテルに連れ込んで抱いたら涙流してやんの。
何その演技!生きててよかった?そのセリフでイクなんてどんなプレイよ?
俺そんなにテクねぇし、演技そこまでするか?普通?
で、家に送ったらなんと小学生の娘が。二人暮し?その娘も痩せててこれまた親子揃ってダイエット?
痩せれば可愛いとか思ってんの?むかついて、高カロリーピザ3人分取ったら泣きながらばくばく食ってんの。
3日ぶりの食い物?爆笑!何そのバカ演技?次の日苛めようとそいつのアパートに行ったら、
友達?○×商事の2人がドアの前にいんのよ。はは〜ん、こいつらあの女の友達か、孤立させてやろう。
200万ずつやる二度とここ来るなって渡したら、ぽかんと口あけて「へい」爆笑!
金で友達売る?馬鹿?類は友を呼ぶっ?
その母娘にいろいろ食わせてぶくぶくにしてやろうと1ヶ月食べ物与えて軟禁状態?
ちょっとヤバイけど友達も電話もねぇから通報も無理。
娘の勉強みてやる振りして実はプレステで二人ゲームしてたね。
ゲームやったことねぇなんて娘まで嘘つき!
東大でも行くつもり?勉強してればいい子?ゲームぐらい誰でもやれるっての!
娘が寝た後、女を陵辱。ブランドの服着せてOL痴漢プレイしたくて服買ったら
また泣いてほんとバカ!たかが服で泣く女なんていねぇし。
で、最大の意地悪やっちゃいました昨日。
女の名前やだあきこってタレントと同姓同名。調子乗るなっやだに失礼だって!
俺の苗字わだで強引に籍入れてやってわだあきこにしてやた!爆爆爆
ざまミロ!あきこ大泣き!ここまでしてくれるなんて?悔し涙?遅い遅い俺に嘘ついた罰です
一生俺のマンションで暮らせ!脅したら娘が俺のこと涙目でパパ♪て
アホか、俺日本人、勉強して英語話せるふりか?
夏休み絶叫マシンに乗せ、泣き叫ぶ母娘のビデオ撮影してやる!



43 :名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 18:24:08 ID:YWsYBu3B
>>42
SS化期待

44 :名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 17:41:36 ID:2JOFHfut
前スレでも見た気がする

45 :名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 23:39:15 ID:MApUy31K
好きなコピペだがパパって英語じゃなくて中国語だよな。といつも思う。

46 :名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 01:49:48 ID:RVK5lyfz
>>45
ちゃんと英語にパパ・ママはあるぞ。
一般的には「Mam」「Dad」、甘えた感じでも「Mamy」「Daddy」だが、たまーに5歳以下の幼女とかが「Pappy」って言ってるの見かける。

47 :名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 12:37:08 ID:qSdj9sHM
>>46
パピイと聞けば佐々木光太郎を思い出す




……いや、忘れてくれ

48 :名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 16:47:33 ID:ntw94DxO
Hey pappy!!
Go pappy!!

そんなゲーセンに通った15年前。

49 :名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 18:10:35 ID:0hwsH4nT
金持ちの動物に拾われるんですね。

50 :名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 23:48:41 ID:ZlxsG110
>>45
中国語(北京語)にもパパ/ママ、というか日本人が聞くとパーパ/マーマに聞こえる言葉があるが、
いまのところこれらは印欧語族のものとは無関係に、別個に発達したものと考えられている

英語のPapa、Mama、はフランス語経由で語源はラテン語までたどれる

「パパ」とか「ママ」とかは幼児が発音しやすい言葉なせいか
世界中のさまざまな言語に両親を表す似たような語彙がある

日本で使うパパ、ママの由来については諸説有るけど
明治の半ばに西洋かぶれの華族が使いはじめたという説が有力

51 :名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 12:37:19 ID:jVI8tZgO
飯を「まんま」と言うのも、子どもがマ行を言いやすいからと言われてるな。

52 :名無しさん@ピンキー:2009/11/25(水) 16:57:30 ID:qxre/PnM
>42
定番以上、むしろスレのシンボルに近いコピペだな。

53 :名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 21:50:52 ID:U8GnEhBp
そのコピペ。プレステとか書いてる辺り
結構昔からあるのかな

54 :名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 20:20:29 ID:ZE4Q/wDq
いつからパパママについて語るスレに…

55 :名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 00:18:19 ID:KRoRF4HY
金くれ

56 :名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 23:38:58 ID:17UEFXCb
ねぇ、家が抵当に入ったから泊めてくんない?

57 :名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 15:36:41 ID:yuyIrVbW
あいょ、んじゃ俺ソファーで寝るから

58 :名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 23:47:38 ID:gVfrGJw1
んじゃ俺床で寝るわ

59 :名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 09:41:33 ID:7P+KFqBn
じゃあ俺はこたつで

60 :名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 09:51:10 ID:pn+lKl3N
コタツで寝ると風邪引くわよ

61 :名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 15:18:40 ID:ZbYr+dJ5
ねぇ…泊めたお礼をとか、言わないの?

62 :名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 19:31:25 ID:+jZ0vjmn
>>61
そういうのは、そっちから言うもんじゃあないのかい?

63 :名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 10:27:08 ID:sUeEHILZ
見返り要求するよーなちっさい男には頼んないわ


…でもそんなとこで寝たら風邪引いちゃうから、一緒に、ねよ?

64 :名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 13:00:41 ID:ZOCc7B9y
Zzzz…

65 :名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 15:46:06 ID:fqVfVxV3
>>64
え?寝ちゃった……の?
そうだよね。私が意識し過ぎなだけ……だよね。

66 :名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 00:05:04 ID:hSP/rTkT
あーっ、やっと寝やがったアイツ…

同じ部屋で寝られるかっての
無防備に寝てんなぁ…




襲うぞ、コラ

67 :名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 16:57:22 ID:PoVeyJxr
( ̄ー ̄)なんて言った?

68 :名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 01:08:42 ID:Z41Ug65d
おまっ…起きっ!?!?!?

69 :名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 19:55:13 ID:6LHajjcy
(ニブチン。されて困るようなら女友達ん家に泊まるわよ)

70 :名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 22:25:16 ID:7hizJWs8
されて困らないって、要するに、どーゆーコトだよ

71 :名無しさん@ピンキー:2009/12/14(月) 10:02:02 ID:7nVolktM
バカ、だからあんたはニブチンなのよ。
一つだけ言うなら、あんた以外の男の家なら行かなかったわ。これで分からないなら、もう知らないからね!

72 :名無しさん@ピンキー:2009/12/14(月) 20:23:38 ID:uMxLWQX0
正直この流れがキモいと思ってるのは俺だけじゃないはず。

何か燃料投下があれば打ち切られてくれたんだろうけどなぁ

73 :名無しさん@ピンキー:2009/12/14(月) 20:42:40 ID:T2ByjFLu
保守は必要なんだし、自分の趣味にあわないと言うだけの理由での
愚痴混じりのゴミレスより万倍ましだろw

74 :名無しさん@ピンキー:2009/12/14(月) 22:03:07 ID:B2wJT1mn
板間違えたのかと思った

75 :名無しさん@ピンキー:2009/12/15(火) 00:17:48 ID:TdwIhP9i
まぁニブチンって聞かないよな

76 :名無しさん@ピンキー:2009/12/15(火) 09:26:51 ID:AKM8YsG8
ttp://ameblo.jp/good006/entry-10408873312.html
これ読んで真っ先にこのスレが出てきてしまった

77 :名無しさん@ピンキー:2009/12/15(火) 15:51:19 ID:GZsy2KWO
>>72
じゃあ何で投下しない?

78 :名無しさん@ピンキー:2009/12/15(火) 17:43:59 ID:/G7dBwaP
男も女も貧乏なのはスレ違いなのかな?
貧しい男が更に貧しい女を〜って感じの話を書いてみてるんだけど。

79 :名無しさん@ピンキー:2009/12/15(火) 19:34:46 ID:butBZZt4
ぜんぜんオッケーっすよ

80 :名無しさん@ピンキー:2009/12/15(火) 21:01:17 ID:/G7dBwaP
>>79
ありがとう!頑張って完成させます。

81 :名無しさん@ピンキー:2009/12/15(火) 23:21:15 ID:JnSuu5jj
電車代で救われた女の子とか、弁当代で救われた女の子もいたことだし、
金額の多い少ないじゃないよね。

82 :名無しさん@ピンキー:2009/12/15(火) 23:34:24 ID:yBie63EB
大事なのは気持ちと行動

83 :名無しさん@ピンキー:2009/12/16(水) 00:12:11 ID:ru58SxKS
今日、残業してて、お腹空いた…って呟いたら向かいのデスクの先輩が
自分の夕飯用のコンビニパンを分けてくれた。


全然好きとかじゃないけど、ほんのちょっっとだけときめいた。

空腹ってすげーww

84 :名無しさん@ピンキー:2009/12/18(金) 07:57:10 ID:UvhpgCpn
>>83
猿の時代から、一番人気のプレゼントは食べ物だからな。

85 :名無しさん@ピンキー:2009/12/19(土) 13:38:42 ID:UUfFMSu4
>>84
お腹を空かせてる女の子にご飯をわけてあげる話を妄想したが
一周してアンパンマンになっちまった

86 :名無しさん@ピンキー:2009/12/19(土) 14:41:15 ID:lGt2IVyY
半周で停めろよw

87 :名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 16:45:59 ID:xGBVQiSH
>>85
「ボクの精液を飲みなよ」
こうですね。

88 :名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 11:44:34 ID:u5My5rmr
>>87
その場合ジャムおじさんが新しい『ナニ』を投げたり、
アンパンマン号の形がアレで殆どマーラー様状態だったりする訳ですね?判ります。

89 :名無しさん@ピンキー:2009/12/25(金) 08:33:43 ID:Ct2H+OH9
クリスマスと言えば、マッチ売りの少女ですね

90 :名無しさん@ピンキー:2009/12/25(金) 12:49:04 ID:3BYVOcGv


91 :名無しさん@ピンキー:2009/12/25(金) 14:54:22 ID:rAMvKYhV


92 :名無しさん@ピンキー:2009/12/25(金) 17:08:17 ID:kcdTs7Z+
>>89
拾いたい。

93 :名無しさん@ピンキー:2009/12/27(日) 23:18:29 ID:8ZkAiyhs
金(正日)の力で困ってる女の子を助けてあげたい

94 :名無しさん@ピンキー:2010/01/06(水) 11:05:50 ID:6dNjfxsI
テポドンあるいは拉致ですねわかります

95 :名無しさん@ピンキー:2010/01/07(木) 09:43:17 ID:OVTuQ84r
性欲が強くて悩んでる子に金の延べ棒を抜き差し……

96 :名無しさん@ピンキー:2010/01/13(水) 00:52:58 ID:fEzZCPSb
差し出しじゃなくて抜き差しかよw

97 :名無しさん@ピンキー:2010/01/17(日) 01:53:05 ID:hkF61nBD
ほしゅ

98 :名無しさん@ピンキー:2010/01/19(火) 04:09:16 ID:dmr9b/cR
やっぱ奴隷娘が金持ちに身請けされる話とかは王道だよな

99 :名無しさん@ピンキー:2010/01/24(日) 10:51:46 ID:wPaCIg39
保守

100 :名無しさん@ピンキー:2010/01/25(月) 00:23:26 ID:FONj8X9U
100



101 :名無しさん@ピンキー:2010/01/25(月) 23:29:57 ID:tRaHhqUD
>>100
円のところは
サイコロでドンになったりスムになったりするんですね、わかります。

102 :名無しさん@ピンキー:2010/01/30(土) 01:04:21 ID:vSoVlFtL
5億円当たったらどうする?

103 :名無しさん@ピンキー:2010/01/30(土) 09:26:14 ID:tVw78bwQ
とりあえずうまいぼう買い占める

104 :名無しさん@ピンキー:2010/01/31(日) 19:07:00 ID:ynLjQ/Fg
何味が好きなの?

105 :名無しさん@ピンキー:2010/01/31(日) 23:57:02 ID:2IpWOKZh
明太子が一番と思う

106 :名無しさん@ピンキー:2010/02/03(水) 00:00:01 ID:c7AdFih0
ぐすっ…お金がないよぅ
おにいちゃん、うまいぼう買って…?
コーンポタージュな

107 :名無しさん@ピンキー:2010/02/03(水) 04:14:49 ID:ewsM5R0L
悪いな、在庫はぶたキムチ味しかねーや。

108 :名無しさん@ピンキー:2010/02/03(水) 18:25:05 ID:gLze1HcV
なら僕のうまい棒をあげるから家においで

109 :名無しさん@ピンキー:2010/02/04(木) 12:59:23 ID:PKfXN3nI
なんだ、かっぱえびせんじゃん

110 :名無しさん@ピンキー:2010/02/06(土) 21:48:23 ID:onFE0682
小ちゃ!

111 :名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 23:03:14 ID:NyE3GAye
可愛い

112 :名無しさん@ピンキー:2010/02/14(日) 21:40:13 ID:kCBDGENu
チョコ買うお金もありません!

