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触手・怪物に犯されるSS 18匹目

1 :名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 01:08:54 ID:4q9k3Dau
女性が触手や怪物など、モンスターに犯されるSSのスレです。
オリジナル・版権問いません。 和姦・強姦・輪姦なんでもOK。

前スレ
触手・怪物に犯されるSS 17匹目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1213624740/
過去スレ一覧
http://www9.atwiki.jp/eroparo/pages/381.html

類似スレ
小さい生き物が女の子によって集るシーン【二匹目】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1090661677/

異種姦【触手蟲獣妖し機械人外】総合スレ96匹目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1212912092/

「漂流女子校」専用控え室(2号室)
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/2051/1152250437/

2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.gozaru.jp/

106 :名無しさん@ピンキー:2008/10/22(水) 20:26:38 ID:sWQ5ft5y
獣の列島・・・

107 :名無しさん@ピンキー:2008/10/24(金) 21:59:16 ID:3uYQais4
いやな…メインヒロインの最期だったね…

108 :名無しさん@ピンキー:2008/10/24(金) 22:13:07 ID:CxiWL9JU
モブキャラのエロシーンの方がエロかったね…

109 :名無しさん@ピンキー :2008/10/25(土) 00:16:55 ID:tPf8ITcP
モブのナースのお姉さんが最高でした…

110 :名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 04:16:44 ID:GPKpQj7M
あの射精直前に一物がドクンと膨らんでワームが
ブルブルッって気持ち良さそうに震えるとこもな

111 :名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 04:35:18 ID:7FLAjG90
2巻でエロが薄くなってたんで読むの止めたんだぜ

112 :名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 08:59:24 ID:3XQt5sJR
3巻はちょっとまた持ち直したと思う

113 :名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 15:26:10 ID:x1rzc584
>>112
でも一巻の妹陵辱が一番ヌケル。

114 :名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 17:13:13 ID:sabiZxFL
4巻だけ未読な俺はリアル寸止め。
べ、別に悔しくなんかないんだからねっ!!

115 :名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 17:48:10 ID:7FLAjG90
自衛隊員「スレがワーム達にに占領されました!」

116 :名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 20:29:32 ID:H5JAQ+Ax
☆☆☆ピカッ!!☆☆☆


スレは消滅しますた

117 :名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 22:50:40 ID:SkpfQCB+
>>102
乙!
淡々とした感じがイイな

118 :名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 04:24:59 ID:bAhRp/2B
初体験のお相手は触手モンスター。
なんとか助かったけど後遺症で疼く体。
幼馴染と遂に迎えた初夜なのに、陵辱の記憶がフラッシュバック。

そんな素敵な作品どこかに転がってねえべか。

119 :名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 10:56:13 ID:YiMv/8Al
>>118
エゴの神楽シリーズが辛うじてそんな感じ…かな?

120 :名無しさん@ピンキー:2008/10/29(水) 15:11:47 ID:JXNqW3sZ
触手って本体(コア)を潰さない限り無限再生や増殖を繰り返してってパターンがたまに居るよね
良くある淫獣タイプやその眷属みたいなパターンは倒されたらそれまでの使い捨て触手だけど

121 :名無しさん@ピンキー:2008/10/30(木) 02:30:39 ID:S2JCI0+a
コアを中心に数々の触手を組み換え、あらゆるおにゃのこ対応した最強のry

122 :名無しさん@ピンキー:2008/10/30(木) 04:18:57 ID:1wnLUyuo
まるで犬夜叉の奈落だな

123 :意識侵食(改題希望) 五話 1/8:2008/10/30(木) 08:01:36 ID:MgAsR4iz
おまたせしました。



†意識侵食 五話†

 ソフィア、あなたの聖剣「フルンティング」を見せて貰えないかしら? ……ありがと。
 やっぱり、「宝翔石[ほうしょうせき]」はついてないみたいね。
 ……って、もしかして知らないの?
 ――そう。まぁ、別にいいわ。
 宝翔石――略称して「宝石」ってのはね、「身翔器[しんしょうき]」に付けることでその力を最大限に引き出す――つまり、‘必翔技[ひっしょうぎ]’を行使できるのよ。
 「身器」単体でも十分強いんだけど、強い亜族を倒すならひちゅじゅ……ひ、ひつじゅひんってことなの。
 ……ちょっと、笑わないでよ。
 身器と宝石は二つで一つになってるから、決まった組み合わせ以外は……え?
 それが分かれば苦労しないわよ。とにかく、情報を集めたり、遺跡や坑道に潜るなりして探すしかないわ。
 まあ、ある程度の数、何処に在るかの目星はついてるけどね。
 でもね、ひとつ問題があるのよ。
 身器に宝石を取り付けるのは、鍛冶士じゃないと出来ないってこと。
 しかも、今それが可能なのは、この大陸に一人しかいないらしいのよね。
 ……うん、ほんと、探す物だらけ。大変かもね。
 ――「かもね」じゃない? んー、まあ確かに‘かも’は、普通の人なら言わないんだろうけど。
 あ、そういえばあなた、発ってからどのくらいになるの?
 ……え? まだそれしか経ってないの?
 ってことは、上位亜族はおろか、中位亜族にも遭ってない、と。
 私とは実戦経験が文字通り天地ほどの差があるってことね。
 ……まあ、経験だけ積んだところで、歯が立たないと意味ないんだけどね。身器を持たない私じゃあ、上位亜族を倒せないし。
 倒せなくても……と、これはまだ話してないわよね?
 私の過去を話した時に分かったかもしれないけど、私、亜人なの。
 なんで意識を保てるのか、ってのは、私も聞きたいわよ。聞きだした後、消すけどね。
 ……ま、それはそれとして。
 これからどうするかっていうと――

 ドオォォォン!

 響き渡る轟音が、ソフィア達の会話を途切らせた。
 大地震の如き衝撃に部屋内では物が落ち、ふたりが乗っている天蓋付きベッドを揺らした。
「っな!? なんですかっ!!」
 辺りをキョロキョロと見回しながら、ポニーテールをなびかせ少しうろたえつつ叫ぶソフィア。
 助かったことに、思ったほど焦ってはいないようだ。
「…………重量のある亜族が、この町に降り立ったということでしょうね。私達の出番よ」
 僅かに呆れた様子で言うセリカ。
 驚いたんだろうけど、ちょっと考えれば分かるでしょうに。
「上位亜族じゃなければいいんだけど……」

124 :意識侵食 五話 2/8:2008/10/30(木) 08:02:23 ID:MgAsR4iz

 ―☆―☆―☆―

 要塞都市ケインズウェルが衝撃に揺れる、少し前。
 ――門兵のふたりが殺され、或いは犯された後のこと。
「ふあぁぁぁ…………退屈だなぁ、フィオナ」
 ややつまらなそうに、しかし愉楽を感じさせる声色の主は、間違いなく年を食った者特有の重さがあった。
 つるりとした自身の頭を撫でながら、門兵の詰め所にいる唯一の話し相手――フィオナを、好色そうな目付きで眺めている。
「た……確かに退屈ですねぇ、ケヴィンさん」
 心なしか、いやいや返答に応じているようにも聞こえる少女の声は稚[いとけな]い。
 金色のセミロングヘアの前髪を両頬に垂らしたあどけない顔立ちは、整ってはいるものの非常に鋭い目付きが特徴的である。
 すっかり明け渡った頃合い。門兵の交代の時間だった。
 はやく戻ってこないかなぁ、レナさん達……
「ところで、フィオナは彼氏とうまくいってるんか? 色んな意味で」
 また、この人はこういうデリカシーの無い質問を……
 まだ成人を迎えてないフィオナに、下世話とも思える問いを発するスキンヘッドの男――ケヴィン。
 それも最後の一言が無ければまだ良いんだけど……と呆れたフィオナである。
「……いないのを知ってて聞いてるんですか?」
 少しばかり強い口調で返してやった。
 あんまり調子に乗らせると、勘違いしそうで困る。
「あら、そりゃ失敬。でも、もう十九だろう? 早く結婚して、子供を作ってもらわんと。この国の未来を憂いたく……」
 セクハラなのか、真剣に話しているのか、どうにも判断に困る。
 後者だとは思うのだが、実際問題フィオナ自身はまだ気が早い話だと考えているので、適当に聞き流すことにした。
「俺の娘もちょうどフィオナと同じ年頃でなあ。畑仕事や家事を一生懸命にやってくれるのは嬉しいんだが、彼氏が出来ない。
 俺としては早く所帯を持ってくれた方が助かるんだが、どうも本人にそのつもりが無いらしくてな。
 しかも俺が帰る頃、夜中には酒場に働きに出てるから顔合わせの機会も少ないときた。
 よっぽど働くのが好きなんだなと関心するべきなのかも分からんが、父親としては複雑な気持ちだぜ。
 普通、フィオナくらいの年頃になると、色々と持て余すものだろう? あいつは結構美人だし、言い寄ってくる男もいるはずだ。
 それをおくびにも出さずやってるんだからなあ。親としては文句なんて言えない。困ったもんさ」
 …………なんとなく、ケヴィンさんの娘さんの気持ちがわかるわ。
 たぶん、酒場に彼氏がいるんでしょうね……たぶん。
 会えない時は寂しいかもしれないけど、好きな人に会えるって気持ちがあるから頑張れるんだろうなぁ……羨ましい。
「俺は早く孫の顔が見たいぜ。あいつ結構大人しいから、デキるのは大分先になるだろうなあ」
 ……ケヴィンさんは全く気付いてないみたいだけど。
 普通、夜中に酒場で働くような娘に、男がいないほうがおかしいとか思わないのかしら?
 大人しいってのも、親の前だからこそよね。
 夜はきっと彼氏の上で……って何考えてんのよあたしも。
「……むう、もう頃合いだな。行くとするか」
「はい」
 壮年も峠の男に凛とした返事をし、少女は後に続いた。
 正門の前へと続く扉を開ける。
「交代だぞー……っ!!」
 ――文字通りの、奇襲。
 ケヴィンは、照らされると予想していた早朝の陽光ではなく、それを遮る何者かの影に覆われていた――一瞬だけ。
 宙から舞い降りた襲撃者が地面に降り立つ。

