コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命でエロパロ
- 1 :名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 11:45:31 ID:sfZY24WV
- コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命のスレです。
職人さん、お待ちしています!
- 444 :名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 21:54:36 ID:QofI2OIu
- そして1分後、緋山は再び絶頂に達する姿を皆の前に晒さなければならなかった。今度はさっきよりもずっと深い快感を感じさせられたせいか、失神状態からなかなか回復しない。
「あ〜あ。もうパンティ、ぐしょ濡れだぜ。」
藤川が呆れたように言った
「自分だけ気持ち良くなってじゃねぇーよ・・・」
そう言って、緋山の赤い頬をぴしゃっと叩く。それは、まるでペットを叱りつけているようだった。
緋山には既に抵抗する体力も気力も残っていなかった。
言われるがままに、藤川の性器を口に含む。
「お前の中に入るもんだから、しっかり綺麗にしろよ。」
「あ・あ・あ・あ」
足の指で股間を刺激され、思わず感じてしまう。
「歯立てるんじゃねぇーぞ」
藤川は後頭部に手を当てると強引にスライドさせた。
「下手くそだなぁ、フェラも出来ないのか?
これから仕込んでやるからちゃんと覚えるんだぞ?」
藤川は、普段から生意気な緋山の情けない姿をうれしそうに見つめ、そして憧れにも近い彼女の晒す淫ら極まりない肢体に目をくぎ付けにする。
「もう止めて…」
「あぁ?ペットがご主人様になんて口利いてんだよ?
お仕置きしてやるから四つんばいになれ」
藤川は乱暴に緋山の頭をベットに押し付けた。
その後、股間を弄ばれた緋山は遂に屈辱の哀願をさせられ奴隷へと堕ちてしまった。
「これから二人のときはご主人様って言うんだぞ?」
「はい。ご主人様」
「今日は楽しい夜勤になりそうだ。」
朝の奉仕を緋山にさせながら、藤川は次は誰を陥れようか次も計画を企む。
- 445 :名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 21:55:28 ID:QofI2OIu
- 黒藤川でした。
駄作ですみません、
- 446 :名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 23:25:32 ID:YKKti64x
- >>445さん
乙です
これからは投下の前に
CPとエロ有無を書いて下さいね
突然話が始まるとびっくりしてしまいます
- 447 :名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 04:05:08 ID:Mvq9GwH+
- −−−緋山が跳び起きると、そこはいつもの平和な翔北病院だった…。
っていう夢オチを期待してしまった。。
藤川しゃんヒドス…(;_;)
でもたまにはこういう変わったテイストもアリでござるよ。
お疲れ様ですm(__)m
顔文字スマソorz
- 448 :小ネタ:2008/09/18(木) 05:40:23 ID:Mvq9GwH+
- 藤川と、一話に出てきた糖尿病の少女の話でエロなしです↓
- 449 :1:2008/09/18(木) 05:41:06 ID:Mvq9GwH+
- イライラする…。
彼の手の中にある携帯用灰皿は、既に残骸でいっぱいになっていて
いつの間にこんなに吸っていたんだ…と自分でもビックリする。
今日、珍しく非番だった藤川は、東京に出て来たという大学時代の友人と待ち合わせをしている最中だ。
久しぶりの級友との再開、プライベートの時間くらい仕事の事は忘れて思い切り楽しもう…
と思うのだが、どうにも最近の仕事での様々な場面が頭をよぎり、楽しい気分になれない。
何とかヘリに乗る目標は達成出来たとはいえ、まだまだ自分は半人前の医者だ。
同じ同期でも、藍沢の様な実力はまだ、自分には備わっていない。
「はぁ〜…」
無意識にため息が出る。
「ヘンな顔〜!」
不意に隣で聞こえた声に、藤川は思わず声をあげそうになる。