113 :名無しさん@ピンキー:2010/02/18(木) 08:46:11 ID:QEH2z5kq
そーいや、チョコ買うお金もない女の子の話あったね
懐かすぃ

114 :名無しさん@ピンキー:2010/02/22(月) 00:58:52 ID:wM0o8G87
リアル不況・・・

115 :名無しさん@ピンキー:2010/02/26(金) 03:05:47 ID:rF01v937
ちょいと聞きたいんだが、保管庫がなんか変なんだ。
ページを開こうとしたらほぼ白一色の広告ページになって読めない。

ウィルスか何かなのか?

116 :名無しさん@ピンキー:2010/02/26(金) 09:49:07 ID:O2mfy6ED
携帯からだけど、普通に見れたよ?

117 :名無しさん@ピンキー:2010/02/26(金) 12:50:04 ID:O7/fJ5dP
保管庫管理人です

PC・携帯から閲覧してみました。
確かに、広告が左上に小さくスルロールするだけ の画面になることがあります。

GENOウィルス対策として、私が使うPCは全て、初期設定 JavaScript禁止 となっており
問題なく見ていました。
携帯で異常がないのも、JavaScriptが効かないからだと思います。

しかし許可モードにすると、ご指摘のようになりました。
そしてこれは「金の力」保管庫だけで、他に持っているwikiでは発生しませんでした。

…ここまで書いてきて、なんとなく思い当たるふしが…
ウィルスではないけれど、たぶん私の設定ミス…

すみません、なるべく早く元にもどします。
教えていただいてありがとうございました。

118 :名無しさん@ピンキー:2010/02/28(日) 02:40:35 ID:xScPMQkY
昔ここで書いてたんだけど、
久し振りに投下してみようと思った。

あの頃の構想が全部飛んで手また別のものになりそう。

119 :名無しさん@ピンキー:2010/03/03(水) 09:21:54 ID:ycA6nUo3
>>118
待ってる

120 :118:2010/03/04(木) 02:29:28 ID:knn2ebiN
自分の投下したモノが1年以上前だったのがびっくりした。
自分の投下したモノに期待してたあの人は風邪をひいてないだろうか?


軽く添削してからから投下するよ!

121 :名無しさん@ピンキー:2010/03/04(木) 03:01:31 ID:knn2ebiN
携帯の小うるさい目覚まし音が、耳元で鳴いている。
枕もとをまさぐり、半分寝ている状態でボタンを押して目覚ましを止めた。

「……どこだ?」

まず視界に入って来たのは、見慣れぬ歪んだ天井。
歪んでいるのは天井ではなく、自分の目だと気付くのに時間はかからなかったが。

「……あー。爺さんの家か」

意識が覚醒していくにつれ、昨日何があったのか思い出してきた。

爺さんのもてなしを受けて、もうすぐ夜更けだからと泊まる事になった俺と雫。
風呂をもらった後、疲れて眠ってしまった雫を布団に移して、自分もほかの部屋に移った。
明日はいろいろ忙しくなるだろうと踏んで、目覚ましを切らずに自分も就寝。

「……5時半? 」
「正確に言うと5時32分ですね」
「そりゃどうも。早いんだな雫」
「持ち主様だって早いじゃないですか」
「そりゃ、今日はいろいろと忙しくなると踏んだからな。
 それよりいくつか質問があるんだが、なんでここにいるんだ雫? 」

借りた寝間着を着たまま、雫は俺の横でただ座っていた……寒そうに体を軽くふるわせて。

「持ち主様がここにいると聞いたので。道具である以上、持ち主様のそばを離れるわけにはいきません」
「それはご苦労なこって……持ち主様って何だ? 」
「私は道具、あなたが持ち主様です」
「……ご苦労なこって。さて、疑問が解けたところで」
「?……キャ! 」

布団から抜け出し、逆に雫を無理やり布団に押し込む。

「何寒そうな格好して座ってんだタコ。今日はお前の用事で色々と駆けずり回るのに、
 自分から体調崩すようなマネをするんじゃねーよ」
「……私の用事…ですか? 」
「俺の道具になるにあたって、当面必要なものの買い出しだ。
 下着や洋服、学校で必要な道具だのお前が仕事するための道具だのと。
 自分の状況をよく考えてみろ。文字通り身一つだろうが」

爺さん曰く、雫の家は燃やされている。
本人はそのことを黙っていたが、黙っているって事は本当のことなのだろう。
さっきも言ったとおり、文字通り身一つなわけで。
今日は色々と駆けずり回る日になるだろう。

「とりあえず俺が戻ってくるまで布団の中で待機。持ち主の言うことは絶対だ。わかったな? 」
「はい……」

軽くうなだれて布団にもぐりこむ雫を背に、俺は居間へと向かった。

122 :moon buy:2010/03/04(木) 03:02:09 ID:knn2ebiN
特にやる事もなく時間が過ぎてゆき、爺さんの家で朝食を済ませた後、
俺と雫は組員Aもとい、烏丸に送られてある大型百貨店についた。

「それじゃ、用があったら電話下さい」
「ああ、悪かったな」
「ありがとうございました」

車の窓ガラス越しに頭を下げて、烏丸はカーブの向こうに消えた。

「とりあえず社長室に向かうぞ」
「社長室…ですか?」

不思議そうに首を傾げる雫。
……そういえば言ってなかったな。

「このデパートの漢字をひっくり返してみろ」
「えっと、夜星……星夜…あ」
「そうゆうことだ」

大型百貨店『夜星』。
ここが星夜流の出発点。自分の苗字を使うのは面白くない。
でも自分が建てたという意味は残したい。安直な考えではあるが、それくらいが丁度いい。

「首が挿げ替えられたって言うニュースはまだ聞いてないからな。たぶん俺の元秘書、現社長がいる筈だ」
「元秘書……ですか」
「なかなか有用な奴がいなかったからな。
 俺の仕事についてこれたのがあいつだけだから後釜に座らせただけだ。
 ……ああ、一つ言い忘れていたが。役立たずな道具はいらない。意味はわかるよな?」
「はい……」
「精々がんばりな。あの時素直に金を受け取らなかったこと、後悔させてやるよ」

不味いな。スイッチが入っちまった。経営者としての星夜流になっちまった。
……あれ?どこがまずいんだっけ?

鬼が悪戯を思い付いたらこんな顔になるんだろう。凶悪な笑みが顔面からはがれない。

「……精々、頑張らせていただきます。あの時私を拾った甲斐があると、
 絶対に思わせて見せますから」

一瞬、凶悪な笑みが凍った。
次に浮かんだのは、挑戦的な笑みだった。

「ほぉ、言うねぇ……その言葉、絶対に忘れるなよ」

絶対に後悔させてやる。
……アレ?オレコンナニサドダッタッケ?

「……まぁいいか」
「?」
「ああ、独り言。今日は記念日だ。
 好きな物を好きなだけ買っていい。好きなだけ贅沢に溺れろ」
「いいんですか!? 」
「ああ、今日という日を楽しめ」
「ありがとうございます! 」

気楽にはしゃぐ雫を見て、ある言葉を飲み込んだ。
明日からは……地獄の方が生温い日々が続く。
そんな言葉を。

123 :名無しさん@ピンキー:2010/03/04(木) 03:08:49 ID:Fzu71wCS
おわり?

124 :moon buy:2010/03/04(木) 03:15:08 ID:knn2ebiN
「……」
「どうかしたか?」
「……なかなかお目にかからない部屋だなと思って」
「こんな部屋があるのはここだけだろうよ」

暇があってはあんまりいけない部屋。
そんなドアプレートの掲げられた部屋をノックする。

「はーい。どうぞー」

数秒後にドア越しから返事をされた。
存外お暇なようだ。

「暇そうだな」

ドアを開けて、第一声が、
『失礼します』ではなく『暇そうだな』ってのはどうかと思うが。
それはともかくとして、部屋の主は机の上に山積みにされた書類に埋もれていた。

「いえいえ、全然暇ではないのですが」
「その程度の書類で暇じゃないとかどれだけトロいんだ」
「……先ほどから何様のつもりですか?」

おやおや、存外ご機嫌斜めの様子。
そんなことは知らんがね。

「何様だろうな?最低でもこの会社の元社長のつもりではあるが」
「元社長でも現社長でもこの書類の……元、社長!?」

書類の山の上に顔を出して俺の顔を確認しようとしているらしい。
……机の上に1メートル近くも積んである書類じゃあ、140の身長では無理だろう。
ピンと伸びた白髪の寝ぐせがかすかに見えるだけで、
諦めたらしくトテトテと机を周り、俺の顔を見て驚いていた。

「社長!」
「社長はお前だ。気分どうよ?」
「最悪です!連絡の一つもくれたっていいじゃないですか!」
「連絡しないのはいつも通りだろう」
「それはそうですけど……」

なんかもう諦めた表情でうなだれるのは、
大型百貨店『夜星』の代表取締役、桜井綾乃。
早い話がこのデパートの社長だ。
俺の仕事についてこれたのは実質コイツだけで、
俺が抜けると経営が傾くということで、コイツに後釜を座らせたわけだが。
新人社員に迷子と間違えられて、
迷子センターで社員が土下座をしたという、下らないエピソードがあるのは社員の間で有名な話だ。


「……楽しそうだな?」
「ええもう本当に……お茶の用意をいたしますので」
「よろしく」

そんなに長居をするつもりはないが、
そんな言葉を飲み込んで、ドカッとイスに座り込む。

125 :moon buy:2010/03/04(木) 03:16:04 ID:knn2ebiN

「……そちらの方は?」
「ああ、紹介が遅れたな。コイツは立花雫。あとは察しろ」
「立花雫です。よろしくお願いします」
「ああこれはご丁寧に。桜井綾乃です……って違う!」
「……何がだ?」

灰皿があったので、ここはまだ喫煙所だと勝手に思い込んで煙草を吸う俺。
乗ってないのに突っ込む綾乃。
なんかもう色々と諦めたような雫。
……久しぶりにカオスだな。

「『奴隷を拾って夜な夜なSMプレイでガンガンに痛めつけている』
 という噂は本当だったんですね!?」
「随分とまた楽しそうな噂を……」
「だってお爺ちゃんに聞きましたよ!?『あのサドガキ、やりおるわい』って、
 大声で笑ってましたよ!? 」

近くに置いてあったであろう自分のハンドバッグを右手に装備して、
俺に殴りかかってくる綾乃。
いくらバッグでリーチを伸ばそうとしても、140の身長じゃ175の俺には届かない。
煙草を口にくわえながら、右手で額を抑え、左手でバッグを抑える。

「で、いつまでそんな下らない冗談に付き合うつもりだ?」
「……冗談なんですか?」
「残念かどうかは知らないが、爺さんのいつも通りの冗談だろ」
「……あの、お爺ちゃんって?」
「ん?……ああそうか。コイツは桜井源三―――あの組の爺さんの孫娘だよ」

この街に昔から根付いている桜井組。
その二十だか三十だかそれくらいの代で看板をしょってるのがあの爺さん。
俺が生まれる前は相当なやんちゃだったらしく、
曰く『一人でこの街の全ての組を潰した』
曰く『目をつけられたらその日に消える』
曰く『趣味は面子』
……なんだ最後?
まぁそんな曰くがあるからこそ悪鬼と呼ばれていたわけで。
年をとるとかなり丸くなるらしい。
今では近所のガキどもと遊んでるとか何とか。

いつまでも疑問をもった雫にコイツと爺さんの関係を教えてやると、
案の定、雫は驚いていた。
……なんか飽きてきたな。
財布と携帯を雫に渡す。

「雫。色々と時間かかりそうだから先に楽しんで来い。
 雑貨はカード、飯が食いたくなったら現金だ。」
「……連絡はどうしましょう?」
「こっちの携帯の番号がそれに入ってる。マナーなんかにするなよ」
「はい。行ってきます」
「あー……ちょっとまった」

ドアを開けようとした雫を止めて、胸のポケットからメモ帳と印鑑を取り出す。
メモを一枚ちぎって印を押し、雫に渡した。

「……これは?」
「紹介状みたいなもんだ。支払いの時に見せればわかる」
「はぁ……」


126 :名無しさん@ピンキー:2010/03/04(木) 03:17:07 ID:knn2ebiN

首をかしげているが、これは慣れてもらう他無い。
こんないい加減な性格で、よくもまぁ色んな企業を立ち上げたもんだと自分でも感心する。

「……時間は有限だ。とっとと行ってこい」
「はい。行ってきます」

頭を下げて、雫は静かに扉の向こうへと消えた。

「……相変わらずですねぇ」
「三つ子の魂百までだろ?諸説あるが、自分の性格は変えられないってのが持論だ。
 ……そもそも変えようとか思った事もないしな」
「……本当に相変わらずですねぇ」

諦めたような声色をしながら、ようやく俺に攻撃するのをやめた綾乃は、
バッグを定位置に戻し、紅茶の準備をし始める。

「アールグレイですよー」
「赤く染まれば何でも紅茶だ」
「……紅生姜はどうですか?」
「そんなものより砂糖をよこせ」

煙草の火を灰皿に押し付け、よどみなく注がれてゆく紅茶をみる。
6分目まで注がれたカップに、スティックシュガーを5本まとめて投入。
スプーンでかき混ぜるが、2本分くらい解けなかった。

「……糖尿病になりますよ?」
「沈みたがってるんだ。気にしねーよ」

軽く紅茶の香りを楽しみ、チビチビと飲む。口の中が甘くなってゆき、最後の方はジャリジャリしていた。



127 :moon buy:2010/03/04(木) 03:17:31 ID:knn2ebiN

そんなこんなをして1時間ほど経った頃だろうか。ポケットに入れてあった形態が振動し始めた。
画面を確認すると「バックアップ」の文字。雫に渡してあった携帯のことだ。

「どうした?」
「……星夜、流だな?」

聞こえてきたのは雫の声ではなく、電子的な音……ボイスチェンジャーか?