125 :意識侵食 五話 3/8:2008/10/30(木) 08:03:22 ID:MgAsR4iz
 亜人だ!
 それも、レナ。
 触手を振りかざして襲い掛かってくる元同僚の攻撃を、冷静にさばくケヴィン。
 数本の触手を斬られながらも向かってくる亜人に、ケヴィンも容赦ない斬撃を浴びせる。
 ザンッ!
 迎え撃つ形で横薙ぎの一閃を放ち、レナだった亜人の首が血弧を描いて吹っ飛んだ。
 情けはない。
 亜人となれば助かるすべはなく、女性に大して凶暴なのだ。男が殺らねば、誰が殺る――同僚といえど、亜人と化せば彼にとっては敵なのだ。
 そして、彼はすぐさま後ろに振り向いた。
 この周辺に亜族がいる――早急に伝えねばならない。
「おい、フィオナ! 亜族……がっ!」
 全くグズグズしやがって。まだ詰め所の中にい――あたりを最後に、ケヴィンの思考は途切れてしまっている。
 くぐもった呻きと共に、その場にくずおれる壮年兵。無数の触手が、ケヴィンの全身を貫いていたのだ。
 鉄製の鎧など、男に対して凶暴化する亜族の前では紙に等しい。
 ――と、正門側の詰め所の扉がガチャっと開かれた。
「すいませんっ。実は剣帯…………ひっ!!」
 少女は、用意しておいた言い訳を述べようといきおいよく出てきたのに、その相手である壮年の男は眼下にいた――死体となって。
 しかも、ややあって視線を眼前に移せば、青い人型の亜族に包囲されているではないか。
「…………っく…………うぅっ……」
 瞬時の状況判断力に優れたフィオナ。
 碧い眸から涙が伝う――が、彼女は泣きながらも行動を起こしている。
 そう、自ら装備や衣服を脱ぎ始めたのだ。
 既に門兵三人を手にかけた「視姦亜族」と呼称される彼らは、人族の男と‘抗してくる女’に絶大な戦闘力を発揮する。
 が、人族の女の自慰行為を見ると、自らの陰茎をしごきはじめ、達すると共に文字通り昇天してしまうのだ。
 とはいえ、屋外で自涜に及ぶなど、分かっていても羞恥心で中々出来ることではない筈だが……
「………………ケヴィン……さん…………」
 ――別に、あの人が特別好きだったわけじゃない。
 齢だって、自分の倍を遥かに凌駕するほど離れている。
 だが、今まで彼女はケヴィンに散々世話になり、そして迷惑をかけてもきたのだ。
 彼はそんなフィオナを、激励することはあっても叱声を飛ばすことは一度も無かった。
 「気にすんな」「大した事ねーよ」……そんな彼の言葉が、どれほどフィオナに影響をもたらしたか、彼自身は知っていたのだろうか?
 ……いま、フィオナは、胸に巻いた白いさらし布と、秘処を覆う白い下着のみの格好になっている。
「フシュウゥゥ…………」
 正門前に佇む金髪セミロングの少女を、五匹ほどで包囲している視姦亜族達は興奮気味だ。
 すでに全員手がモノを握っており、臨戦態勢は万全といったところか。
 フィオナは、完全に上気した幼さの残る顔を下に向け、ゆっくりと、双眸を閉ざした。
 ……おとうさん、おかあさん、フローラ…………それに、ケヴィンさん。こんなコトに及ぶ私を、どうかお赦しください……
 ――起立する少女の右手が胸に。左手が股間に。それぞれ伸ばされる。
 白い布越しに、自らの胸を、秘所を、優しく愛撫する。
「あっ……は…………っ」
 あどけない、それでいて色のある途息が洩れる。
 彼女も、覚えたての頃――十四歳の時は、親の目を盗んで週にニ度は自慰行為に耽っていたのだが。
 十八歳で剣士隊に入ってからは、忙しさで体力的にきつく、多くても月に一回が限度だった。

126 :意識侵食 五話 4/8:2008/10/30(木) 08:04:19 ID:MgAsR4iz
 今しているのも二ヶ月半振りであるが、性欲が薄くやや不感症気味の彼女は、視線を意識すると本来の乱れ方を露にすることなど出来ない。
 ――とはいえ、溜まっているのは事実だが。
「……ぁふっ、ン……あはっ、ぅっあ! ……あぁん!」
 自らの肢体を攻め立てる手の動きと途息、喘ぎが、徐々に激しくなってゆく。
 右手で胸の突起を弄り、左手で下の突起を擦る手つきは、ブランクを感じさせないほど手慣れたものがあった。
 視姦亜族達も、そんなフィオナを見て気分を昂ぶらせ、腰を振ってモノを擦っている。
 ――と、フィオナはふいに胸を覆っていたさらし布を捲り上げた。
 小さな胸があらわになるのもつかの間、少女自身の掌によって覆われ、歪んでしまう。
「あぁんっ! ……っふ、ぁ……はん! あン! ……んぁっ、あはぁっ、はぁぁあんっ!!!」
 そそられるような嬌声に混じり、彼女の陰部からくちゅくちゅと淫猥な水音が発されていた。
 いつのまにか下着に手を忍び込ませ、直接秘所を攻め立てていたのだ。
 白布の股間部は明瞭に染み出しており、透明の液体が内股を伝い流れ出ている。
「あンっっ!! やっ! あっ! はぁぁ…………いい……いいよぉ……っ!!!」
 もはや羞恥心も理性も忘却の彼方だ。
 陶酔しきった表情の彼女は、ただひたすらに快楽の頂を目指し、ぐしょ濡れの秘所を更に探り擦っている。
 その様子を眺めながら行為に興じる視姦亜族達も、上下に動く速さにスパートをかけていた。

 ――という状況だったので。
 フィオナが、視界の彼方の普天から、ゆっくり迫りくる巨大な‘それ’に気付かないのも、無理はなかった。

 ―☆ー☆ー☆―

 ズゥゥウウウンッッ!!!
 巨大な影は、何の予告も無く、天空より瞬時に降り立った。
 要塞都市ケインズウェルに。
 ‘それ’が着地したのは、町の中央の、十字路と呼称される所の中心部――噴水である。
 早朝とあってか、幸い噴水付近に人は無く、死者は出なかったが。
 しかし、‘それ’の巨躯に押しつぶされた噴水は、壊されたのだろうが、全く水が洩れ出る気配が無い。
「な、なんだっ?! どうした?!」
「……あれは……竜?」
 噴水より少し離れた場所にいた人々、または家から出てきた人々が、‘それ’を視認するなり驚嘆と恐怖がないまぜになった声を上げる。
 ――視姦亜族は、囮だったのだ。
 見張りである門兵に報告されないよう気を逸らし、自身は上空からゆっくりと都市の外壁を超え、内部から蹂躙する。
 それが、竜の外見と人の知性を併せ持つ‘それ’――上位亜族の考えだった。
 ふいに。
 上位亜族の背――鱗の部分が、八つに割れた。
 ぱっくりと開いた穴から、植物のような、気持ち悪く蠢く蔓[つる]が立ち昇ってくる。
「あ、あれ、は…………」
「に、逃げろっ!! みんな、にげろーー!!!」
 そこに居合わせた十数人の男女に関しては、もはや不運と言うほかない。
 飛矢よりも遥かに疾く襲来した蔓のごとき触手に、男は背を貫かれ絶命し、女は肢体を捕らえられる。

127 :意識侵食 五話 5/8:2008/10/30(木) 08:05:02 ID:MgAsR4iz
「があ゛っ……」
「やっ……きゃあああ!」
 四肢を拘束された八人の女性――または少女は、すぐに衣服を半脱ぎにさせられ、波打つように動く触手に肢体をもてあそばれる。
 ある者は、強気に抗するも最後には快楽に抗えずに墜ち。
 ある者は、攻め立てられる前に失神し、意識を失いながらイかされ。
 ある少女は、味わったことのない感覚を強引に呼び起こされ、頂に達したあと永遠に目覚めることはなく……