ギョッとしながら声の主の方を見ると、満面の笑みを浮かべた愛らしい少女の姿があった。
「あ…えっと…君は、美樹ちゃん??」
「せいか〜い!よく覚えててくれたね!センセー」
そこに居たのは、かつて藤川が担当した糖尿病で片腕を失くした少女だった。
- 450 :2:2008/09/18(木) 05:47:34 ID:Mvq9GwH+
- 「君とこんな所で会うなんて奇遇だよな!どう?その後、元気でやってる?」
懐かしい患者の顔に、思わず藤川は自然と笑顔になる。
「うん!凄く元気だよ!見てホラ、義手も付けてもらったの。」
「ああ…」
それを見て、あの時の好景が思い出される。
「嫌だな、センセー。そんな顔しないでよ、仕方ないんだからさ。
それよりそっちは?ヘリコプター乗れる様になった?」
無邪気に聞いてくる美樹の顔を見ながら、藤川は思わず弱音を零してしまう。
「ああ、乗れたよ。でもね、結局ヘリで駆け付けても救えない命があったんだ。それも沢山…」
藤川が神妙な面持ちで話す中、美樹は真剣な顔で彼を見ていた。
「フライトドクターなんてさ、所詮は人間なんだし、ヒーローみたいに皆を助けられる訳じゃない。
でも、俺は少しでも多くの命を救いたいんだよね。…でも現実は上手くいかない事もある。
最近は何か、そういう理想と現実のギャップに悩んでばっかだよ…。」
一気に話してしまってから、藤川は慌てて美樹に取り繕う。
「ごめん!何か俺、硬い話しちゃったよな、スマンスマン!」
ごまかす様に笑って美樹の肩を叩くと、彼女はう〜ん…と何かを考え込むような仕草をしている。
そしていきなりニコッと笑う。
「それでいいんじゃないかな?」
「え?」
「先生はそうやって、悩んで前に進んでるんだよ。
先生に救われた患者さんだって沢山いるよ。だから大丈夫!」
美樹は屈託のない透き通った瞳で藤川を見ている。
「大丈夫だよ。」
彼女はもう一回繰り返すと、ギュッと藤川の手を握った。
- 451 :3:2008/09/18(木) 05:50:49 ID:Mvq9GwH+
- 「さっ、私もう行かなきゃ!」
美樹は思い出した様に時計を見ると、デートなの、と手を振りながら走って行った。
でも、途中で立ち止まる。
「やっぱデートっていうのは嘘!」
「え?」
彼女は遠くから叫んでいるので藤川にはよく聞こえない。
「初めてのデートはさ、好きな人とって決めてるから!」
「…何?」
やっぱり聞こえなかった藤川が怪訝な顔で聞き返す。
美樹は走ってくると、そのまま顔が接近するくらいまで藤川に近づく。
そして肩に手を置いて背伸びをすると、藤川の頬にキスをした。
「また会えるといいね〜!」
軽く手を振り、今度こそ美樹は通りの向こうに消えていった。
「な、何だ??」
彼女にキスされた場所を手で触れてみる。
藤川は、しばし呆然として美樹の去った場所を見詰めるのだった。
END
- 452 :名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 10:45:06 ID:dCmPkT+3
- あの1話の藤川と女の子のシーン泣けたからこんな風にその後が見れて嬉しいよ…
ありがとう!
- 453 :名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 11:08:13 ID:wO9GCu+g
- >>418 GJGJGJ 大人な雰囲気もありつつ切ない感じもあり。
静かな展開が萌えです。また書いてください!
>>449 タバコ吸う描写が、藤川の中の人ブログで見た
眼鏡してないイマドキの若造って感じの浅利さんを思い出して
自分としては藤川の私服姿がリアルに想像できました。
やっぱいい奴だ藤川wGJですよっ
- 454 :名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 11:09:08 ID:qXwCM/qs
- >>444
相手は藤川1人でしょ?
「皆」って何?
何かのエロパロのパクリ?
- 455 :名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 20:14:13 ID:g/kLjoDi
- どなたか西条×白石書いて下さる神はおらぬか...?
需要少ないからなかなかおらぬかな?