「……それが、何か?」
「女を預かった。3億持って港区の三番倉庫に来い」
「……随分と楽しそうな事をしてくれる。時間は?」
「1時間だ」

それだけ言って、電話を切られた。
……三番倉庫?

「どなたでした?」
「知らない人。急で悪いがヘリを借りたい」

そんな会話をしながら俺はメモ帳に、ある数字と記号を書き込む。

「……どうかなされました?顔色が悪いですが」
「気にするな。それよりちょっと急いでくれ、ついでにジェラルミンケースとカッター。
 ホットの缶コーヒーと癇癪玉も頼む」
「かしこまりました」

煙草に火をつける。
肺から出される紫煙とともに浮かぶのは、雫の顔。

「ちゃんと着いてってやればよかったかねぇ」
「何がですか?」
「こっちの話。ヘリは?」
「ちまちま使ってますからねぇ、10分ほどでしょうか」
「わかった」

……地獄の方が生温いとは思ったが、さすがにこれは想定外。
俺が見せる地獄ってのはあくまで『社会の厳しさ』だった。
命を危険にさらす? そんなつまらないことを誰がしたいのか聞きたいもんだと。
……さて、この先雫はどうするのか。
危険を恐れて俺から離れるか、自分の言った言葉に縛られるか。どちらにせよ、俺の道具である以上まずは救出だな。

「綾乃、こんな用事」
「……!」

そう言って、俺は先ほどのメモ帳を渡す。
3233"23.82132112.735145.3.351325
こんな風に書かれたメモ帳を凝視し、驚きの色を隠せないでいた。

「爺さんよろしく。他には誰にもしゃべるな」

そう言って俺は煙草の火を消し、屋上のヘリポートへと向かった。

128 :道具の人:2010/03/04(木) 03:18:43 ID:knn2ebiN
以上投下終了
こんな時間に待っててくれた人いたのねorz

129 :名無しさん@ピンキー:2010/03/04(木) 13:33:08 ID:IE/I5yiX
GJ
ひさびさにキター!
楽しく読ませていただきました。
続きをお待ち申し上げます。

130 :moon buy 次回予告:2010/03/06(土) 05:49:41 ID:VoBWvvyR
「これも運命、なのかのぅ……なぁ、彗?」

星夜と書かれた、墓の前で佇む源三。


「お久しぶりです、星夜社長?」
「社長はもうやめたよ」
「……そうやってお前は―――」

かつての部下との対峙。

「教えてやるよ。この男はな―――」
「―――!」

雫に明かされた、悲しき事実。

「……お前には、俺を殺す権利がある」
「私は……」

葛藤の果て。
一人の男と一つの道具は、どんな答えを導き出すのか……




次回もお楽しみに!

※開発中の文につき、予告なく変更される恐れが(ry
※作者(恥ずかしさのため)発狂中につき、まーた1ねn(ry

131 :名無しさん@ピンキー:2010/03/06(土) 11:13:33 ID:PRFvsXqd
作者殿 何を恥ずかしがっておられるか
別スレでエロシーン書いて発狂して頓挫した自分よr(ry

金の力で〜 と 女の子と二人きり〜 でかぶってる住民いない…よね…?

道具の人、続編おまち申し上げます。

132 :名無しさん@ピンキー:2010/03/06(土) 16:38:04 ID:mFcOrOd5
>>131
ん、私のことか?

133 :名無しさん@ピンキー:2010/03/06(土) 18:17:03 ID:tBFx5qSf
>>131
かぶってますが何か

134 :名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 02:36:41 ID:XqzqDpc7
か、かぶってねえぞ!

135 :名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 06:30:08 ID:lFRHhV4m
>>131
かぶってますが?

136 :名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 09:44:02 ID:p1XHUt4G
>>131
作中の名字を同じにしたのに
な ぜ 気 付 か な し

137 :名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 15:23:47 ID:5qDNh6/V
ごめ、正直気がつかなかった。
むしろ、「かぶってる住人はいない。同じ苗字だとしてもそれは自分の考えすぎだ」
と言い聞かせて、「別世界の他人なんだ」と無理矢理納得させてました。

ああもう、気付よ自分っ

これ以上はスレチになるので、
今度なにか詫びのSS作ってきます…

138 :名無しさん@ピンキー:2010/03/20(土) 17:53:10 ID:ROaSybg5
保守

139 :名無しさん@ピンキー:2010/03/26(金) 02:09:24 ID:z2JPOlPO
保守

140 :名無しさん@ピンキー:2010/03/28(日) 04:13:47 ID:ArvG2nvI
お金大好き

141 :名無しさん@ピンキー:2010/03/28(日) 23:15:18 ID:+WeJLxFq
書き手期待age

142 :名無しさん@ピンキー:2010/03/31(水) 14:43:02 ID:5WvgfM4t
なぜ保守ばかり……

143 :エイプリルフール:2010/04/02(金) 00:19:57 ID:blyqBrFL
オレが寝るまでは日付は変わらない、のルール。
何レスになるかちょっとわからない。
NGは名前欄。

144 :エイプリルフール1:2010/04/02(金) 00:20:28 ID:blyqBrFL
「何も言わずに735000円貸して」
「朝からやってきていきなりその具体的な金額は何だ」
「……借金取りに追われてる」
いくらなんでもねーよ。
「はいはい」
寝起きの頭をぼりぼりかいて、肩を掴んでくるりと後ろを向かせた。
「ちょ、ちょっと!」
「おまえが借金? あり得ないだろ」
父と娘二人で暮らしている幼馴染みは小さな頃からしっかり者だった。
学校で必要な文房具を買うのだって、近所の老夫婦がやっている文房具屋に
買いに行く。定価だから逆に不経済だろう、と思ったら、
売り物にならなくなったパッケージが破れた消しゴムだのメモパッドだのを
もらえるから逆にお得なのだ、と言っていた。
スーパーではなく商店街で買い物をするこいつは肉屋にも魚屋にも八百屋にも、
なんでだか金物屋にも人気だ。
そんなやつが借金取りに追われる訳が無い。
「でも今日中に渡さないと……彼が」
「彼?」
思い出した。
先月からこいつはとある男にご執心だ。なんでもアマチュアだかインディーズだか、
何て言うのか知らないがバンド活動をやっているという男だ。ルックスもいい。
ただし女に汚いという噂がある。
食って捨てる、くらいならいい。
食って、絞って、しゃぶり尽くして捨てる。
親からもらった小遣いなんかじゃきかなくてバイト代を注ぎ込んでそれでもだめで
援交を始めた女もいた、と聞いている。
「おまえ、騙されてないか?」
「そんなことない! ほんとに必要なの!」
オレの手から逃げるようにして体を離すとなんと玄関に土下座しやがった。
「お願い。貸してください」
ごくりと生唾を飲み込む。
「何でもするから」
「何でも? 本当に何でも?」
顔を上げたそいつは涙で潤んだ目で、なんでだか微笑んだ。
「何でも。なんだったら」
手がオレのズボンにかかった。
「おい!?」
寝起きだ。スウェットだ。紐をといたらゴムウエストのズボンはあっけなく
引き下げられた。
さすがに寝起き直後ではないから下着の中身はおさまっているが、
こいつは躊躇無くトランクスも引き下げにかかる。
「待て! おまえなんで」
その、何とかいう彼氏のために金がいるんじゃないのか?
詳しくはないがアマチュアでライブハウスなんかにも立って活動をするなら
チケットをさばく必要だってあるだろうし、練習のためにスタジオを借りる金だって
かかるから、本人がバイトをしたくらいじゃ追いつかないって話は
何かで聞きかじったことがある。
おまえ、あれだろ。そういう話を聞かされて、あの女ったらしに喉かなんかを
くすぐられながら
「助けてくれないかな」
なんて言われたんじゃないのか?
もしかしたら。
オレに対してこんなことをするくらいなんだから、もしかしたら違うところを
くすぐられたのかもしれないけど。
そう考えた瞬間怒りが爆発した。

145 :エイプリルフール2:2010/04/02(金) 00:20:56 ID:blyqBrFL
足首に溜まっていたスウェットとトランクスを蹴り飛ばすように脱いで、
きょとんとしているこいつの首根っこを掴む。
「きゃっ! ちょ、ちょっと!」
無言で、靴を脱ぐ間も与えずに部屋に引きずり上げる。
「きゃあっ!」
そいつにいいようにヤラせて、金を作るためにオレなんかに色仕掛けまでしよう、
ってのか。
どうせおまえ捨てられるぞ。賭けたっていい。それこそ735000円賭けてやろうじゃないか。
さっきまで寝ていた敷きっぱなしの布団の上に転がす。
「わっ! ちょっと! 布団干してないでしょ!」
そんなこと言ってる場合か。
ミニスカートはしっかりまくれ上がってる。おあつらえ向きだ。ショーツごと
パンティストッキングも引っ張った。
「痛い痛い!」
破れはしなかったがどこかむりがあったのか、痛い、と声を上げる。
露わになった股のあいだにいきなり指を突っ込んでみた。
「ヒ……ッ!!!」
背中を反らしてぎくりと固まる。
濡れてない。
人の下半身見ておいてなんだよ、それは。こっちはすでに勃ち上がってるってのに。
キシキシとする柔肉をこね回しながら、上着をめくる。
「あ……」
真っ赤になって顔を逸らす。
いやがりもしない。
慣れてるって事か。
……なら遠慮は要らないよな。
ブラジャーのカップを押し上げて、つぶされたように出てきた乳房にむしゃぶりついた。
「あ、ああんっ!」
うっすら汗でもかいていたのか鼻腔が一気に女の匂いで満ちる。
小学生の頃から知ってるやつが女になってしまっている衝撃に
オレは悔しくて苦しくて、口の中の乳首をべろべろと舐めて転がした。
「あっ、あっ! あぁ」
ひくん、ひくん、と尻が揺れる。
きつかった肉襞は内側からのとろみのある液体でぬめりはじめて、
オレの指はスムーズに動き始める。
襞の先、茂みの近くの肉芽を探す。
「ひぃんっ!」
体が大きく跳ねて指が外れた。
いまの場所が当たりだ。もう覚えた。もう一度。今度は捕まえに行く。
「アぁあ! やぁ……っ そこ、やぁんっ!」
いや、と言いながら気持ちよさそうな声を出してる。
反対側の乳首にもかぶりつく。
唾液で濡れている乳首はもう片方の手でつまみ上げる。ぬるりと滑って
指が外れるたびに、ひゃう、なんて声を上げて体を震わせる。
指で捉えた肉芽がむくりと大きく硬くなる。
感じてるんじゃないか。
「735000円」
胸から口を離して言うと、動きが止まった。
おずおずとオレを見る。
感じ始めて、その先をほしがってる顔でオレを見てる。
「貸してやる」
オレは避妊具を使わないことにしてそのまま先端を潜り込ませた。

146 :エイプリルフール3:2010/04/02(金) 00:21:35 ID:blyqBrFL
「ああああああ!!!」
絶叫、だった。
手も足も突っ張らせて、ぎゅっと目を瞑って、こいつは体を捩りながら
布団をずり上がっていこうとした。
「逃がすかよ」
腰を捕まえる。
「あー、あーッ! ああア!」
手が助けを探すようにせわしなく動き回る。そして枕を掴んだ。
枕で殴りかかってくるつもりか。
だが。
こいつは枕をぎゅっと胸に抱き込んで、涙をぼろぼろ零しながら、逃げるのをやめた。
「……おい?」
「だい……じょうぶだから。早く」
抵抗はしない、とでも言うのか。あいつに渡す735000円のために。
あーあー。そうかよ。じゃあいいよ。
恐ろしく狭くてきついそこにオレは体重をかけるようにして自分のものを押し込んでいった。
ぬるぬるした液体まみれだから、オレのとこいつのは滑りながら交わりあうのに
なかなか先へ進めない。
その間もこいつはオレの下で悲鳴を上げる。声が漏れないようになのか、
枕にぎゅっと顔を押しつけているから、ひいひい、というか細い声だけが聞こえる。
レイプじゃんよ、こんなの。
だけどここで止められない。
何かどうしようもない壁を突き抜けたような感じと共に、ずるん、と奥へ入った。
「う、あ!」
「ヒいっ!」
思わずオレも声を出してしまった。
「い、た……」
まだぼろぼろ涙を零してる。
泣くほどいやなら何でオレのところに来たんだよ。援交や風俗よりましってか? 
でも多分一度じゃ終わらないぞ。次から次に金の無心をされるはずだ。
そのときおまえはどうするんだ。
きついそこからほんのわずか引き抜く。
「ひあああ!」
またすごい悲鳴を上げる。
「お、ねがい……ちょっと待っ……」
「何でもするんだろう?」
好きでもない男とヤるんだから馴染んでないのかもな。でもおまえが言ったんだ。
何でもするって。
オレは体を起こしてこいつの力が抜けきった太ももを抱えようとして……ぎょっとした。
目にした結合部分から出血していた。
「おい」
「……ん、ごめん。何でもするからいいよ。して」
「して、っておまえこれ」
初めてじゃないのか?
そう考えれば挿入時にあんな悲鳴を上げたのもわかる。なかなかオレのが
入っていかなかったのもわかる。
「いいの。いいから」
そんなに……。
そんなにあいつが好きなのか?
太ももを抱えて膝を曲げさせる。膝裏に腕を通して布団の上に両手をつく。
曲げさせた足を完全に広げた状態で固定させておいて、オレは上から下へと
腰を落とすように犯した。
いくら同意が得られていたって、犯しているとしか思えなかった。