 ―☆―☆―☆―

「はぁ、はぁ、はぁ……」
 陽光のもと、二人の少女が、殺風景な石造りの家の間を全速で走っていた。
 向かう場所は、十字路の中央。
 まさか、こんなところにまで上位亜族がいるようになってしまったの? だとしたら、猶予はあまりにも……
 二つに結った髪を揺らしながら駆ける童顔の女性――セリカは、憂慮に身を震わせていた。
 あんまりうかうかしていると、ハスター打倒どころの話じゃないわ。
 火急に仲間と、「宝石」・「身器」を集めなければなんないわね……
 ポニーテールをなびかせながら疾駆する少女――ソフィアは、明瞭に物憂げな表情のセリカを見て、声をかけようか迷った。
 しかし、喋りかけることはなかった。
 十字路中心部に、もう寸前のところまできていたからである。
「!! あ、あれは!」
 ソフィアが叫ぶ。
 やっぱり、か――これは、セリカの心の中で呟く癖になっていた。
 彼女らの視界に最初に映りしは、人々を蹂躙する竜だった。
 既に剣士隊が抗戦にあたっているようだが、まるで歯が立っていない。
 男は竜――上位亜族の蔓に貫かれ命を散らし、女は亜人に殺されるか、犯されて亜人にされるかの二択だった。
「っ! この……」
「待ちなさい!」
 いきりたって突っ込もうとするソフィアを、セリカがいつになく強い声色で静止する。
「なんでそんなに落ち着いているんですかっ!」
「何言ってるの。考えも無く突っ込んだところで、今の私達じゃ上位亜族には敵わないわ」
 正論だった。
 むろん、それはソフィアも理解している。
 だからといって、このまま指をくわえて見ているだけというのは、ソフィアにとっては自分が犯される以上に嫌なことなのだ。
「っ……じゃあ、どうすれば……?」
 悔しさを堪えながらも、素直に訊いて来るソフィア。
 ……ふふっ、いい子ね。
 セリカは、ほんの少し悪戯っぽく微笑んだ。
「じゃあ、良く聞きなさいね……」

「はぁ、はぁ、はぁ……」
 肩と太腿を剥きだしにした白いレオタードに身を纏った少女・ソフィアは、薄暗い空間にある木造りの階段を駆け上っていた。
 石造りの物見櫓[やぐら]の内部である。
 セリカの提案はこうだ。

128 :意識侵食 五話 6/8:2008/10/30(木) 08:06:29 ID:MgAsR4iz
「いい?
 間単にいうなら、私が囮になって、あなたが‘あれ’にトドメを刺すのよ。
 上位亜族の皮膚は、「身器」じゃないと貫けないわ。
 まだ「必翔技[ひっしょうぎ]」は使えないけど、上位亜族なら、急所を貫けば倒せる筈よ。
 急所は……頭頂部にある一本角の上辺りね。
 あなたは櫓[やぐら]の頂上に辿り着いたら、聖剣をきらめかせて合図して。
 そうしたら私が突っ込んでくから。
 でね、あなたが‘あれ’に刃を立てるのは、私が捕まってからにしなさい。
 亜人には私の正体は割れてないけど、上位亜族にはお見通しだから。
 ……気にしないで。
 私はもう亜人。犯されても大丈夫なんだから。
 バレて殺されたら、だいじょばないけど……
 さ、行きなさい。
 この程度の相手が倒せないようじゃ、先が思いやられるわ……」
 本当に大丈夫なのかなあ……
 セリカの提案を聞いた後も、また今も、ソフィアは自問自答していた。
 彼女を疑いたくはない……いや、どちらかといえば疑っているのは自分自身だ。
 「薄霧の森」で、突如として力が抜けてしまい、亜人に墜ちそうになったことを引き摺っているのだ。
 ――これが、セリカの見落としだった。
 セリカは「フルンティング」の弱点を認識しているが、当然ソフィアもそれを知り得ているものだと思い込んでしまっている。
 ソフィアは分かっていない。太腿か肩を触れられると、一時間ほど完全に脱力してしまうことに。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
 ようやく、櫓の頂上に辿り着いた。
 東陽が射し、四方の石柱に支えられた警鐘が、フィオナの頭上にあった。
 石柱の間から眺望できる、あまり良いとはいえない要塞都市の景色。
 見晴らしは良いものの、西側のみ、巨大な何かが遮っていて見えない。
 ――竜、いや、上位亜族だ。
 約五十歩ほどの距離に佇んでいる‘それ’は、自らの身体は全く動かさず、開いた背――鱗から出る植物触手に全てを委ねている。
 男は殺し、女は犯され、家々を次々破壊してゆく。
「セリカさんっ! 早く、早くしないと……あ!」
 いた!
 ここからは小指の先ほどの大きさにしか見えないが、上位亜族を遠巻きに眺めるセリカがいる。
 すぐさま、背の剣帯にある聖剣「フルンティング」を抜き放ち、石柱の間から突き出す。
 聖剣よ!
 念じると、太陽よりも鋭いクリアな青い光が、セリカをスポットライトのように映し出した。当然、上位亜族に及ぶところではない。
 二つに結った金髪を童顔に飾った美少女、いや、美女はソフィアに向けてウィンクした。ソフィアも少々ぎこちない微笑で返す。
 双方とも目が良いので、大きく離れているにも関わらず、相手の顔をしっかり視認可能なのだ。
 ダンッ! と、セリカが地を蹴った。
 疾い! 確実にソフィア以上の脚力を有している。
 まるで風を駆るかの如き疾走ぶりに、ソフィアも瞠目せざるをえない。
 チュニックとタイトミニという軽装を生かしているようにも思える。
 亜人を見向きもせず、また見向きもされず。一直線に上位亜族のもとを目指すセリカ。
 三十…………二十……十――

129 :意識侵食 五話 7/8:2008/10/30(木) 08:07:41 ID:MgAsR4iz
「……えぇっ?」
 頓狂した声を上げたのはソフィアだ。
 とどまるところを知らないセリカの疾駆速度は、上位亜族に‘ぶつかる’ことでようやく‘止まった’ようだ。
 ――都市中に、低く重い咆哮が鳴り伝った。
 なんと、セリカの双剣が、鱗の開かれた部分に突き立っていたのだ。
 瞬間。
 堰を切ったように、植物触手が粘液を撒き散らしながらどばっと飛び出し、セリカに殺到する。
 ソフィアの視界から、あっという間に姿を失してしまった。
 今しかない!
 セリカを案ずるならば、行動を起こすほかない。一瞬の迷いを振り切り、ソフィアは櫓[やぐら]から身を乗り出し。
「やぁああっっ!!!」
 ダンッ、と。白い身体が、眩しい陽を受け飛び立った。
 跳躍力は、人のものではない。むろん、聖剣の加護に因るものである。
 白刃を上段に掲げ、弧を描いて上位亜族の後頭部に接近していく。
 巨躯の竜は、セリカを犯すのに夢中になっている。服を剥がれ、蔓で肢体を弄ばれているにも関わらず、彼女の表情には余裕が感じられた。
 そんなセリカを見て、ソフィアも安寧を覚えた。
 ――が、それが仇になったのか。
 上位亜族の後頭部に着く寸前、ソフィアに触手が迫ってきたのだ。
「くっ……」
 両手で上段から聖剣を振り下ろし、払い、迎撃する。仕留めそこなった一本の蔓が、右足首に巻きつく。
 平衡を失いよろけながらも、右手に持った白刃を駆り、蔓を断つ。
 そのまま竜の頭頂部に降り立つと、やはり触手が殺到してきた。
 さばききれる量じゃない!
 思いながらも、冷静に全身を暴れさせ、その殆どを斬り払っていった
 と、斬り損ねた触手が左腕に巻きつき、肩に達した。
 ――その時だった。
「っ?! …………あっ……!!!」
 また、だ……
 何故か、ソフィアの全身から聖剣の加護が失われた。そればかりではなく、自身の力さえも脱してしまい、「フルンティング」を手放してしまう。
「なん……で……」
 視界が霞む。まるで、ソフィアの未来を表すかのように。
 無力となった少女を、触手はゆっくりと拘束し始めた。無理矢理に脚を広げさせられ、両手を頭の上で組まされる。
 ――次の瞬間。
 ソフィアの視界に映されたのは、触手ではない。人族の手そのものだった。異常にべとべとしていて、嫌悪感を呼び起こすには十分すぎるものだった。
「……ひっ! …………い……」
 もはや少女の頭の中は、恐怖で埋め尽くされてしまった。
 抵抗できずに責め続けられ、果ててしまうのは、死と同義なのだ。
 そんな彼女をなじるかの如く、手形の‘触手’がソフィアの肩に伸びる。
 首に巻きついた白いレオタードの布地を引き裂き、ずりおろす。
「……!!」