147 :エイプリルフール4:2010/04/02(金) 00:22:21 ID:blyqBrFL
「あ、う… あぁ あん」
気持ちいいのかどうかもよくわからないような声が、オレが動くたびにあがる。
苦しげに寄せられた眉と半開きになった口が悩ましい。
突き入れるたびにぶるんと胸が揺れる。
ぬるぬるした部分を擦り合わせている内に背筋をむずむずした物が這い上がり始める。
「や、ば……」
さすがにこのままはやばい。
足を固定していた腕を抜いて、再び腰を掴み直して激しく抽送を繰り返す。
いよいよとなったらこいつをむこうへと押し上げてオレが思いっきり腰を引けば……。
「あ、あ! あああんっ! や、や… やぁあ」
ぶるぶるっ、と体を震わせ、尻までもを上下に小刻みにひくつかせて、
こいつは事もあろうに自由になった足をオレの腰に巻き付けてきた。
「う、わ。バカ! ちょっと離せ!」
「やんっ! やぁ やだああぁ ああ ぅうんっ!」
きゅきゅっ、と全体が締め付けてくる。
先端が奥のなんかざらついたあたりと擦れて、頭の中で火花が散った気がした。
「バカっ!」
「やああああっ!」
覆い被さるように倒れ込んで腰を引いたけど、半分ほどしか引きずり出せない。
おもいっきり中に出していた。
「おい、ちょっと起きろ」
「むり……」
むりでも起きろ。体を起こして中に出ちまったものを下に流せ。
背中を支えて起こしてやって、とろとろと溢れてくる白い物をティッシュで拭う。
ティッシュはわずかにピンクに染まった。
ぐったりした体はオレのなすがままだ。
ほつれた髪の毛が汗で額に貼り付いている。
こんな。
こんなことまでしておまえは金が必要だったのか。
「735000円だったな」
うっすらと目を開けてオレを見上げてくる。
それから目をそらすように部屋の時計を見た。銀行はもう開いてる。
そのくらいの貯金ならある。
次はわからないけど、今回は貸してやれる。いや、くれてやる。
「銀行に行くからついてこい」
のろのろと体を起こして身支度をするあいだにオレも着替えた。
ATMで金を引き出す。1cmに満たない厚さの紙幣を備え付けの封筒に入れて
「ほらよ」
とくれてやった。
「あいつのために使うんだろ。持って行け」
「うん……」
うん、と返事をしたくせに動かない。
「どうした?」
「あの、あのね。ちょっと付き合ってほしいところがある」
オレの返事を待たず、腕を引いて歩き出す。
連れて行かれたのは宝飾店だった。
「これ、見せてください」
オレの腕を掴んだままこいつはショーケースの中を指さした。
サイズがどうの石がどうの、と話をした挙げ句こいつはその指輪を買うことにしたらしい。
バッグから引っ張り出したのはさっき下ろしたばかりの現金。
「おい!?」
「ん?」
振り返ったそいつは700000万を店員に渡していた。

148 :エイプリルフール5:2010/04/02(金) 00:23:06 ID:blyqBrFL
「お釣り、いる?」
「いや、それはやるつもりで。そうじゃなくて」
その金はもうおまえにやるつもりで。
だっておまえは男に渡すための金に困っていたはずだ。
「ごめんね」
ちろりと舌を出して肩をすくめてこいつは言った。
「借金取り、っていうのはうそ」
「いやそれはわかってたけど」
ええー、と残念そうな顔をする。
「思わせぶりに『彼』とか言ったのに。なんで騙されてくれないのよー」
「いやだから借金取りは絶対うそだと思ったけど。その金は付き合ってる男に」
「は? 付き合ってる男? あなた以外に?」
「は? オレ? ってかあのバンドの男」
「それは誤解も甚だしいよ。友達に頼まれて何回かライブには行ったけど」
ええ?
付き合ってるって聞いたのはなんだよ。
二人で頭の上にはてなマークを盛大にとばしまくってるところへ
ラッピングされた小箱がやってきた。
「ありがとうございました。お幸せに。結婚指輪のご用命もお待ちしております」
笑顔で見送られて店を出る。
「なにごとだ、これは」
「うそをついてもいい日じゃないとこんな大金、くれって言えないじゃない」
「どういう……」
「だからあ」
小箱の収められた紙袋とバッグとを後ろ手に持ってくるりと振り返ったこいつは、
ぴかぴかした笑顔をしていた。
「給料の三ヶ月分」
「バカー! 貯金使い切る勢いでそんな買い物させるな!」
「だいきらいよ」
うふふ、と笑いながら言う。
こんちきしょう。
「ああ、オレもだいっきらいだ!」
オレも笑いながら言う。
「一生不幸にしてやる」
ん、と考える顔をして、それからこいつはオレに飛びついてきた。

おわり



改行をしくじるのはデフォ
金の力で助けたのかどうか定かでないのもデフォ

149 :名無しさん@ピンキー:2010/04/02(金) 01:23:21 ID:dVt3R3Si
バカで可愛かったwGJ!

150 :名無しさん@ピンキー:2010/04/02(金) 05:12:45 ID:UGQ281BY
GJ!ただ若干スレチじゃね?幼馴染み板の方がよかったかと思われ。

151 :エイプリルフール:2010/04/02(金) 09:04:57 ID:blyqBrFL
>>150
すまんかった


保管庫管理人様
スレチなんで収納は無しの方向でお願いします

152 :名無しさん@ピンキー:2010/04/02(金) 17:31:37 ID:YikCYzxs
別に完全スレチというわけでもないし、宙ぶらりんにさせることねーべ

153 :エイプリルフール:2010/04/02(金) 22:24:30 ID:blyqBrFL
IDが変わる前に書いておく

宙ぶらりんっていうのが何を指すのかわからないけど
保管庫ではスレのログも保存してくれている。
そうでなくてもググればキャッシュがひっかかる。
読めなくなるわけじゃない。

「作者の意向」が通るんであれば、この作品の補完は遠慮申し上げる。
スレッドの趣旨にそぐわない物で申し訳なかった。

154 :名無しさん@ピンキー:2010/04/03(土) 06:07:22 ID:Z5UujqkR
>>153
遅ればせながらGJ

お前さんは、良くも悪くも頑固だなあw
他の作品も早く読みたいよ
無理しない程度に頑張ってくれ
若干スレチすまそ

155 :名無しさん@ピンキー:2010/04/03(土) 22:25:59 ID:OeUiwO+t
あやしいバイトの人のところ閉鎖してる?

更新ブログのキャッシュ見てるとエイプリルフールに更新はしてたけど
それで何かあったのか?

156 :名無しさん@ピンキー:2010/04/04(日) 00:16:49 ID:xJ6+ELDR
意見してるのが、閲覧者の総意だと思わないでくれ
本当に

157 :名無しさん@ピンキー:2010/04/04(日) 00:21:54 ID:xJ6+ELDR
ああ、GJしようと思ってたのに!
>>153
GJ!
「金の力で困ってる女の子を助ける」にも、いろんな解釈あるんだなぁ
萌えた
気にせず己が一番萌えるものを書いていってくれ

158 :名無しさん@ピンキー:2010/04/05(月) 01:20:58 ID:KbEiUqwz
>>155
マジだ
閉鎖かよ
この前まで更新してたし小説全く保存してねえ


159 :名無しさん@ピンキー:2010/04/06(火) 07:02:14 ID:aQJ9EpAs
>>155 >>158

自分も気になってた

でも更新されてるみたいなんだよね
携帯だから?見られないんだけどorz

160 :名無しさん@ピンキー:2010/04/07(水) 01:30:26 ID:vmVtvGBH
パソコンから見ても同じだよ
毎日チェックしてた身としては、本当にショックだ

メールフォームも消えてるし、ブログにコメントも出来ない
作者は仲間内だけの公開に切り替えたのかね

ケチつけたやつにどうしても言いたい
取捨選択の自由のあるネット上の文章の演出にケチつける方がどうかしてる
嫌なら見なきゃいい
俺の楽しみを返せ

161 :名無しさん@ピンキー:2010/04/07(水) 01:49:36 ID:2Q2mydcv
せめてローカルに保存させてくれるだけの時間が欲しかった・・・・
すごく好きで日参してたのに・・・もう1回読みたい

162 :名無しさん@ピンキー:2010/04/07(水) 02:15:17 ID:FhjLc1GY
何があったかしらんが個人サイトのことについては
よそでやってもらえないだろうか。
スレ違いだし、このスレがこのままおな感と同じ末路を
辿るのも嫌だ。

163 :名無しさん@ピンキー:2010/04/07(水) 02:31:49 ID:S/WtjVgN
批評家(笑)は本当に害しか生まないゴミだなぁ
根絶やしにになってしまえば良いのに・・・

164 :名無しさん@ピンキー:2010/04/07(水) 15:15:01 ID:EsEgz98N
でも公開してるんだから、一回ちょっと文句言われたくらいで閉鎖って・・・って萎えた

165 :名無しさん@ピンキー:2010/04/07(水) 17:02:32 ID:vmVtvGBH
あやしいバイト、見れるようになってるw

166 :名無しさん@ピンキー:2010/04/07(水) 19:31:10 ID:Un4B1ls9
信じて待っててよかった!
より良くしたいのでしばし…みたいなこと書かれてたよね。

ではスレ違いになるので、そろそろ終結にしませんかw


金の力があるなら困ってる年上のおねーさんを助けてもいいよね?

167 :名無しさん@ピンキー:2010/04/07(水) 21:05:13 ID:EsEgz98N
スレ違いではあると思うけど、コメントレスのところで作者が色々書いてるが、
リンクされてないので読んでない・読めない人がほとんどだと思う。意味不明。
作品は好きなだけに、作者の耐性のなさが本当に惜しい。

168 :名無しさん@ピンキー:2010/04/07(水) 23:23:33 ID:KTkhk7nl
だが、嫌いじゃないぜ

169 :名無しさん@ピンキー:2010/04/07(水) 23:25:53 ID:yKm7gcdt
だから(笑)
もうこの話をここでするのはやめようよ
なんか妙な流れになるのいやだし、どなたか投下されるの待ってます

自分書けないので

170 :名無しさん@ピンキー:2010/04/07(水) 23:44:44 ID:jcbyCBpW
>>167
topページの一番下に色々書いてあったよ
このスレの一部住人に対する意見はアンチ生むだけだから黙ってりゃいいのに。

>>153を見ればどういう人かわかるだろう。>>150のたった一人に言われただけな
のにさ。

171 :名無しさん@ピンキー:2010/04/08(木) 00:08:38 ID:+GGuxOvH
2ちゃんと自サイトが交換日記状態の人、リアルタイムで初めて見たw
言い訳してたけど、褒める意見しか求めてないんだろう。
意見したら逆ギレして閉鎖。褒められたら元に戻す。ただの構ってちゃん。

172 :名無しさん@ピンキー:2010/04/08(木) 00:13:52 ID:+GGuxOvH
>>170
もう消えてるww
170見て消したんだろうなぁ…

173 :名無しさん@ピンキー:2010/04/08(木) 00:16:48 ID:Uic7Ej9h
>>172
ワロタw

サイト好きで見てたけどさ、管理人さんもうちょっと落ち着けw
サイト管理人なんて独善でいいんだよ
自分に不都合な意見はひたすら無視でいい

174 :名無しさん@ピンキー:2010/04/08(木) 00:17:52 ID:Uic7Ej9h
無視っていうのはいかなる反応もしないってことね
どんな反応でも、反応したら荒らしみたいな人は喜ぶからね

175 :名無しさん@ピンキー:2010/04/08(木) 00:27:10 ID:+GGuxOvH
色んなエロ・ロマンス小説サイト好きでよく見てるけど、こんな管理人あんまり見たことない。
たまに突然閉鎖とかはあるけど。
いい年してるっぽいのに。ちょっとキモイ。

176 :名無しさん@ピンキー:2010/04/08(木) 00:35:08 ID:vyhSKV/+
いい踊りっぷりだ。誰か魚拓取ってない?

177 :名無しさん@ピンキー:2010/04/08(木) 00:43:43 ID:+GGuxOvH
この人こういう展開になるの、初めてじゃない気がする。
今度またあるだろうから、その時拓るわ。

178 :名無しさん@ピンキー:2010/04/08(木) 03:30:56 ID:BlCxX/uC
このスレの住人に対して投げかけてる言葉なのに、それがここで話題にでると
消すってなんなんだろう。わかってほしくて書いてるんじゃないの?
その主張が晒された(という感覚か?)ら、「スレの迷惑になる流れ」になるか
ら消すのか。
住人には「黙って何も言わず自分の意図を汲んで欲しい」というのは勝手だなぁ。
一時停止する前の突発文、再開後の注意書きを見るに、
職業関連かアブノーマル方面への苦情かなんかだろうと推測する。

凹むのはわかるけど、過剰反応するとまぁこういう事態になるからよくない。
更新もせずやる気でるまで放置とかのほうが、サイト持ってる人の対応としては
いいと思うよ。自分の気持ちを伝えたいというジレンマもあると思うがね。
2chに投稿していて、なまじ繋がりがある分、一連の行動は叩きに繋がる。

あと閉鎖じゃなくて要約すると「根本的な問題なので、ちょいちょい修正で済む
話ではなく、
不快な文章全部は一時見れなくします」ってことだったよ。
最初から再開はするつもりだったと思われ。

==========================-
 細かいぐだぐだ

 作者がリアルで経験したことなど一度も無い妄想だけを書き連ねています。
 現実にそれを経験した方や、身近で見聞きしたなどされた方にはさぞかしご不
満でしょうが、その理屈で行くと何も書けなくなります。
 好きなことを好きなように書いている趣味のサイトですので、「リアル」を追
求されたい方は体験記投稿掲示板や、真剣にリアルを追求されているサイトへ行
く、またはご自分でサイトを作るなどされてください。私にはむりです。

 同じ指摘が何度も来ないように、また、不快に思う人が増えないように、とい
うつもりで「不快に思った点はお知らせください」としていましたが、逆にお互
いのためにならないようですのでもうおたずねしません。
 こちらが「これは注意書きが必要だろう」と考える特殊な物については目次で
注意書きをしていきますが、ほぼ現状のままとお考えください。
 その上で「これは注意書きが必要なんじゃないか」と思われるのであればそれ
は私とそちら様の考えが合わない、ということですので、閲覧されないことをお
勧めします。

 「作品をダウンロードして読みたい」と言われるのはこちらとしても対応に困
ります。サイトに来る意味は無い、と言われていると同義です。
 ごらんになった時点でPCのキャッシュに残っていますので、ダウンロード自体
を否定しているわけではありません。個人で楽しむ分でしたらお好きになさって
ください。一点だけお願いするとしたら、ダウンロードツールを使うとサーバー
に負担がかかるそうですのでおやめください。利用しているサーバーを気に入っ
ているのでサーバー管理者(個人でされています)に迷惑をかけたくありません。
 同様に、ご自分で読むためだけならプリントアウトもお好きにどうぞ。あくま
でも「ご自分で」ですので、お友達などと回し読みや、ましてや本として頒布す
るなどはおやめください。特に後者は犯罪行為です。
 作者はオフライン活動は一切しておりません。

 バカなのも打たれ弱いのも一応自覚はしています。ヲチスレでもなんでも好き
にたててくださってかまいませんから、なにかあった際に投下したことのあるス
レッドに書くのはやめてください。スレッドそのものを純粋に楽しんでいる方に
迷惑です。

179 :名無しさん@ピンキー:2010/04/08(木) 04:08:18 ID:vyhSKV/+
すげw
>>178ありがとう!

180 :名無しさん@ピンキー:2010/04/08(木) 06:40:19 ID:ORwtyZbF
皆、スルースキルというのをだな(ry

181 :名無しさん@ピンキー:2010/04/09(金) 02:14:49 ID:V8YQdnx3
お前らこんなことで、よく盛り上がれるな

182 :名無しさん@ピンキー:2010/04/09(金) 11:57:31 ID:iqHvsjNs
実際に見てたらかなりイラっとしたよ。この作者、人を煽るのがうまいんだ。

183 :道具の人:2010/04/09(金) 22:11:06 ID:XMjcJ626
作者がスレでからむのもどうかと思うのは置いといて。
まぁそろそろみんな落ち着こうか。

作成過程約30%
どうやって予告と絡ませようか思案中。

遅くてごめんね。
遅くてごめんね。

大切なことなので(ry

184 :名無しさん@ピンキー:2010/04/09(金) 22:35:35 ID:GN+OLjTs
>>183
お待ちしております

185 :名無しさん@ピンキー:2010/04/10(土) 15:53:40 ID:Io7AELl+
作者の人柄とか興味なし
作品が面白いからあそこは好き

186 :名無しさん@ピンキー:2010/04/10(土) 17:04:14 ID:rNEjxVHv
面白いのは幼馴染みのだけだな

187 :名無しさん@ピンキー:2010/04/11(日) 00:18:55 ID:6QzLckPT


188 :名無しさん@ピンキー:2010/04/11(日) 02:02:58 ID:8TdlCg5E
借金漬けの少女の債権を全部引き受けて
自分の元から離れられないようにする

189 :名無しさん@ピンキー:2010/04/12(月) 03:36:43 ID:8wxJ4JWe
>162
亀だけど。
おな感と同じ末路って?
一応スレ続いてるよねあっち。

190 :名無しさん@ピンキー:2010/04/13(火) 23:12:10 ID:/ba++z1T
手ス

191 :名無しさん@ピンキー:2010/04/14(水) 01:14:07 ID:n46S8pmw
うわぁ……

192 :名無しさん@ピンキー:2010/04/16(金) 18:32:27 ID:F3YaBrVO
おな感、とかいう糞スレから流れて来た腐れマンコどもに占領されたのな。

193 :名無しさん@ピンキー:2010/04/17(土) 21:22:32 ID:AIKH1m4Y
久しぶりに来たらなにこの状況

194 :名無しさん@ピンキー:2010/04/27(火) 14:01:13 ID:03wA6I5B
>>186
幼馴染のってどっち?
従兄弟のも近所のもどっちも好きだ

195 :名無しさん@ピンキー:2010/04/30(金) 07:40:31 ID:uY/EGg9o
厨スレ化の悲劇

196 :名無しさん@ピンキー:2010/05/04(火) 22:18:30 ID:lRcF2Jez
ああこわい

197 :名無しさん@ピンキー:2010/05/07(金) 08:44:45 ID:5iNQrdDT
お金がない

198 :名無しさん@ピンキー:2010/05/07(金) 09:46:54 ID:4EjQ++4y
>>197
さあ、変態という名の紳士に助けを求めるんだ!


199 :名無しさん@ピンキー:2010/05/07(金) 14:27:47 ID:fD9xeSaZ
Test

200 :名無しさん@ピンキー:2010/05/08(土) 00:43:04 ID:/zOvoBD1
>>197
おぢさんが恵んでやらう

201 :名無しさん@ピンキー:2010/05/08(土) 09:41:44 ID:vHfBqO6F
おぢさん、こっちに行ったらお金もらえるの?

202 :名無しさん@ピンキー:2010/05/14(金) 03:32:44 ID:Afg4sm43
おぢさんはやさしいからね

203 :名無しさん@ピンキー:2010/05/14(金) 18:59:58 ID:I3qm0V1n
ちょっと、おっさん!!全然足んないんだけど

204 :名無しさん@ピンキー:2010/05/14(金) 19:26:47 ID:Y5OSfwtY
それぢゃあおぢさんの金た(ry

205 :名無しさん@ピンキー:2010/05/15(土) 00:50:42 ID:qOl5+hso
…おいぢぢい、金太郎あめで騙されると思うなよ?

206 :名無しさん@ピンキー:2010/05/15(土) 15:15:58 ID:tTLVibfO
川島さんの続き読みたいな〜

207 :名無しさん@ピンキー:2010/05/15(土) 16:31:19 ID:TU2QES6+
読みたいよね

208 :名無しさん@ピンキー:2010/05/16(日) 17:18:27 ID:xf2ni5y8
川島さん復活して欲しい

209 :名無しさん@ピンキー:2010/05/17(月) 04:21:54 ID:zCU/FV1o
へ〜此処ってまだ4スレ目なんだ…保管庫から来たがスレは初めてだ…名作が多いからもっといってると思ってた…

210 :名無しさん@ピンキー:2010/05/19(水) 12:05:22 ID:/Iecq2Vy
川島さんの作者が、もっと褒めてくれないと書けないって。
足りないってさ。>>206-208

211 :名無しさん@ピンキー:2010/05/19(水) 18:16:38 ID:dgkLqTjl
なんだそれすげぇ痛いわ
作者なに考えてんだ?

212 :名無しさん@ピンキー:2010/05/19(水) 21:36:25 ID:pgXb0zDD
>>210>>211
いい加減にしろ
いつまでも個人サイト相手に絡むな
お前みたいのがここを糞スレ化してくことにいい加減気づけ

213 :名無しさん@ピンキー:2010/05/19(水) 22:22:30 ID:S8q63RGk
確かにあの人のやったことは痛かったけど続きは読みたいよ

214 :名無しさん@ピンキー:2010/05/20(木) 08:42:53 ID:gtmVlG32
面白いもんは読みたいと思うもの

にんげんだもの

215 :名無しさん@ピンキー:2010/05/20(木) 09:52:49 ID:taGKRr53
>>212
悲しいが腐女子に乗っ取られたみたいだな、ここ……。

216 :名無しさん@ピンキー:2010/05/20(木) 10:31:43 ID:J3md2B1n
ここで続き読みたいって書いてる奴だって同じなんだが。
交換日記してんじゃねーよ。

217 :名無しさん@ピンキー:2010/05/20(木) 12:48:57 ID:uS+Z+3TG
だってメルフォ送ってるのに無視されんだもん

218 :名無しさん@ピンキー:2010/05/20(木) 14:35:07 ID:iRWh2y+A
>>217
アホか
どこの餓鬼だおまえ

このスレに寄生してるクソまんこ共
さっさと巣に帰れや
おんなのこでも感じるえっちな小説11
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1265434406/

219 :名無しさん@ピンキー:2010/05/20(木) 15:19:04 ID:taGKRr53
そこに晒されてからだよな。
おかしな奴が増えたの。

220 :名無しさん@ピンキー:2010/05/20(木) 21:17:14 ID:l1/+Vwkf
>>217
「だって」の意味が分からん

221 :名無しさん@ピンキー:2010/05/20(木) 21:40:26 ID:P0/ZAv3C
>>220
直接メールして返事がないからじゃないか?
スレは覗きに来てそうだから



つうか上の方で他スレ晒すなよ
他でも色々書いてるみたいだし、当人がやる気を起こせば続きはそのうちまた読めるだろ
そっとしといた方がいい

別の話題

222 :名無しさん@ピンキー:2010/05/21(金) 01:26:04 ID:6WpncXtB
給料日まであと5日…。
残り3000円。


土曜日のコンパどうしよう!!!


ドタキャンか!?いや、次回が無くなってしまう!!!

223 :名無しさん@ピンキー:2010/05/21(金) 06:55:00 ID:fvBBdKf0
どうする?ライフル〜♪

224 :名無しさん@ピンキー:2010/05/21(金) 13:40:39 ID:31uEwvUG
ターン

225 :名無しさん@ピンキー:2010/05/22(土) 17:10:06 ID:rdetY5iY
1)大学の友達♂をゆする
2)実家の義兄に泣きつく
3)行きだおれてみる


さあ、どうする!??