130 :意識侵食 五話 8/8:2008/10/30(木) 08:08:42 ID:MgAsR4iz
 程よい大きさの双丘があらわになり、顔に朱を差して歯噛みするソフィア。
 ――と、いつの間にか‘触手’は二本に増えており、その片方が今度は下半身の方へと向かっていた。
 粘液のついた手が、二本指を立て、おもむろに股間部の布をなぞり始めた。
「あぅっ!! ……んっ……っ?!!」
 嬌声もそこそこに、ソフィアの表情は驚愕に満ちる。
 どういうわけか、股に食い込んだ白布の一部が、幻のように消え去ってしまったのだ。
 陰部がほぼ完全に見える状態になったのである。そして――
「っひゃ!! ……はっ、あぁっ! あん! あぁん!」
 稚い喘ぎ声の旋律が、すぐに奏でられてくる
 片方の手が乳首を摘み、片方の手が秘処の中を探り始める。
 ぐちゅぐちゅ響き渡る淫音とともに、愛液が垂れ出してきた。
「やぁっ!! ……んっ、くっ、ふっ……あぁぁあんっ!!! はあぁぁ…………」
 ずん、ずんと波打つような快楽がソフィアの肢体を駆け巡り、脳内はすでに頂を目指すようになってしまっていた。
 ――ずちゅ、と、手が突如抜かれた。真打登場である。
 代わりに出てきたのは、濃い緑の太い触手。
 だが、異様なまでの微震動を絶え間なく繰り返すものだった。
「ひぐっ! …………やっ……いや、ぁ――っっっ!!!!!」
 挿入の瞬間。
 ソフィアは電流を奔らされたかのように肢体を大きく仰け反らせ、声にならない悲鳴を発した。
 が、無情にも彼女に休む間も与えられず。間も無く、ピストン運動が行われた。
「ひぎっ!!! ……いっっ!! あ゛!! ひゃあぁぁあんっっ!!!」
 貫かれたかのような快楽。
 達しないのが不思議なくらいだった。
 ぐちゃぐちゃな恥部から愛液をほとばしらせ、愉悦と苦痛が混ざった表情は思い切り歪んでいる。
「あっ!! あっ!! あぁっ!! はぁぁぁあはっっ!!! んあぁ゛ぅっ!! 超えちゃっ……」
 限界点がどこかすら分からない。
 ――それが幸いしたのか。
 突如として、それは起こった。

 天上より、脳天を突き抜ける透き通った快音が鳴る。
 光だ。
 上位亜族とソフィアが蠢く遥か上空に、真っ白い光が集束している。
 全く眩しさを感じさせないその光源が。
 落ちた。
 命中した――上位亜族に。
 一瞬の硬直後、竜の巨躯は、光に包まれるように消失してしまった。
 その全てが、あまりにも短い出来事で。
 解放されて地に落ちるソフィアの身体が、何故かふわりと地面に着く。彼女は呆けていた。
 セリカは、未だに恍惚とした表情を張りつけたままだ。
 そんな状態なものだから、二人とも、一つの小さな影が歩み寄ってくるのに、全く気付かなかった―― FIN



設定の誤謬がry

131 :名無しさん@ピンキー:2008/10/30(木) 12:47:47 ID:V1zbPcFC
お昼におったっちっまったぜ
いいよいいよー

132 :名無しさん@ピンキー:2008/10/30(木) 15:27:56 ID:PnQCCr20
イイヨイイヨー
しかしこんなけ堕とされても堕ちきらないのがヒロイン特権かw

133 :3-170 ◆QC3LRmFAWo :2008/10/31(金) 20:57:04 ID:ter9dBCy
おまたせしました
シロの続きです。
4年もまたせてすいません……
その後のお話なんですが、3本あって凄い量になってしまったのと
設定などを練り直したのと、「ちょっとエロうすくね?」ということで
以前の話も書き直したら200kbを超えてしまったので
ちょっとスペースを借りてきてそこに置く事にしました。
投下という形式をとれなくてほんと申し訳ない(´・ω・`)

http://3170ss.x.fc2.com/



134 :名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 01:36:52 ID:pdzouulo
>>133
GJ!

135 :名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 12:48:36 ID:dzWEAn+O
タクシーの怪物とシロって同一なんすか?

136 :名無しさん@ピンキー:2008/11/02(日) 06:13:03 ID:R+ZMUKPY
>タクシーの怪物とシロ
略してタシロ

137 :名無しさん@ピンキー:2008/11/02(日) 10:49:36 ID:IDZMyysT
なあぁぁんってこったぁ!!!!

138 :名無しさん@ピンキー:2008/11/02(日) 14:57:27 ID:Qxys5aSM
保管庫も掲示板で保管人サマに頼めば差し替えてもらえるぜ。
まぁ、人に手間かけるよかこっちの方が良いのかもしれんが。

139 :名無しさん@ピンキー:2008/11/03(月) 15:41:56 ID:pq5iQNnP
風邪ひいている内にもう最終日の午後。
せっかくの連休を結局保管庫で過ごした俺ローパー。

140 :3-170 ◆QC3LRmFAWo :2008/11/03(月) 23:53:33 ID:uIeL6AXx
>>135
一応同種別固体の設定
それ以外は特になにもきめてないです。

>>138
ちょっと量が多かったんで腰がひけてしまいました……

>>139
お大事に〜

141 :名無しさん@ピンキー:2008/11/05(水) 00:26:26 ID:bg4CiVJ6
シロの同種別固体こええ

142 :名無しさん@ピンキー:2008/11/08(土) 12:15:47 ID:w/0RtzSA
サムスが犯られる良い同人ゲームないかな

143 :名無しさん@ピンキー:2008/11/08(土) 17:24:31 ID:mb8ntHBK
>>142
中身きめぇwwwww

144 :名無しさん@ピンキー:2008/11/08(土) 19:30:55 ID:RmY1fMQL
何を言う!サムスの中身はパイスー着た金髪ポニテ姉ちゃんだぞ

145 :名無しさん@ピンキー:2008/11/08(土) 19:31:46 ID:m7bGE3Hz
>>144
中身きめぇwwwていう漫画のネタがある

146 :名無しさん@ピンキー:2008/11/08(土) 19:54:42 ID:Kuo+NzD6
>>144
怪物視点から見ると無骨なパワードスーツが魅力的に見えて、
中の美女はぶよぶよした肉の塊にしか過ぎないという意味だよ

147 :名無しさん@ピンキー:2008/11/08(土) 20:45:42 ID:RmY1fMQL
>>145-146
ああ、そういうネタかww
野暮ったいこと言ってごめんよ

化け物から見ればパワードスーツの方が魅力的で
中身の美女はぶよぶよの肉の塊、か
人間と化け物の美的センスの差を感じたよ…w

148 :名無しさん@ピンキー:2008/11/08(土) 23:50:23 ID:+7fRfsX2
肉の塊には魅力を感じないニョロ


149 :名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 13:25:50 ID:PJP5lvT+
パワードスーツの中身が美少女か美女だったら
人並み以上の知性があるモンスターだったらバイザーやヘッドパーツを砕いて素顔を見た時点で嫌な笑みを浮かべるよね
知性があれば人間のメスに取って殺される事よりも恐れている行為があるのは思い付くだろうし

150 :名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 13:39:04 ID:QTLGDm3l
>>147
元ネタはこれ
ttp://pikaky2.hp.infoseek.co.jp/20070202samus.jpg

151 :名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 22:05:59 ID:41snBre3
バロスww うっかり和んだじゃないかww

152 :名無しさん@ピンキー:2008/11/11(火) 00:50:08 ID:7B56c3d6
なんだこりゃw

153 :名無しさん@ピンキー:2008/11/11(火) 13:52:28 ID:TNdLMeXf
>>152
新参は死ね

154 :名無しさん@ピンキー:2008/11/11(火) 15:26:28 ID:25d0aply
(;^ω^)

155 :名無しさん@ピンキー:2008/11/11(火) 20:14:54 ID:rfTprmGG
・・・

156 :名無しさん@ピンキー:2008/11/12(水) 16:41:34 ID:0eabZvLl
>>133
今更ながら乙

157 :名無しさん@ピンキー:2008/11/12(水) 23:09:49 ID:h3wsk2VL
何この過疎っぷり

158 :名無しさん@ピンキー:2008/11/13(木) 06:51:48 ID:hwii9Lhn
>>157が作品投下すれば帰ってくるよ


159 :名無しさん@ピンキー:2008/11/13(木) 16:15:05 ID:Ev+5RiEB
触手モノのエロパロが一番作りやすい時代設定って何だべ。
やっぱ中世ファンタジー?