226 :名無しさん@ピンキー:2010/05/23(日) 01:11:32 ID:9ixhIUOR
>>225
4)体を売る

227 :名無しさん@ピンキー:2010/05/24(月) 15:45:06 ID:o5L+hl6O
>>226
おいちゃんが買ってやろう

228 :名無しさん@ピンキー:2010/05/31(月) 16:38:44 ID:mx5bS0Aj
保守


229 :名無しさん@ピンキー:2010/06/09(水) 21:48:47 ID:QAKm3DA4
test

230 :名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 22:45:43 ID:dLCnoJOQ
スレタイみて何だこりゃ?と思ったが、よくよく考えたら成程。
よく奴隷商人から買いとった美少女を服屋とか連れ回して、良い物を買ってやって悦に入る展開あるがまさにスレタイ通りじゃないか
昔、プリティーウーマンていう主題歌も大ヒットした映画があったけど。なるほどとっくの昔に一つの属性として確立してる立派なジャンルだったのか

231 :名無しさん@ピンキー:2010/06/16(水) 10:20:42 ID:ZPgZ40Bi
ああ、銭形平次とか、古くからあるな。

232 :名無しさん@ピンキー:2010/06/16(水) 14:25:24 ID:cY39jiTD
>>231
意味が違うw

233 :名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 22:44:56 ID:qSojHLMk
この流れ毎スレごとにあるなw

234 :名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 17:52:36 ID:jz6qm5+R
「金の力で」困ってる女の子を助けるんじゃなく、
「金の力で困ってる」女の子の話があってもいいんじゃないかと思ってみた

235 :名無しさん@ピンキー:2010/06/23(水) 07:58:25 ID:SZTgzNBo
>>234
スレ内に既に先駆者がいたと思う。金の力で困ってって題名で保管庫にあるはず。あとバッカーノにもあったな。
銭形平二もマネーマスクがあった。

236 :名無しさん@ピンキー:2010/06/23(水) 18:37:54 ID:U6eoVktE


237 :名無しさん@ピンキー:2010/07/02(金) 08:43:55 ID:HKmS6K17
保守

238 :名無しさん@ピンキー:2010/07/12(月) 07:24:55 ID:apouWyHA
書き込み無いし困ってる少女探しに行くか

239 :名無しさん@ピンキー:2010/07/21(水) 06:50:31 ID:u+HnkcHX
100万円貸して欲しいとやってきた人に、300万円を渡して
「100万円は借金で迷惑をかけた人へのお詫びに使え、あとの100万円は次に供えておけ」
借金返して文無しになると次に差し障るということまで見越して300万円貸したという田中角栄のエピソード。
普通の金持ちなら100万円貸しただけで相手が恩を感じると思うんだろうけど、その更に上を考えてたという話。

単に金を持ってるだけじゃなくて、
目的に応じて効果的に使う知恵を持っている金持ち主人公っていいかもしれないと思ってしまった。

240 :名無しさん@ピンキー:2010/07/21(水) 18:14:21 ID:qtQi9IOD
緊急用スクール水着の作り方を教えてやろう(´・ω・`)b

@凡_凡
 |   |
 |   |  ←コンビニ袋を平らにのばす
  |___.|

A凡_凡
 |   |
 |   |  
  \_/      ←斜めに切る

B(・∀・)<ヤッター
\凡_凡/ 
 |   |   スクール水着完成。
 |   |
  \_/

241 :名無しさん@ピンキー:2010/07/22(木) 02:17:15 ID:jEZ9fdEp
>>240
着てうp

242 :名無しさん@ピンキー:2010/07/31(土) 06:25:46 ID:oiVJu8Kw
保守ついでに質問。
書いてる時癖でセリフとナレーション?の間を空けてるんだけど
読みずらいかな?

243 :道具の人:2010/07/31(土) 10:46:49 ID:oiVJu8Kw
連投は気が引けるんだけど何となく連絡。
moon buy明日の夜中から朝までに投稿するよ!
ああちなみに爺さんの部分の予告はかけませんでした。

244 :名無しさん@ピンキー:2010/08/04(水) 19:46:18 ID:akiMsW83
>>143
嘘つき!!
うわーん

245 :名無しさん@ピンキー:2010/08/04(水) 19:46:41 ID:akiMsW83
>>244
だったorz

246 :名無しさん@ピンキー:2010/08/04(水) 19:47:20 ID:akiMsW83
>>243
吊ってくる;;

247 :道具の人:2010/08/06(金) 19:46:22 ID:0vYxRv0k
大変お待たせいたしまして。
今から投下するよ!
10-15分くらい時間下さいな。

248 :moonbuy:2010/08/06(金) 19:46:55 ID:0vYxRv0k
「相変わらず高いもんだな! 」
「高度約2000フィートですから! 」


メートル換算にして約600。
なるほどビルが小さく見える訳だ。

「目的地が見えてます! 」
「どれくらいでつくんだ!? 」
「15分かかりません!」

眼下に広がる街並みと、その先にある海。
その間に見えるのは、港といくつもの倉庫

夜星グループが手掛けているのは百貨店だけじゃない。
農業から始まる第一産業から、果てはアーティストのプロデュースまで。
色んな事業をして倒れたという事例は少なくない。
倒れたかったからこそ手を広げたんだが、残念ながら結果は大成功。
『この街で夜星に出来ないことは、他の誰にも出来はしない』
そんな事まで言われるほど大きくなった―――なってしまったグループ。

だが、そんな中にも例外はある。
それが、今から向かう貿易用倉庫第三番、通称三番倉庫。
つまり貿易業は出来なかったわけだ。

この街は漁業に向かない。
昔は漁業が盛んだったが、盛んであったがために起きた水産資源の乱獲。
早い話が、昔獲りすぎたせいで金になるほど魚が獲れなくなったわけだ。
それを知らなかった地主が大枚をはたいて頭を抱えていたため、
漁業が出来ないのなら別の事業をするだけだと。
相場の5倍もの金で買ったかつての部下。

結果は失敗。
獲れるかわからない魚を追い求めた漁業組合との衝突。
部下の高圧的な態度による取引先の減少。
理由を問われたらこう答えるしかないわけだ。

前者に対してはある程度の妥協は出来る。
元々水産資源をもとに育った街であるため、そう簡単に諦める訳にはいかないからだ。
だが後者は救いようがない。
アメリカで企業戦略を学び、発展途上にあった夜星に入ったかつての部下。
実績はあるが高圧的な態度で周りからの評判も悪かったが、
実績がある以上無碍にするわけにもいかず、
企業戦略を応用して貿易に手を出してみたいと直談判をしてきた。
その度胸を買って任せてみた貿易事業ではあるが、
客といざこざを起こし貿易業から撤退。
それから物置として使われていたため、三番倉庫と呼ばれるようになった。
その後部下は事業の失敗を理由にクビになったわけだが……

249 :moon buy:2010/08/06(金) 19:47:21 ID:0vYxRv0k
「社長!」
「社長じゃねぇ!」
「あー……何と呼べばいいですか!?」
「好きなように呼べ!強いて言うならOBだ!」
「じゃあOB!問題が発生しました!」
「どんな問題だ!?」
「着陸できる場所がありません!」
「なん……だと?」


頭の中にしまった倉庫付近の地形を無理やり引き出す。
………おいちょっと待て。

「小型ヘリなら着陸できるようにスペース空けたはずだぞ!?」
「社長の悪い癖ですよ!あそこにまた倉庫を作ったんです!」
「あのバカ……」


綾乃が有用な理由は俺についてこれたこと。
だが世の中に完璧なモノなどあるわけがなく。
アイツにも欠点がある。
『部屋を片づけられない』
興味本位で一度綾乃の部屋を見たことがあるが……
ゴミ屋敷が裸足で逃げ出す……と言えば解ってもらえるだろうか。
だがさらに性質の悪いことがある。
部屋の中には一切『ゴミ』がない。


『アイツだけが俺に着いて来れた』と言ったが、
『アイツだけが俺の要望に応えられた』と言った方が正しい。

「アレがしたいからコレとソレを三日で覚えてプロジェクト組んで来い。
 ちゃんとアレを踏まえた上でどれが必要かも明記しておけ」

俺が基本するのはこれくらい。
あとはアイツが組んできた企画に穴がないかチェックするだけ。
で、問題はここから。

過去に組んだ企画と企画を混ぜて新しく作るのがアイツの真骨頂。
そのために組んだ企画書を捨てることが出来ない。捨てないから溜まる。
溜まった企画書からまた新しく構想を練る。
その無限ループ。

250 :moon buy:2010/08/06(金) 19:48:05 ID:0vYxRv0k
綾乃が組む企画書の量は一日に20〜30程度。
基本どれも使えるものではあるが、時期、進めている企画の数などの問題で、お蔵入りになるものが多い。
だが企画書は紙である以上劣化する。記憶媒体であるハードディスクも何かしらのアクシデントにより消えることもある。
そこで選んだのが企画書を密封する事。
簡単にいえば、企画書を真空パックで密封して倉庫に放り込んでおくだけ。
で、アレから毎日組んでは密封してを繰り返していたら……

「……アレでもずいぶん整理したんですよ」
「……だろうなぁ」


さてどうしようか、普通に着地できないとなると……


「倉庫の屋根にギリギリまで降ろせ!点検用の梯子から降りる!」
「了解!」


港まで後8分。その間に装備の点検を済ませる。
まずは小道具の類から、癇癪玉、カッター、缶コーヒーにジェラルミンケース。
キャリングベルも完備。

「ああOB!」
「何だ!?」
「不用意にジェラルミンケース開けないで下さいよ!?事故りたくなければ!」
「何を詰めやがった!?」
「催涙ガスですよ!すぐ効果は切れますが、強力です!」

痴漢撃退から暴動鎮圧まで幅広く使われる催涙系。
化学薬品を使い、相手に嘔吐、せき、くしゃみといった症状を出して行動を困難にさせるというものだが。
いい方からして考えれば、それをジェラルミンケースいっぱいに詰め込んだ可能性が高い。


「あとこのテンキーはなんだ!?」
「ダミーです!適当な数字を押してEボタン押せば自動で開きます!」
「ダミーなのにか!?」
「駆け引きに色々使えるとのことですよ!
 あとケースにくっついているゴーグルも持って置いてください!
 かなり目にきますよ!」
「体験済みか!」
「一度やらかしまして!」


一筋縄でいかない相手用。
しかも下手すれば自爆するかもしれない品。
確かに今回はうれしい機能かもしれないが……

251 :moon buy:2010/08/06(金) 19:48:36 ID:0vYxRv0k
「色んな意味で危なっかしくなって来たなアイツも!」
「後釜に据えられた後のストレスなんじゃないですか!?」
「……どんなストレスだ!」
「自分の胸に手を当てて考えて下さいよ!?」

まぁでも戦術の幅が広がったのは大きい。
……ってアイツ何時の間にこんな物作りやがった。
今は感謝しないといけないだろうが、後でゆっくり問いただす。

「そろそろ着きます!」
「ああ!」

降下するべき倉庫は見えてきた。
赤い屋根の大きな……それは違うな。あってるけど何か違う。


「人形遊びですか!?」
「知るかぁ!」


まったく……緊張感が無いのは良いことか、それとも悪いことか。
だが、これでいざという時の心配はなくなる。
緊張がたたって動けなくなるのは最悪の過程だ。
それだけは絶対に避けないといけない。


ロングコートを羽織る。
右ポケットにカッターと癇癪玉を。
キャリングベルトをケースにつけて。
缶コーヒを開けて一口。

「朝じゃないですよ!」
「首領が欲しかったのになぁ!」
「ふざけるのもいい加減にしてください!」
「お前が言うなぁ!」


そんなこんなで倉庫の屋根の上に到着。
目的の三番倉庫までここから5分。
時間的には余裕があるが、出来ればもう少し準備できる時間が欲しかった。


「世話になったな!」
「お礼は一本で!」
「……考えておく!」

スライド式のドアを開け、緩やかな屋根の上に移る。
ドアを閉めて手を振ると、ヘリは来た方向へと戻って行った。

252 :moon buy:2010/08/06(金) 19:48:58 ID:0vYxRv0k
梯子を探しながら、bluetoothに繋いだ携帯で爺さんにコール。
見つけたと同時に携帯が繋がる。

『こちらのお電話は現在使われて―――』
「かすれた声でふざけてんじゃねぇ!」
『何じゃ詰まらん。たまには年寄りのジョークにも―――』
「今回の騒ぎ、例の新参者が介入してるとしたら?」
「……根拠は?」


途端に爺さんの雰囲気が変わる。
珍しく怒気を孕んだその重々しい声を聞くのは久しい。


「やっこさん、バックアップで俺の携帯にかけてきたとき、ボイスチェンジャーを使っていた。
 声をわかりにくくさせたいなら、軽くハンカチを当てるだけでいいのにも関わらずだ。
 そこから浮かび上がるのは、『俺と声を交わしたことのある人物』であることが一点。
 次に取引場所であるこの倉庫。三番倉庫なんて言っているのはうちの社員くらいしかいない。
 一般人なら普通の倉庫で十分通るからな。これが二点目
 んで、新参者が介入しているという根拠だが……」
 
一息ついて。
 
「さらわれたのが俺自身ではなく、雫だということ」
「……面識か」
「物分かりが早くて助かるよ。あの印を押した紙を持たせしまったしな」


以前、雫があそこまで追い込まれたのは、新参者が雫の環境を壊したからに他ならない。
そして直接介入した以上、新参者が雫の顔を覚えている可能性は大。
雫が環境を壊されてからそう時間はたっていない。

そして、数時間前に手渡した、印の押された紙を思い出す。
あの印は、俺の関係者であることを証明するためのモノ。
アレを見せて金を払えば、かさばる荷物を直接俺の家に持っていく。
逐一住所書くのが面倒だからそういうモノを作ったわけだが、今回は裏目に出たらしい。


「さらに根拠付けるならだ」

はしごを降りて、周囲を確認。
綾乃の企画書をしまう以外用事が無いのか、風の音以外何も聞こえなく、
寂れた雰囲気が漂う中、真新しい車の後を発見。
何台もの車が通ったと思われるタイヤの跡は、中々見ない高級車のそれだった。

253 :moon buy:2010/08/06(金) 19:49:19 ID:0vYxRv0k
「爺さん。あんたセダンを保有してないよな?」
「いくらヤクザ御用達とはいえ、アレは趣味が悪くて好かん」
「趣味云々は人様の感性だが、とりあえず何台も通った形跡がある。
 あんたが言うヤクザ御用達の車が何台もだ。何も無い寂れた倉庫にだ。
 はてさて、何の断りも無く人様のシマを荒らした新参者が、またふざけた事をしでかしている
 それを許容できるほどアンタは老いて丸くなったのか?」
「……」
「久々に見せて欲しいもんだね。悪鬼が悪鬼たる姿を。
 それとも本当に老いたのか?桜井組当代組長、桜井源三殿?」
「……焚きつけているのか小僧?」
「焚きつけられるようなマネされるのもどうかと思うがね。返事は?」

数秒の沈黙の後、爺さんの口から洩れたのは笑い声だった。


「うまくなったもんだのう。あと五分でそこに着く」
「焚きつけるのがうまくなったっていうのなら爺さんのおかげだろう。
 息を潜めて来てくれ。あくまで一人で来たということを強調しておきたい」
「あいわかった。プランは?」
「合図を出すから突入よろしく」
「勝算は?」
「聞かれてなければ70%」
「いい数字じゃ。良くも悪くも」


電話を切り、ポケットから取り出したたばこに火をつける。
とりあえずプランは建った。あとはそのプランがどこまで円滑に進められるか。
時間まで10分切ったからこれ以上は策を練れないが。


「……ん?」


ここにきてようやく違和感が沸く。
そもそもここを指定したのはなんでだ?
いや違う、『なんでここを指定できた?』だ。


ここを三番倉庫なんて言っているのは事実社員だけ。
だが今現在社員の中で俺を敵に回して利のある人間はいない。
確かに一見ブラックと間違うだけの仕事量ではあるが、
この不景気の中で他の会社よりも一回りも二回りも給料を出している。
仕事量に見合うだけの休暇も出してあるはずだ。
会社の中で不満があればすぐ対処する以上、その芽は確実に潰していたはず。
あの会社を辞めたとはいえ、obだし今も社長のイスに座っているのは綾乃。
何かあれば、いや、何もなくてもすぐに情報が耳に入る。
その中で特に問題になるようなことはなかった。

「……辞めた?辞めさせられた?」

254 :moon buy:2010/08/06(金) 19:49:43 ID:0vYxRv0k
仕事が出来ないからやめさせるってことは基本ない。
あくまで実力と終身雇用が併合したような会社を目指したからだ。
そりゃ出来なければ給料は多少安いが。
次に不満を持ってやめた人間は、先ほどの通りこれも少ない。
最後に残るのは……


「仕事ででかい失敗をした人間……」


なんで気付かなかったのでしょうか?
あるいは気付きたくなかったのでしょうか?

三番倉庫。端からナンバリングしただけだが、事実ここが最もでかい場所。
本来なら、ここが貿易の拠点だったであろう場所。
ここの責任者であったアイツが最も力を入れていた場所。
なるほど取引場所がここだっていう理由も見当がつく。


「今更になって逆恨みか?もう半年以上前だぞ?」


だが事実、この場所に因縁のある人間はアイツしかいない。
そしてプランを変更するためにもう一度爺さんに電話する。


「ああ爺さん、ちょっと相談があるんだが―――」



要求の時間から30分遅れて、足跡の続く倉庫の扉を開ける。
長い間使われてないことを証明するように、床を厚い埃で覆われた倉庫の中。
光源が少ないのか、倉庫の中は薄暗く。
その中央を陣取るように、十名ほどの巨漢と、後ろに手を回され縛られたであろう雫。
意識はあるのだろうが、猿ぐつわをされてぐったりとしている。
そして。



「お久しぶりですね、社長。ずいぶんと遅い到着で」



その雫の隣に、大失敗をやらかした人物―――柿崎亮がいた。

255 :moon buy:2010/08/06(金) 19:50:13 ID:0vYxRv0k
「社長はもう半年前に辞めたよ。最近立ち上げた会社も昨日辞めたばかりだ。
 それに一時間とは言われたが、三番倉庫のどこまでとは言われてないから探すのに手間取ったよ。
 ちゃんと情報を回さないのはお前の悪い癖だったな、柿崎」
「……そうやってアンタは」


長い文句を言おうとしたのだろうが、後ろの殺気が気になるのだろう。
相変わらず気の小さい男だ。


「一億。ちゃんと持ってきていただけたのでしょうね?」
「時間にはルーズだが本質は守るのがポリシーでね。この中にちゃんと入ってるよ」
 
 
肩にかけていたキャリングベルトをはずして、床に置く。


「ただし、パスワードつきだ。正しい数字を押さないと半径10メートルが吹き飛ぶ」
「……もちろんそのパスワードも解除していただけますよね?」
「先に雫を解放したらな。」


挑発的な笑みを柿崎に向ける。
さてこっからが勝負所。伸るか?反るか。


「……折衝案です。彼女に持ってきてもらいましょう。」
「ずいぶんぐったりしているようだが持って来れるのか?これでも結構重たいぞ?」
「自分の命がかかっているのですよ?死ぬ気でやるでしょうね」



そう言って柿崎は、後ろの巨漢に何かを告げる。
言われた巨漢は、雫の猿ぐつわをはずし、後ろで縛っていた腕を、今度は前に縛り始めた。


「折衝案の割にはずいぶんそっちに理があるように見えるが?縛ったままじゃ動きづらいだろう」
「何かあった時のための用心ですよ。備えあれば憂いなし。でしょう?」
「備え?どう見ても小心者がずいぶんと背伸びしているようにしか見えないのは気のせいか?」


軽く小馬鹿にしたように言うと、顔に赤みを増す柿崎。ずいぶんと癪に障ったようで。

256 :moon buy:2010/08/06(金) 19:50:39 ID:0vYxRv0k
「……あなたは相変わらずですね。私を目の敵のように馬鹿にする」
「目の敵にした覚えはないが、あんな啖呵を切っておいてここがこのザマじゃ、
 馬鹿にされても仕方ないだろう。実に残念だと言うほかないね。
 もう少し度胸があって、その卑屈で見下したような性格と言動がどうにかなってれば、
 綾乃といい勝負だっただろうに」
「……ぃ」
「ん?何か言ったか?不利になるとすぐ声が小さくなるのはお前の悪い癖だ。
 んで切れたら癇癪。まるで子供だな、気の小さくて体がちょっと大人なだけ。
 ああ悪かった。まるで子供じゃなくてまんま子供なんだよな。悪かった悪かった。
 さすがにそこまでは気付いてやれなかったわ。
 いやまさか、俺の会社に入ってきたアメリカで企業戦略も学んだこともある頭のいいやつが、
 まさか中身の伴わない只の子供だったとは思わなかった」
「…る…ぃ」
「だから何言ってるのか聞こえないんだって。ずいぶんと気が小さいのはわかったから。
 もうちっと大きな声で話そうな。それとも本当に気が小さいだけなのか?
 まさか気だけじゃなくて短小とか言わないよな?」
「うるさい!」


さすがにここまで言われて切れたか。とりあえずもうひと押し


「何だ本当に短小だったのか?こいつはびっくりだ。アメリカで企業戦略?
 自信満々に言ってこのザマ。気が小さいうえに男としては不能、いや無能か。
 さすがに言い過ぎたか?いやいや、事実なんだからしょうがないよな?
 ん?短小柿崎君?それともポークビッツのほうがいいか?」
「いい加減に黙れ!」
「黙ってもいいから、早く取引しようぜポークビッツ柿崎?」


アレだけけなされていきなり冷静になれる人間はいない。
けなされた相手に冷静になれと諭されればなおさらだ。
あとはちょこちょこ馬鹿にしていけばいい。
とりあえず第一段階は成功。
本題はここからだ。


「……フン」


とりあえずは冷静になろうとしているのか、
何回か深呼吸をして息をただしている。


「早くしてくれないかなポークビッツ。結構歩いたから疲れてるんだよ」
「……行け!」


背中から突き飛ばされ、ゆっくりと歩いてくる雫。
俺も床に置いたジェラルミンケースから、ゆっくりと後に離れる。


257 :moon buy:2010/08/06(金) 19:51:25 ID:0vYxRv0k
「雫、もう少しだからな」
「……」


軽く呼びかけてみるが、特にこういった反応はない。
ずいぶんと憔悴しているらしい。
ちゃんと逃げられるか心配ではあるが、こうなった以上後には引けない。


ジェラルミンケースの前に着き、ゆっくりと持ち上げる雫。
ゆっくりと振り返り、おぼつかない足取りで柿崎の元へと向かってゆく。


そして連中の元あと5歩といったところで、柿崎が手で制した。
ビクッと体が震えて、危うくケースを落としそうになる雫。
そのまま柿崎が指を下に向けた。


「嘘のパスを教えられて爆発されても困りますからね。
 ここで言っていただきましょう。パスはなんですか?」
「ずいぶんと小心なんだな。今に始まったことじゃないが」
「っ……ええ。こんな時くらいいくらでも小心になりますよ。パスワードは?」
「その前に雫を縛ってるロープをはずせ。外さなきゃ何も言わない。
 折衝案なんだろ?あくまでもフェアにだ」
「そんな事を言える立場だと思っているのですか?早く言わないとこの娘の命、
 どうなっても知りませんよ?」
「三億で買った道具だ。価値は自分の働きで見出すらしいが。
 こんな小心者に捕まった時点で100円の価値があるのかも見出せないな」
「っ……いいでしょう」


後ろの巨漢をうながし、雫のロープを外させようとするが、どうも不服そうだ。
早くしろと怒鳴って、巨漢は渋々雫のロープを外し、柿崎の隣に突き飛ばした。


「さてはずしましたよ。パスは?」
「パスは―――」


右手ににじんだ汗をコートに吸わせて。
第二段階要の合図を言う。


「―――3523Eだ」
「……3253E、ですね」


ためらいなく、かつ正確に押されてゆく数字。
ピッ、ピッ、ピッ、ピッ。
3253の数字を押し、0の右、9の下のEを押そうとしたところで。
左手をポケットに突っ込み、右腕で口元を覆って、目をつぶる。


ピッっといった後すぐに、バーンといった爆発音。
あたりには煙が舞い。絶え間ないせき、くしゃみなどの音。催涙ガスが回りに撒かれた。
息を止めて左ポケットからゴーグルを取り出し装着。
間髪いれずに右ポケットから癇癪玉を取り出し、床にたたきつける。


258 :moon buy:2010/08/06(金) 19:51:58 ID:0vYxRv0k
パーンという音が倉庫内に響き、くしゃみやせきの中に悲鳴が混じるのを確認。
その悲鳴の中に、雫の声が混じっている。
声の位置からして、雫が移動してないことを推測。


左腕で口元を覆いながら、悲鳴の元へと急ぐ。
大体5メートル。自分の感覚でしかわからないが、
そこでもう一度癇癪玉を床に叩きつける。
すぐ近くで悲鳴……ここか!


「いくぞ雫!」
「!」

近くで俺の声がしたことに驚いたのだろう。
煙の中で伸ばされてきた手を、右手で握りしめるが。


「いか、ゴホッ、ぜるか!」
「キャ!」

その伸びてきた手をつかむ、柿崎の右手。
これじゃあ動けない。


「邪魔だ!」

手の伸びて来た方向に蹴りを一発。
変な叫び声が聞こえて、柿崎の右手が外れる。


「行くぞ雫。こっちだ!」

うっすらと光が見える扉の方向へ、雫を引っ張って走り出す。


「グゾ……追え!……ゴホゴホッ……逃がずな!」

後ろで柿崎が何かを叫んでいるが、まだ催涙ガスが蔓延している倉庫内だ。当分動くことは無理だろう。
ようやく扉がはっきりと見えてきて、そして扉を抜ける。
新鮮な空気を胸一杯に吸いたいところだが、そんな時間は毛頭ない。
と、こっちへ向かってくる車の音。ゴーグルをかなぐり捨てて、音のほうを確認。


「旦那ぁ!」


運転席の窓ガラスから顔を出し、大きく手を振っている烏丸を確認。
その後ろにも、目視できるだけで5.6台のベンツを確認。
……だから旦那は止めろとあれほど。
後部座席に止まるようにうまく調整して、烏丸は車を停車。


「乗ってください!早く!」
「ああ!早く乗れ!」


先に雫を車に押し込み、自分も乗ろうとしたところで。
パーンと、破裂したような音が響き、俺の左わき腹に衝撃が走る。

259 :moon buy:2010/08/06(金) 19:52:19 ID:0vYxRv0k

一瞬、何が起きたかわからなかった。
わき腹を見てみると、コートに穴があいている。
そこからゆっくりと、次第に多くの血が流れ始めた。

ああ、撃たれたんだなと。やけにクリアになっている頭でそう思いながら。
傷口を抑えるが血は止まることを知らない。

周りで何か叫んでいる音が聞こえるが、やけにぼんやりとして聞こえない。
とりあえず車に入ってドアを閉めよう。

そこまで考えてようやく、痛覚が正常に機能し始める。
あまりのいたみに力が入らないが、なんとか車に乗り込み、ドアを閉める。


痛覚が機能し始めるが、ぼんやりとした頭は考えることを拒否し始めたらしい。
死ぬのかな。そう思いながら。


「雫、怖がらせて―――」


―――……ごめんな。

聞こえたかどうかわからないが。とりあえずこれだけ言って。
俺の意識は途絶えた。

260 :道具の人:2010/08/06(金) 19:53:52 ID:0vYxRv0k
とりあえず投下終了につき。
今度は三ヶ月くらいで出来るといいなぁ。。。

261 :名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 05:29:24 ID:dEcjxB3A
gooooo jooooob!!
綾乃かわいいよ綾乃