160 :名無しさん@ピンキー:2008/11/13(木) 21:35:58 ID:i7T0ihte
現代は普通にムズい。
日常的に接してる世界だから、どこまで「変な世界」にするのか難しいし、即席で書きたい人はとりあえずコレを真似しとけばおkな鋳型的な作品もまだ無い。
中世ファンタジーや近未来はその点優しいべ。
とりあえず書きたかったからロードスとかサイレント・メビウスに寄せときました、ってな感じのエロパロはウエブ上にゴロゴロしてる。

161 :名無しさん@ピンキー:2008/11/14(金) 00:39:45 ID:899FkCGb
だがシンプルイズベスト
剣と魔法の世界で女冒険者が色々されるのは大好きだ

162 :名無しさん@ピンキー:2008/11/14(金) 03:54:07 ID:NTZsy0jd
こんなんだから、触手業界はいつまで経ってもマンネリから脱しきれないんだな。
王道は大事だが、それにばかり拘っていたら先に進まない。そろそろ触手も潮時だな……

163 :名無しさん@ピンキー:2008/11/14(金) 05:30:16 ID:kSaDqwy2
江戸時代触手(北斎絵・犬夜叉など)とか原始時代触手(例が思いつかないが)とかはどうだろう

164 :名無しさん@ピンキー:2008/11/14(金) 06:56:06 ID:HkywjD7n
退魔師が触手にヤられちゃう現代ものはけっこうないか?

165 :名無しさん@ピンキー:2008/11/14(金) 14:22:55 ID:kFucN9YR
確かに。ヒットはしてないが確実に続いてるジャンルだよな。
学校とか微妙に田舎だったりとか、割とローカルな舞台設定で使われてる。

166 :名無しさん@ピンキー:2008/11/14(金) 15:26:33 ID:s9m3e8fC
宇宙からの来訪者の触手ならどの時代でも使えるんじゃない?
戦国時代でも平安京でも。
未来編でもスペース触手として普通に使えるだろうし。

167 :名無しさん@ピンキー:2008/11/14(金) 16:00:53 ID:6X5JbcAl
>>166
>平安京
穴掘って埋められてしまうぞ。

168 :名無しさん@ピンキー:2008/11/14(金) 17:04:11 ID:eDCYbmR5
>>165
いや…むしろ都会の闇に潜みし淫魔って感じのヤツの方が多くね?

路地裏で一般人犯してるところをセーラー服とかライダースーツの退魔師が来て、まず一戦
そいで一旦は窮地に追い込まれるが、物陰の闇が凝縮されて触手化して退魔師に巻きつき逆転とか
都会の障気が凝り固まった触手の化け物ってのは割かしポピュラーなんじゃないの?
最近の魔法少女モノの定番として

169 :名無しさん@ピンキー:2008/11/14(金) 17:25:46 ID:lnsX9MsI
あと現代の環境問題やら核やらで突然変異を起こした生物
(植物・爬虫類・なめくじとかあのへんのが融合して云々とか)が
レンジャーや研究者をry っていうのもありかな

170 :名無しさん@ピンキー:2008/11/14(金) 18:48:51 ID:NTZsy0jd
そもそも退魔師とか魔法少女とか全く要らない。
触手業界は、いつまでキルタイムに依存し続けるのか。

171 :名無しさん@ピンキー:2008/11/14(金) 19:29:48 ID:LBcMudHY
もしくはウルトラマン80のマイナスエネルギーで発生した怪獣タイプもパターンとしては良さそうだよね

マイナスエネルギーだから発生した対象次第ではメチャクチャ強い触手が誕生も有り得るし

172 :名無しさん@ピンキー:2008/11/14(金) 20:01:04 ID:eDCYbmR5
>>170
頭固っ
おまえカレーに福神漬け付けないタイプ?


173 :名無しさん@ピンキー:2008/11/14(金) 20:53:13 ID:RPbC4Qdh
よく見ろ!それは福神漬けじゃなくて触手の卵だ!

174 :名無しさん@ピンキー:2008/11/14(金) 21:52:11 ID:cudOry3y
バイオやらのヒットのお陰で現代モノもようやくフォーマットが揃ってきた感がある。

175 :名無しさん@ピンキー:2008/11/14(金) 21:53:50 ID:cudOry3y
まあ、バトル無しで普通の姉ちゃんがひたすらズッコンバッコン
されちゃうのも一行に構わんのだが。
舞台設定が必要になるのって、そもそも連載前提だし。

176 :名無しさん@ピンキー:2008/11/14(金) 22:35:55 ID:NHrr5EeY
個人的には魔法少女より巻き込まれる一般人の女の子の方が燃える場合が多い
大抵途中で助けられちゃうかあっさりめの描写で終わって残念なわけだが

177 :名無しさん@ピンキー:2008/11/14(金) 23:07:40 ID:NTZsy0jd
福神漬?
付いていれば入れるが、無くても困らない程度には好きだな。

何が言いたいかというと、魔法少女も退魔の巫女も登場しない、一般人が触手に犯されるジャンルも、需要があるなら確立してほしい、という事。
キルタイム的フレーズは、もうお腹一杯。

178 :名無しさん@ピンキー :2008/11/14(金) 23:36:56 ID:pz3vDoeA
一般女性だけの本は見てみたい気もするが、1冊分かくのは大変だろうなぁw
短編集くらいなら可能性はあるかもしれんが……

179 :名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 04:59:00 ID:i9oVgBsF
>一般女性だけ
101匹触手の同人誌であった気が…

>>167
ワロスw

180 :名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 07:15:43 ID:ETaBlxFt
なんつーか兄貴に投下してほしくないのかここの連中は…

ナツメの続き読みたいっちゅーねん

181 :名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 11:44:33 ID:lhygpA+k
ナツメは一般女性の凌辱シーン以外、全部読み飛ばしている。エンジェルが登場しない、エキストラだけってのもアリだな。
デスパイア生態報告書、っていう感じの。

182 :名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 12:08:06 ID:ETaBlxFt
>>181
こういうのがいるから職人が減るわけだな
ヤル気失せるわ

183 :名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 13:11:35 ID:0j05kTPv
>>181
ナツメ本人の本格的な陵辱シーンが読みたい俺に謝れ

184 :名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 15:03:25 ID:v8IdZcGC
一般人だけなら物語としてのメリハリがつけにくいし。

185 :名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 15:28:27 ID:roCy3bWD
触手が出る度にやられる不幸少女

186 :名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 17:39:53 ID:qU98g6ZM
>>185
マ○トガインのヒロインかよw
つーか、それはすでに一般人違うw

187 :名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 17:57:55 ID:PWiEJPOp
触手が一般人を陵辱なら病院とかを根城にするのが妥当だよね。
幼いロリっ子から熟れた熟女まで獲物はよりどりみどり。
場合によっては洗脳した医者を利用して母親(姉や妹)を呼び出し
姉妹丼や母娘丼も夢ではないし。

更には深夜の見回りの看護婦さんや当直の美人女医も触手で絡め取りグチョグチョにしたり。

あんな調子に乗ってヤリ過ぎると触手バスターや退魔士に見つかってしまうのが難点だけど

188 :名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 18:36:20 ID:roCy3bWD
離島のリゾートに封印されていた触手が復活!!
修学旅行中のエスカレーター式女子高の小中高学生、OL、未亡人が陵辱されます

189 :名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 19:16:10 ID:lhygpA+k
>>182
だが、個人がどんなシーンで抜くかは結局、個人の自由なわけで。
逆にエキストラでは抜けない、と主張する方もいるだろう。職人の減少云々とは無関係どころか、強引なこじつけだと思うが。

190 :名無しさん@ピンキー :2008/11/15(土) 19:26:26 ID:w1P545Qg
職人の減少というか、エロパロ板自体人が減ってる気がするぜ

191 :名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 19:31:45 ID:u6DE4vHf
>>185
ペルテさんですね。

192 :名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 20:15:05 ID:lhygpA+k
こういう時こそ、新人触手が重宝される時。
新たな職人が生まれるといいなぁ…私も何か書いてみようか。

193 :名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 20:24:30 ID:mpOecIUB
>>192
そのやる気があれば立派な触人になれるね!

194 :名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 23:32:53 ID:v8IdZcGC
流れが遅いからか荒らし、自演、煽りの全部やられると対応できんからな。
エロパロや半角二次元は結構なスレがそれで潰されてる感じだね。

195 :謀ったな@シャア!!:2008/11/16(日) 00:48:03 ID:ZjLhdAf1
最後の職人はかれこれ半月前だし、異種姦総合も知らぬ間に電脳空間の藻屑だし。
確かにちょっと木枯し吹いてるっぽい。

とりあえず、年頃の娘が三人いながら彼氏持ちゼロというデスパイア云々より
絶望的な作品の続きでお茶を濁して…駄目か?

196 :謀ったな@シャア!!:2008/11/16(日) 00:48:36 ID:ZjLhdAf1
〜粉砕天使ナツメ 第六話 後編〜

「マルー!どこにいるの、マルー!?」

床一面に広がる爛れた物体をクロイツァーで掻き分けながら、エミリアは友の名を呼んだ。
ほんの数分前までデスパイアという怪物だったそれは、まだ所々が余熱で赤く点滅し、ジュージューと脂の焦げる音を立てている。
足元から込み上げてくる熱気は、生き物の燃える匂い特有の不快さも相まって、坑道内をガス室同然に変えていた。

「んー…!んーんー…!!」

程なくして彼女は、真っ黒な丘の中腹から上がる呻きと、そこから前衛芸術のように突き出てもがく一本の白い腕を発見する。

「んー…―――ぶはッ!!ふーーー…ゲホッ、ゲホッ…んだこりゃ畜生、くさッ!!」

力任せに引きずり出され、ようやく伯爵夫人の中から出てきたマルーシャは、新鮮な空気を目一杯吸い込もうとして…咳込んだ。

「大丈夫?」

「ああ、全然大丈―――…ンげほッ、ごふっごほっ!……訂正、三割くらい大丈夫」

顔中に付いた煤を拭いながら、彼女は渋い顔で応える。
パッと見たところ、外傷らしい外傷は無さそうだ。意識もしっかりしている。
思っていたより元気そうな仲間の様子にエミリアはホッと胸を撫で下ろした。

「ナッちゃんたちは無事かい?」

「ええ、まあ」

エミリアは目線で後ろを指す。
操車場の出口にはナツメとハルカ、そしてローパーの群れに捕まっていた十数名の女性が、壁に背を預けて横になっていた。
少しでも新鮮な空気に当ててやろうというエミリアの配慮だ。

生死の境を彷徨っているような重篤者こそいなかったが…何を持って"無事"とするかは正直難しい。
ナツメ以外は全員、デスパイアによって徹底的に嬲り物にされ本当に酷い有様だった。
どれほど長く犯されていたのか、かなりやつれて衰弱している者も目に付く。
そして…大変残念な事に、ハルカも――――…。

(…酷いな…)

彼女はただぼんやりと、潤んだ目線を遠くに投げ掛けている。
意識は辛うじて保っているようだが…完全に虚脱状態だ。
無理もない。凄惨な凌辱の記憶から、ようやく立ち直りかけていたところにこの仕打ちである。
姉のナツメが気を失っているのがせめてもの救いか。
彼女にこの事態を飲み込ませる言葉を、二人は持ち合わせていなかった。

「…救護が来るから、とりあえず行けるとこまで引き返しましょ」

「ん、ああ。そうだな」

彼女の判断は正し。まだ何が起こるとも限らない。
互いの意識をハルカから引き剥がすようにエミリアは手を差し出した。
彼女の腕を取り、マルーシャは立ち上がろうとする…が。

「ん…この野朗」

腰から下が、まだ伯爵夫人の死体に埋まったまま抜けないのだ。

197 :謀ったな@シャア!!:2008/11/16(日) 00:49:28 ID:ZjLhdAf1
「畜生め、そんなにアタシがお気に入りかよ。豚が」

「もうちょっと真面目に力入れられないの?」

「あー…いや、その。それがな…」

マルーシャはどこか決まりが悪そうに視線を泳がせる。

「その、なんつーか……。長いこと脚開かされてたから腰とか、な」

苦い表情でエミリアは固まった。
いささか察しの鈍い戦友にも窮状が伝わったようだ。

「くそッたれめ。思いっきし中出ししやがって…」

「わかった、わかったから。それ以上はいいわ」

仕方なく体重をグッと後方に傾け、エミリアは独力でマルーシャを肉塊から引きずり出そうとする。しかし。

「……んぐ!!」

「え、なに!?」

マルーシャが今度は明らかな苦悶の声を放つ。
慌てて手を離してやると、彼女はなにやらしきりにデスパイアの中に埋もれた下半身、特にお尻の方を気にしている様子だ。

「やっぱり痛むの?」

「あぁ…その。あんま言いたかないんだが。ローパーの餓鬼をケツに入れられてんだった。ちきしょう…」

「ガキって…え、子供!?お尻って、その、誰の?」

「……あたしの以外に誰か?」

数秒間、その場は沈黙に支配された。

「…病院に連絡、入れとくから。とりあえず出ましょ」

「ああ、頼む」

気まずい会話を打ち切り二人は脱出作業を再開する。
直腸に宿った幼体が暴れるのだろうか。力む度にマルーシャは脂汗を浮かべ辛そうな表情になる。
何とかしてやりたいのは山々だが、ここから抜け出さないことにはどうにも出来ない。

「くっそ。中でまだ脚とかに絡み付いてるっぽいなこりゃ」

「しょうがないわね。切って開くから、ちょっと待ってて」

エミリアがその手に光の矢を出現させ、マルーシャの下半身を取り込んでいるヒルバーツの肉を切開しようとしたその時だった。

198 :謀ったな@シャア!!:2008/11/16(日) 00:50:22 ID:ZjLhdAf1
「…――――ん?」

焼け爛れた肉の中で、マルーシャは自分の足首が、かすかに引っ張られるのを感じ取った。
まさか、これは……。

「跳べ!エミィ!!」

マルーシャが叫ぶ。なぜ、とはエミリアは問い返さなかった。
まさに間一髪。コンマ数秒前まで彼女の立っていた場所を、ひび割れた巨大な触手が猛然と通り過ぎていった。
剥がれて飛び散る肉の破片から、マルーシャは自分の顔をなんとか庇う。

『ぬ、ぬぅぅう…がぁぁああ〜〜〜〜〜〜…!!』

地獄の亡者が群れて呻いているような戦慄すべき咆哮。
すんでのところで跳び上がり背後からの一撃をかわしたエミリアは、数メートル彼方に着地。
その手には既にクロイツァーが構えられている。マルーシャの一声がなければアウトだった。

「マルー!!」

「ちっ、こいつまだ…!」

最悪の予感は現実となって目の前に立ちはだかる。
凝固途中の溶岩を思わせる真っ黒な塊がズブズブと盛り上がっていく。
焼け付いた皮膚がペリペリと剥がれ落ち、タールのようになった血液がドロドロと流れ出し……それでも"それ"は生きていた。

『まだだァ……、むァだだぁぁあぁぁあぁあぁ〜〜〜〜〜〜!!』

なんという生命力だろうか。
もはや原形など何ひとつ留めていないその姿になってなお、巨大ローパー・ヒルバーツは生きている。

「畜生、ミディアムだったか!中まで火が通ってねぇ!!」

腰まで埋まっていたマルーシャの体が、ゆっくりと体内に沈み始める。
彼女を再び取り込もうというのだ。

「くそッ!生き意地汚ねぇぞ、てめえ!!三流のクセしていつまでも舞台のど真ん中陣取りやがって…!」

おそらくは魔法を放つ前に力を吸い取られていたのが原因だろう。
とどめを刺すには威力が足りなかったのだ。ユイの時といい、今回といい、失態連発である。
そんな事を考えている内にも、裸同然のマルーシャはヒルバーツの体に埋もれていく。

199 :謀ったな@シャア!!:2008/11/16(日) 00:50:54 ID:ZjLhdAf1
「エミィ、撃て!早く!!」

「で、でも――――…」

エミリアの躊躇はもっともだ。
今撃てば、マルーシャにまで被害が及ぶのは免れない。しかし…。

「一発くらい当たってもいいっての!ここで逃がしてみろ、もっぺんやって勝てる保証はねぇんだぞ!!」

彼女の言う通り、そう二度も三度も勝たせて貰える相手は無い。
今回の勝利とて偶然拾ったようなものだし、こちらの手の内も明かしてしまった。
ローパーの繁殖力があれば、ヒルバーツ一党の再起にはさほど時間は要さない。
たくさんの罪もない女性達がまたその身を蹂躙され、弄ばれ、化物の子供を宿す事となるだろう。
何としてもそれは避けなければならない。
ならば今、取るべき選択肢はひとつ。

「――――くッ!!」

連戦で磨り減った集中力をなんとか奮い立て、エミリアは弓を引き絞る。
魔力に輝くその矢先は、マルーシャのすぐ隣で激しく蠢く肉の盛り上がりに向けられた。
おそらくそこが再生の起点、つまりヒルバーツの核だろう。
ダメージで意識が混濁しているのか、デスパイアまだはそこを守ろうとしていない。
もう少し近づいて狙いたいところだが、迂闊に接近すればエミリアまで取り込まれてしまう。

(ギリギリだけど…やるしかない!)

マルーシャの命を託した一矢が、指先を離れようとした正にその時――――。




『早まってくれるなよ。その女は我々の花嫁だ。疵をつけられては堪らん』

切迫した場にそぐわぬ、静かな男の声が響き渡った。

「んな…!?」

「だれ!?」

バサバサバサ…と、大きな翼で空気を打ち据える音が二人の問いに応えた。
エミリアと伯爵夫人のちょうど間、地面から突き出た配管の上に一羽の黒い鳥が降り立つ。

(カラ…ス?)

予期せぬ、と言うより予期できるはずもない乱入者の登場に、葬送天使は固まっていた。

(なに今の声?花嫁って?この鳥が…喋ったの?)