262 :名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 05:33:37 ID:/cluUGYW
困窮のあまり体を売ろうとした幼女を育てたい
無邪気に懐いてくる幼女に欲情して悶えたい

263 :名無しさん@ピンキー:2010/09/02(木) 12:11:47 ID:uBs5SGpl
保守

264 :名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 01:22:37 ID:CG/3XzJu
金くれ

265 :名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 20:08:52 ID:cbtvkX/D
スレチで申し訳ないけど質問させて下さい
エロマンガで、金持ちの男がボロボロの奴隷を買ってメイドとして働かせるって話があった気がするんだけど誰か知らない?たしか女の子はフライデーかチューズデーって名前だった気がする

266 :名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 10:36:36 ID:ae83R0OJ
保守

267 :名無し募集中。。。:2010/09/23(木) 09:35:02 ID:pyLhKA+e
汚物ブルブッサー下痢便まみれで死ねwww

268 :名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 05:04:33 ID:GmCsLt6U
保守

269 :名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 05:22:41 ID:bH3NrzHU
保守

270 :名無しさん@ピンキー:2010/10/25(月) 02:27:51 ID:XgTEKnU1
保守

271 :名無しさん@ピンキー:2010/10/31(日) 16:10:52 ID:lqBnjdRW
保守

272 :名無しさん@ピンキー:2010/11/13(土) 17:27:13 ID:+IguNHLp
お金ないけど俺でも助けられるだろうか

273 :名無しさん@ピンキー:2010/11/15(月) 00:44:21 ID:8kStQssq
>>272
出来るか出来ないかじゃない
やるかやらないかだ

274 :名無しさん@ピンキー:2010/11/15(月) 03:24:11 ID:6CFVYj5v
稼ごうぜ

275 :前スレあたりの保守の続きで保守 1/1:2010/11/15(月) 23:08:13 ID:TeJ13RSi
身なりの良い青年が通い慣れた道を歩いていると、公園で力なく佇む幼女に気がついた。
以前ピンクローターをプレゼントし、それ以来友達になった彼女の名前はミユちゃん。
その友人となったミユちゃんが落ち込んでいる姿に、青年は驚きを覚える。

前回逢ったとき、彼女はとても幸せな笑顔を浮かべていた。
念願のピンクローターでのオナニーがとても気持ちよかったらしい。
ぎゅっと抱きついて喜びを伝える姿は、ハートマークが浮かんでいるようだった。
とても良い人助けが出来たのだと、その時は喜んだものだが……。

青年がブランコに向けて歩いていると、足音に気付いたのかミユちゃんが顔を上げた。
カチャンと音を立ててブランコから離れ、少しぎこちない足取りで向かってくる。
青年は屈んで目線を合わせ、目の前でもじもじする幼女に優しく声をかけた。

「こんにちは、ミユちゃん。どうしたの? 浮かない顔をして」

英字プリントの長袖のシャツに、ふわりとした柔らかなスカート。
長めのソックスと共に肌寒い時期向けの服を着た幼女は、スカートの裾をギュッと掴む。
そして葛藤の末に、堰を切ったように話しだした。

「あっ……あのね、おにーちゃん。み、みゆの、おねがい、きーてほしいのっ。
 あのね、みゆね、ろーたーで、たくさん、おなにーしてたんだけど……っ。
 うごかなく、なっちゃって、でんちがっなくてっ……それで、それで……っ」

青年の答えを待たずにまくしたてるのは、いかにも幼い性急さだ。
仲良くはなったが、青年がミユちゃんにあげたのは最初のローターだけ。
それ以上をお願いすることは、いけないことだと思っているのだろう。
こわごわと言う涙目の幼女を、青年は優しく撫でる。

「そっか。電池が必要なんだね。大丈夫だよ。僕にプレゼントさせて」

なるほど、その手のアイテムに初期装備されている電池は安物のマンガン電池だ。
早く尽きてしまうのも無理もないことだ、と青年は自分の配慮の無さを反省する。
一人で行ける行動範囲に100円ショップでもなければ、調達することも難しい。
青年の言葉に明るい表情を見せたミユちゃんは、しかしまた俯いてしまった。
そしてまた、ぽつぽつと言葉を続けていく。

「……あの、ね、それで……うごかなくなったろーたーで、おまたいじってたらね、
 おまたがひりひりして、さわれなくなっちゃって……みゆしんじゃうのかな……」

敏感な粘膜は男女問わず人体の急所だ。そのことを本能で知っているのだろう。
粘膜が傷ついたことに極度に怯えたミユちゃんは、誰にも相談できずにいたらしい。
青年は安心させるようにミユちゃんを抱きしめ、背中を撫でながら口を開く。

「大丈夫だよ。小さな怪我をしちゃっただけだから、死んだりなんかしないよ。
 お兄ちゃんが専用のお薬も用意してあげるから、それを塗ればすぐに治るよ」
「ほんと……?」
「うん。大丈夫。お兄ちゃんに任せて」

不安げに顔を上げたミユちゃんの頭を、青年が安心させる笑顔と共に撫でつける。
まだ夕暮れ時で店仕舞いには早い。キッと顔を上げた青年は一目散に薬局へ走った。

駆け込んだ薬局で店員に相談して即決した軟膏を手に、公園へと駆け戻る。
ミユちゃんは青年の帰還を、勇者を待つお姫様のように胸をときめかせて待っていた。
祈るように胸の前に手を組み、瞳をキラキラさせているミユちゃんを、青年が物陰に連れて行く。
薬の塗り方を知らないミユちゃんに、最初は実演して見せてあげる必要があったのだ。
ぱんつを膝下まで下ろし、幼い蕾に軟膏を塗る青年を、スカートをたくし上げる幼女が見下ろす。
自分で触るのとは違う感触に、ミユちゃんはぽわっと胸が温かくなる感覚を覚えた。
うっとりした瞳で青年を見つめながら、ぬるりとした治療行為に身体を委ねる。

こうして幼女は ねんがんの オナニーライフを とりもどした! おわり。

276 :懲りずに保守ネタ投下 1/1:2010/11/17(水) 05:02:50 ID:Uj6koMsN
金の力がモノをいう、財欲にまみれた退廃の街ゴールドシティ。
ネオン輝く不夜城では、今夜も享楽の宴が始まらんとしていた。

「ゼーニゼニゼニ、世の中金じゃわい! ほぅれ服を脱がんかい!」
「うう……ヒドイ、どうしてこんな目に……」
「金が無いのがいかんのじゃい! おおっと靴下はつけたままじゃぞ!!」

広げた札束をヒラヒラ見せびらかす男に、女が唇を噛み締める。
その時、高層ビルのガラスを勢い良く割って一人の美少女が颯爽と現れた。
金色の髪に蒼い瞳、発育の良い若い肢体はレオタードに包まれている。

「うぬ! 何奴!!」
「コインシューターレイカ、華麗に参上! 金で人心を弄ぶ卑劣漢! 
 これでも食らって反省なさい!!」

名乗りを上げた正義の戦士が、携えた銃を構える。
射出台のような形状をした砲身の上にはコインが輝いていた。
連射された十数枚のコインが正確に男を捉える――!

「くくく……この程度か、コインシューターレイカ!」
「なっ……! 無傷!?」
「五円玉程度の攻撃では私を倒すことなど出来んぞ!! 飛んで火に入る夏の虫め!
 そのレオタードをひん剥いて新札の札束風呂で全身に裂傷を負わせてくれる!!」

のしのしと近付いてくるいきり立った肥満体に、レイカがじりじりと後ろに下がっていく。
勝敗が決したと思われたその時――窓を割って新たな影が躍り出た!
金色の覆面とラメ入りビキニパンツを穿いただけの筋肉質な紳士が、手を閃かせる。

「これを使うんだ! コインシューター!」
「ゴールド仮面さま! こっ、これは――!!」
「うぬぅ! まったくもって嬉しくない新手め! 十種の宝石煌く我が拳を食らえい!!」

驚くレイカを他所に襲い掛かる肥満体、その巨大な拳を華麗にかわして――

「ゴールドアタック!」
「うぐあああ! 柔らかい! ちょっとムレた感じの温くて柔らかい何かががが!!」
「安心しろ! 今日のジェントルパンツは純金を編みこんだ特別製だ! 嬉しかろう!」
「うぬあああ!! まったく嬉しくない!!」
「今だ! コインシューター!!」
「――はいっ!!」

渡された弾丸の輝きに呆気に取られていたレイカが、その言葉に顔を上げる。
キッと敵を見据えるその姿は、まさしく悪を撃ち抜くシューターのそれだった。

「金で人心を弄ぶ卑劣漢! これでも食らって反省なさい!!」
「ふん、貴様の放つ五円玉など――なっ、その輝きはまさか!!」
「メイプルレリーフ1オンス金貨……! 貴方を葬るに相応しい弾丸よ!!」

華麗に舞って避ける紳士と入れ替わるように、金色の一閃が放たれる。
銃撃を受けた肥満体は爆散し、辺りには男が溜めこんだ不浄の財がばら撒かれた。
宝石、金貨、札束にコイン――散らばる莫大な財の中、レイカが目を留めるのはただ一人。

「ゴールド仮面さま……」
「見事だった、コインシューター。ではさらば!! ふわはははは!!」
「あっ……」

バッと身を翻して空に舞う、金色の覆面とパンツを装着した筋肉質な紳士。
その姿を潤む瞳で見送ったレイカは、ギュッと切なそうに胸元で手を握り締める。
また、名前を呼んでくれなかった……漏れそうになったその呟きを、心の中だけに留めて。
凛とした眼差しを取り戻すと、レイカは空に舞った。財欲に囚われた街を救うために――! おわり。

277 :名無しさん@ピンキー:2010/11/17(水) 07:08:00 ID:1oLiDJay
コインシューター……つまりは銭形平次ですねわかりますwww

278 :名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 11:27:39 ID:diuAC+VA
ちょいちょい銭形というか、金の物理エネルギーで救う話が来るなw

279 :名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 11:14:58 ID:jDEFemz3
保守あげするよー

280 :名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 01:41:20 ID:6nau+Oks
これ、男を金の力で…ってのはダメなの?

281 :名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 01:54:40 ID:f8lPF1Us
男を助けるんだと、スレの趣旨からは外れるなあ。

どちらかというと、こっちのスレ向きじゃないかな

傷ついた主人公をヒロインが慰めるSS
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1193663674/l50

282 :名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 10:02:22 ID:6nau+Oks
お早いレスサンクス

283 :名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 21:01:38 ID:YEWpRqnY
男版を考えたらハヤテ君しか思い浮かばなかった。

284 :名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 23:19:39 ID:zyf3XESV
>>276
こういうバカバカしいの大好きだw

285 :名無しさん@ピンキー:2011/01/08(土) 02:27:30 ID:07b9XpTQ
保守

286 :名無しさん@ピンキー:2011/01/10(月) 13:09:33 ID:VDPTGC+k
今タイガーマスクが流行ってるみたいだが…

287 :名無しさん@ピンキー:2011/01/11(火) 12:39:27 ID:Mwk/FaVZ
>>286
タイガーマスク×幼女 だな

288 :名無しさん@ピンキー:2011/01/23(日) 20:43:58 ID:fq8Hs3fl
伊達さんという登場人物が…で話が始まるわけか

289 :名無しさん@ピンキー:2011/02/01(火) 15:11:53 ID:oGzb1aMC
今日も日本は平和です

290 :名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 01:47:17 ID:jNw4O/es
>>289
平和か…?そりゃ世界の中では治安は良い方だけどさ
平和なんかねぇ

291 :名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 01:53:33 ID:UUccu3b8
世界レベルで考えたら、間違いなくトップ10に入るくらい平和だろ

292 :289:2011/02/15(火) 15:10:49 ID:KVBXSH/4
海外で暮らしてたけど>>291が言っている通り日本はかなり平和だよ
政治的や宗教的な話になるから書けないけど

スレチスマソ


293 :名無しさん@ピンキー:2011/02/18(金) 16:36:41 ID:mHQpPQK/
無理心中があるけどな

294 :名無しさん@ピンキー:2011/02/18(金) 19:47:49 ID:nRwnRXVR
自殺率が先進国の中では事実上トップの国だし、
戦争状態にないだけであって、
国民の幸福度はかなり低い可能性はある。

295 :名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 04:49:59 ID:8E+Or/UL
平和と幸福って別の話じゃね

296 :名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 19:14:34.40 ID:qtrDISb9
>>295
でも戦争ばっかだと幸福とは言えないだろ?
まったく別の話ではないと思う

103 KB
新着レスの表示

>>604l>>372T>>474n>>356p>>921m>>104r>>368F
>>162;>>394!>>234%>>5753>>857q>>725:>>467y>>297!★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
名前: E-mail (省略可) :


read.cgi ver 05.04.02 2018/11/22 Walang Kapalit ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)