当然の疑問が彼女の頭をぐるぐると駆け巡る。
一方のマルーシャは…一体どうしたのだろう。
表情のない、心ここにあらずといった態で呆然とそれを見詰めている。

200 :謀ったな@シャア!!:2008/11/16(日) 00:51:58 ID:ZjLhdAf1
そしてヒルバーツは――――。

『ぬ、ぐぬ、ぬうがぁあぁあぁぁぁあーーーーーーーー!!』

ヒルバーツは何かに恐れおののき、酷く取り乱して、そのカラスめがけ猛然と横薙ぎの触手を放つ。

「あっ」

エミリアの目の前で、カラスの上半身がそぎ飛ばされて消えた。
吹き飛んだ肉が壁に当たる"べちゃり"という響きが彼方から聞こえる。
どこに飛んで行ったのかはもう分からない。
その場に残された下半身だけが、何事も無かったかのように不気味に佇んでいる。

「……レブナン……」

マルーシャが半開きだった口でようやく聞き慣れぬフレーズを紡ぐ。
エミリアには、その単語が何を意味するのか分からなかった。

『久しいなトルスターヤ。何年ぶりか。互いに健在でなによりだ。嬉しいぞ』

マルーシャの一言に、先ほどの声が返ってくる。そして――――。
ゴボ…ゴボゴボ…。
上半分が綺麗に無くなったカラスの半身、その断面から…真っ黒な風船のような物体が隆起し始めたのだ。

「な…なんなの、こいつ?」

もうクロイツァーの照準はヒルバーツに向けられていない。
気圧されたエミリアは無意識の内に後ずさっていた。
質量保存の法則なぞどこ吹く風で、まるで別の空間から転送されて来るかのように、謎の物体はみるみる内に膨れ上がっていく。
波打つ表面と内部に透けて見える気泡から、彼女はそれがタールのような濁った液状の物体である事を悟る。
だが、それだけではない。

「…うそ…」

中に、人が浮いている。
一人、二人、三人…。柔らかそうな細い肢体と胸の膨らみから、エミリアはそれが人間の女性であることを知る。
半分以上が溶かされ、彼女らの体を申し訳程度に包み込んでいるフリルが一杯の浮世離れしたコスチューム。
コスプレ染みたその衣装は、取り込まれている娘たちがエミリアたちの同業者である事を物語っていた。

「こいつ…デスパイア?」

パサリ、と。抜け殻と化した鳥の羽毛が禿げ落ちた。
カップから逆さにして抜いた真っ黒なゼラチン菓子。現れた物体を例えるなら、まさにそんな具合だ。
あまりの大きさに、宇宙が具現化して目の前に鎮座しているような、クレイジーな錯覚さえ覚える。

『ぬぁぁぁぁああっ!!ぐるなぁぁぁあッ、ぐるなぁぁぁあぁぁああーーーーーっ!!!』

自らと同じサイズにまで膨張した謎の物体を、半狂乱のままヒルバーツの触手がズブリと貫いた。
エミリアはあっと息を飲む。だが当の乱入者は微塵も動揺していない。

『脂身が…大人しくしていれば良いものを。その醜い手で我らの女を穢した代償、しかと払って貰うぞ』

低調な声がかすかに怒りの色を帯びた。
そして次の瞬間、レブナンと呼ばれたスライム状の物体が、自らを貫く触手を伝ってヒルバーツの巨体に襲い掛かっていったのだ。

『あが、あっ…あが…がぁぁああ!ごあ…あぁああッ!!』

伯爵夫人の巨体がみるみる内に黒で塗りつぶされていく。
焼け爛れた表皮は目にも止まらぬ速さで侵蝕され、融解し、どす黒く染まりながら捕食者の一部へと同化していった。

201 :謀ったな@シャア!!:2008/11/16(日) 00:53:19 ID:ZjLhdAf1
『やめ…ッ!やめろぉおぉぉおっ!!ん、んんんぐぅうぅ〜〜〜〜〜…う……ぅ…』

伯爵夫人の呻きが徐々に小さくなる。それに併せて暗黒の流動体はゴボゴボと肥大していく。
白昼夢と言われた方がまだ納得できたかもしれない。
あれほど強大だったマザー・ローパーが、抵抗ひとつ出来ずに飲み込まれているのだ。

「ぐ…痛ッ!!」

ヒルバーツの拘束が緩んだのか。
危うく一緒に取り込まれかけたマルーシャが、コンクリートの上に裸のまま転がり出る。
エミリアはクロイツァーを構えたまま、目の前で繰り広げられる現実離れした光景に、息をすることも忘れただ見入っていた。



『期待はしていなかったが、やはり不味いな』

先程までの喧騒が嘘であったかのように静まり返った空洞。
二人の前に、もはや伯爵夫人の姿は無い。
あるのはローパーの親玉を吸収して倍の大きさに膨れ上がった黒い物体だ。

「…レブナン、てめえ生きてやがったのか」

マルーシャが、ありったけの敵意を込めて目の前の存在を睨みつける。
すると巨大なゲル状物体の中心部に男の顔が浮き出てきた。
オリエントの彫像のように精悍で、それでいて石膏像のように生気を感じさせない。
まさに作り物の顔、仮面だ。

「何しに来やがった」

『無論、生涯の伴侶を迎えに』

「ハッ」

マルーシャは吐き捨てるように応えた。

「ンなら無駄足だったな。見ての通りだ。あたしはもう何遍も他のデス公に抱かれてる。他を当たりな。自分専用の穴しか掘らない主義なんだろ」

『構わん。その体の初夜権を行使したのは私だ。貴様には、他の者と交わった不貞を精算する義務がある。我々の一部となってな』

レブナンの体内でゴボリと泡が立ち、取り込まれている三人のエンジェルがわずかに動いた。
彼女らの膣口はこちらに見せ付けるように押し広げられている。中にまでレブナンの体が入り込んでいるのだろう。
いったいどれほどの間ああしているのかは分からない。ただ、一日や二日では無さそうだった。
彼女らの表情にはもう、抵抗の意志というか精気のような物が微塵も感じられない。
もしかすると何週間か、何ヶ月か、或いはそれ以上か。あのエンジェル達はもう、助かる事を完全に諦めてしまっている。

「クソが…無理やりヤっといて亭主気取りかよ、変態めが」

自身の体を庇うように、両手で乳房と股を隠しながらマルーシャは後ずさった。
分かっている。勝ち目は無い。万全の状態だって一対一では敵わない。ましてやこの状態では。

『何を恐れる必要がある。分かるぞ、昂ぶっているのだろう?』

「………」

図星だった。ローパーの体液をふんだんに摂取させられたその体は、完全に欲望のタガが外れてしまっている。
肌を撫でる外気にさえ毛穴はざわめき立ち、胸は早鐘を打つ。頭もクラクラして実のところ立っているだけでも精一杯だ。

202 :名無しさん@ピンキー:2008/11/16(日) 00:54:34 ID:nIP8Mr+K
なんという救世主
支援って必要?

203 :謀ったな@シャア!!:2008/11/16(日) 00:55:00 ID:ZjLhdAf1
(畜生め、厄日だ。次から次に、変態どものオールスターゲームかよ)

背中に冷たい壁をひたりと感じた。もう後が無い。
かくなる上は、自分が囮になってエミリアにナツメ達だけでも運び出させ――――。

ズボッ!!

『…む?』

「げッ!?」

ぬかに刃物を突き立てるような音がして、じりじりと距離を詰めてきたレブナンが止まる。
見れば彼の背面に、蒼白い輝きを放つ光の矢が一条、突き刺さっていた。

「逃げてマルー!早くっ!」

「ばっ…馬鹿よせエミィ!オマエが逃げろって!!」

レブナンに刺さった矢がズブズブと漆黒の体に沈み込み消えていく。
効いていない。いや、それどころか吸収されているのだ。

「…くっ!」

エミリアは諦めない。
か細い右手に無数の矢を剣山の如く出現させ、まとめて叩き込むべくクロイツァーにノッキングする。
だがしかし…!

『ほっほっほ、威勢の良い子兎がもう一匹おるようじゃの』

「な!?」

しゃがれた老人の笑い声と共に、レブナンの背中がドバっと爆ぜ、無数の触手となってエミリアに襲い掛かったのだ。

「あうッ!!」

避けるには距離がなさ過ぎた。
鳥モチのように粘つくゲル状の触手を真っ向から浴び、エミリアは受身を取る暇も与えられず瓦礫の上に転がった。

『ほほぅ。これはこれは、なかなか器量の良さそうな娘っ子じゃてな』

『これも貴様の仲間か、イグニートエンジェル?』

高粘度の物体で地べたに貼り付けられ、エミリアは呆気なく身動きを封じられてしまう。
引き剥がそうともがく彼女の目と鼻の先に、皺だらけの老人の顔がヌッと迫ってきた。
無論、その顔も真っ黒なスライム状の物体で形成されている。

(二匹?…いや違う。こいつら、集合体!?)

このデスパイアの使う"我々"という一人称の理由に一足後れでエミリアは気付いた。
何人ものエンジェルを体内に取り込んでいるのも、恐らく結合に必要なエネルギーを絶え間なく供給するため。いわばコア代わりだ。

204 :謀ったな@シャア!!:2008/11/16(日) 00:56:19 ID:ZjLhdAf1
『のう、ときに小娘よ。おぬしはまだ未通かの?』

「み、みつう?」

『ほっほっほ、処女かと訊いておるのじゃよ』

「――――んな!?」

エミリアの声が裏返る。
そんな彼女の反応を老人の顔は好奇の視線で舐め回す。
品定めしているのだ、エミリアの体を。

「よせ、てめぇ!エミィは関係ねぇだろ!!」

反対側でマルーシャが怒鳴っている。
レブナンの巨体に遮られ、エミリアからはそちらの様子は窺えない。

『答えぬか。ならば仕方ないの。ワシがちょいと味見してやろうかい。カカカカ…ッ』

「なっ、やめ…!!」

古い喪服のような黒一色のロングスカートがガバッと豪快にまくられる。
雪化粧した木々の枝を思わせるすらりとした脚美線。その付け根にあたる二股を隠すのは紫陽花のような淡いパープルのショーツ。
誰もが目を奪われそうな完璧な均衡を誇るその空間に、タンカーから洩れた原油の如く黒々とした液体がネチっこく絡み付いていく。

『ほおぉ…。これはこれは、まっこと眼福よのお』

(だ、ダメ…っ、なんで!?全然動けない!!)

脂汗を浮かべ全身の力を総動員しても、デスパイアの拘束は綻びひとつ生じない。
柔らかな太腿を存分に揉みしだき、肌の下で反発する筋肉の張りを思うさまに堪能しながら、レブナンの体はエミリアの内股へと進む。
痛恨のミスだった。スライム系は通常の触手とは勝手が違う。大半の場合、一度でも捕まってしまえば即ゲームセットだ。
マルーシャを助けようとして迂闊に接近したのが仇になった。これではミイラ取りがミイラだ。

「……あッ!」

上品な花の刺繍がわずかに肌から浮いた。
ショーツの生地を軽く持ち上げて、レブナンが下着の中へと潜り込んで来たのだ。
激しい戦闘で蒸れ気味だったパンティの張り付く感じが消え、代わりにひやりとした冷たい感触が肉芽と秘唇を一緒くたになぞる。
食い縛られた歯が思わず緩み、熱っぽい一声が洩れてしまった。

『のほほほ、さてさてお楽しみの瞬間じゃの。狐が出るか狸が出るか、おぬしの穴倉はどちらかの?』

「ふ、ふざけな……あうっ!?」

鈍い痛みが抗議の声を中断させた。
ぐにゅりと、レブナンはエミリアの膣口を押し拡げる。

「や、やめ…っ!きゃあぁぁあ!!」

あれほどにまで動かなかった背筋が一気に反り返る。
温もった膣口とそこに入り込んで来た物体の体温差は、エミリアに悲鳴を上げさせるのに十分過ぎた。
エミリアに入り込んだ触手は自由自在に姿を変え、形を変え、閉じた蕾の中を何本もの小指でまさぐるように、膜の在り処を丹念に調べ上げていく。

「エミィ!畜生、レブナン!!大概にしやがれ、あたしが目的なんだろ!?だったら――――……」

激昂して吠え掛かるマルーシャの声も半分くらいしか聞き取れない。
まだホンの入り口までしか挿入されていないというのに、それこそ絶頂の直後のような、下半身からごっそり力が抜けていくような疲労と倦怠感が襲ってくる。
駄目だ。このまま奥まで侵入を許せば、人形同然にされてしまう。

205 :謀ったな@シャア!!:2008/11/16(日) 00:58:51 ID:ZjLhdAf1
『ハン!なんじゃこの娘。期待ばかりさせおって、とうに他の者の手がついておるよ』

『ハッハァー!そいつァ残念だったなジジイ!くたびれ儲けの骨折り損ってヤツか、ああん?』

レブナンの背中にもうひとつの顔が浮かんだ。
しつけの悪い大型犬のような、粗野なオーラを溢れんばかりに湛えた若い男の顔だ。

『ま、天使サマならどの道ここで片付けとくに限るァな。取り込まねぇんなら、景気良く腹ン中から吹っ飛ばしちまえ!ドバーンってな、ドッバーーーン!!』

『そうするかの。口に合わぬ前菜じゃ、惜しくもあるまいて』

エミリアの顔から血の気が引く。

「なっ……――――や、やああぁぁああ!!やめっ、やめ…ッ!!!」

大量のスライムが一気に押し寄せ、満杯になったショーツが耐え切れずギチギチ音を立てる。
殺す気だ。こんなにも簡単に呆気なく。
下腹部へと迫り来る死の感触に、エミリアは取り乱し、我を忘れて悲鳴を上げる。

「レブナンっ!!よせ!やめろぉーーーっ!!!」

マルーシャの声がどんどん遠のいていく気がした。
だが、そすらも既に別世界の出来事のようで、何と言っているのか判別する余裕はもう無い。
エミリアの腹を引き裂いてしまうであろう量の液体が、遂にその入口へ差し掛かり――――。


『……………』


ぴたりと止まった。

『むゥ。この気配は…』

一体何を映しているのか、奈落の底のような瞳を細め、その顔に刻まれたシワを一層深くして老人は黙りこくる。

『おーい、どうしたジジイ?ボケちまったのかァ?それとも入れ歯が外れ――――……』

『静かにせんかバカタレがっ!レブナンよ、これは…』

相方のマッチョを一喝すると、年老いた顔は思案深げにレブナン本体へ持ち掛ける。
一体何が起こったのか、動転しているエミリアには事態が飲み込めない。
撃鉄がカチリと鳴ったのに弾が出ない。そんな映画のワンシーンを思わせる、冷や汗物の沈黙が場を支配している。

『レブナンよ、どうやら来客のようじゃが?』

『そのようだな。しかしこの殺気、察するに原因はその娘か。困ったものだ』

レブナンの体に巣食う者同志がなにやら合議を始めている。
果たして彼らは思考も共有しているのだろうか。
会話の内容はえらく断片的で、エミリアには何のことやら見当も付かない。
ただひとつ確かなのは、連中とって何らかの不都合が生じ始めたか、あるいは既に生じているのか。

『ハッ!蛇だか蛙だか知らねぇが、遅かれ早かれぶつかる相手だろ?構わねえ、この場でブッ潰しちまえ!!』

『と、ケブロークは言うておるが?しかし、行きがけの駄賃ごときで手痛い目に遭うのは勘定が合わぬとゆうか、御免被りたいところじゃのう。はてさて』

強硬派と慎重派は真っ向から対立しながら、恐らくは本体であろう、レブナンと呼ばれる無表情な顔を揃って覗う。そして…。

206 :謀ったな@シャア!!:2008/11/16(日) 01:00:55 ID:ZjLhdAf1
『退く。今あの女と事を構えるのは下策だ』

トップの決断はにべも無い物だった。

『ケっ!んだよ面白くねえ…』

心底不満気に舌打ちし、三番目の顔が消え失せた。
やれやれ…といった仕草で首を振り、老人の顔も本体に沈んでいく。
後には仰向けで大の字のままスカートをまくられたエミリアだけが残されていた。

『日を改めて貴様を娶りに行く。それまでに尻の中の下等生物をひり出しておけ。花嫁衣裳の容易もな』

「うるせえ…。それ以上、その気取った口上垂れたらブチ殺すぞ」

マルーシャの悪態を歯牙にも掛けず、最後の顔が僅かに微笑み引っ込んだ。
レブナンの巨体は頭上に向かって大きく伸び、天井にできたひび割れの中へ吸い込まれるように消えて行く。
一体、あの化物は何に気付いたというのか。
ようやく心拍数も落ち着いてきたエミリアは、死んだように静まり返った舞台を見回す。

「…?」

ふと背後からの視線を感じてエミリアは振り向いた。
壁際にはナツメ達が相変わらず整列しているが、彼女らは皆気を失っている。

(…今のって…)

思い過ごしだろうか。
一瞬、この部屋の入口から誰かが覗いていたような気がしたのだが…。

「…立てるかエミィ」

背後からの呼びかけにハッと我に返る。

「出ようぜ。もう、一秒だってこんな場所には居たくねえ…」

同感だった。



差し込む西陽が廊下を金色に染め上げている。
日はもう短くなり始めているはずなのだが、五時を回った空にまだ夜の気配は訪れていない。
窓枠に肘を突き眼下のロータリーを見渡せば、緊急搬送の救急車が途切れる事無くやってきては再び現場へトンボ帰りしていく。
担架の上には顔の見えぬよう大きな毛布に包まれて運ばれて来る女性たち。
正面玄関は、確認のために駆けつけた被害者らの親族知人でごった返し、対応に当たる警官までもがそれに加わり、中々ひどい混乱状態だった。
天井二枚隔てたこの廊下にまで、下の騒ぎは聞こえている。
引っ切り無しのサイレンに耐えかねて、エミリアはピシャリと窓を閉じた。

「……………」

内股がズクリと痛む。鎮痛剤の効き目が現れるにはまだしばらく掛かりそうだ。
レブナンに掻き回された下腹部の鈍痛に、下の喧騒は正直こたえる。
しかしエミリアは移動しようと思わなかった。結局今はどこに行っても同じだろう。
どの廊下もスタッフがせわしなく行き交い、病室からは意識を取り戻した女性達の嗚咽や半狂乱の悲鳴が聞こえて来る。
結局、雛菊市中央病院は壊滅的な打撃を受け、デスパイアから助け出された被害者らは、隣接市を含む四ヶ所の病院に分けて搬送される事となった。
今いる国立大の附属病院もその内のひとつである。

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