- 456 :フェロー1号:2008/09/18(木) 21:42:29 ID:IYRx/sMX
- 緋山×藤川×冴島
エロ無し
興味ない人は流してください。
「明日からお二人は謹慎生活どうされるんですか?」
冴島はるかが食事の手を止め、緋山美帆子の方を見ながら尋ねる。
「私は実家に帰るわ。アンタは?」
チャーハンのグリンピースを丁寧にどかしている藤川一男も頷く。
「謹慎なんてお二人と違って生まれて初めてなもんで、どう過ごしていいのやら」
はるかは少し意地悪そうな顔をした。
「俺もなんだよ。緋山、どう親に説明すれば良いんだ?」
ようやく摘出が終わったのか、一男が額の汗をぬぐいながら尋ねる。
「何で私に聞くのよ?さも常連かのように」
美帆子が不満そうに聞き返す。
「緋山先生を見ていたら、誰でもそう思います。」
「学級委員とかクラスのマドンナといじめてたタイプだろ?」
「もしかして白石のこと言ってんの?アンタあんな綺麗ごという女好きなの?」
「私も白石先生はあまり好きでわないので、関わらないようにしてます。」
珍しく両サイドのはるかと、美帆子の意見が一致した。
「女同士なんだから少しは仲良くしたらどうだ?」
「私は看護師なんでフェローとは立場が違いますから。」
「同じフェローでも私、白石とは携帯も交換して無いもの。」
病院の人間関係とはシフトの関係もあり、浅く深くである。
プライベートの携帯はロッカーの中なので、なかなか交換する機会が無いのが実情である。
その証拠というわけではないが、職場結婚の率はかなり高いのである。
ちなみに
美帆子の携帯に登録してあるのは、一男とはるかと指導医の三井環奈だけである。
一男は同期の白石恵、指導医の森本忠士と二人を登録しているだけであり
勤務歴の長いはるかでもそれに同期の村田香織と、看護師長の大原澄子、CS室の轟木聖子が加わるだけ
という人脈の無さである。
- 457 :名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 21:52:29 ID:y97vvTnK
- 緋山×藤川×冴島
またこの組み合わせか・・・
- 458 :フェロー1号:2008/09/18(木) 22:01:34 ID:IYRx/sMX
- 「藤川先生は両手に花じゃまだ不満なんですか?」
はるかが口を尖らす。
「そーよ。そーよ。」
美帆子も一緒になって口を尖らす。
(両手に花ねぇ、食虫植物の間違いじゃないか?)
一男は苦笑いを浮かべる。
「仲良くといえば、二人っていつのまに飲みに行く程仲良くなったの?」
最初はフェロー同士のガス抜きということで、美帆子と一男だけが飲みに行っていたのである。
それにいつの間にかはるかが加わり、さらに旨い物発見サークルが結成されたのである。
「昔は二人いつも喧嘩してたよね?
緋山に至って冴島さんとヘリに乗るたびに落ち込んで帰ってきてた気がするんだけど。」
一男は眼鏡を拭きながら美帆子に尋ねる。
「そりゃぁ、だってこっちは慣れて無いのにさ。ちょっと手間取ると、鬼の首を取ったかのように責めるんだもん」
「一生懸命なのと、三井先生の前で良い所見せようとしてるは分かってましたよ。」
はるかは悪びれる素振りもない。
「まぁまぁ、喧嘩しないで。」
いつものように一男が二人をなだめる。
(二人とも黙って座ってれば、絶対モテルと思うんだけどなぁ)
二人ともとても自分の感情に正直なのか
たまにいつも一緒の一男ですら、ドキッとするほど愛らしい表情をすることもあるのだ。
ただ恐らくこの二人におしとやかにしろというのは、
パンダに笹を食べるなと言ったり、鳥に地面にもぐれというようなものだろう。
と一男は心の中で呟く。
こんな二人がどうして仲良くなったのか…
一男にはどうしてもわからなかった。
- 459 :フェロー1号:2008/09/18(木) 22:02:04 ID:IYRx/sMX
- 数ヶ月前
はるかは更衣室で一人椅子に座っていた。
元彼が病院に訪ねてくるというハプニングもアリ、今日はなんだか誰かと話したい気分である。
しかしあいにく今日は同期の村田香織もつかまりそうに無い。
(つまんないの。)
病院と自宅の往復という生活になって早6ヶ月、
そろそろ新しい刺激が欲しくなってきた。
(バチが当たったのかなぁ)
バタンとロッカーを閉めると、トボトボと帰路に着こうとした。
「あ・お疲れ様です。」
少し離れたロッカーの傍に緋山がガックリと肩を落として座っていた。
「また三井先生の前で失敗しちゃった。せっかくココの所連続してヘリに乗れてたのに…。スランプだわ」
「スランプっていうのは力がある人がなるわけで、緋山先生は毎回なわけでそれは実力と考えるべきでわ。」
イライラしていたこともあり、はるかの嫌味が冴える。
しかしいつものように反論がない。
はるかがあれっと拍子抜けする。
「体調でも悪いんですか?今日はアレですか?」
思わず美帆子の隣に座り心配する。
「アンタ何言ってんの?」
「いえ、いつもなら三倍返しくらいは来ると思ってたんですけど。」
「事実だからね。私は平凡な医者だから」
今日の美帆子は何かおかしい。悪い物でも食べたのではないだろうか?
大至急CTとレントゲンそれにMRIを勧めるべきではないか。
「大丈夫ですか?吐き気はしませんか?」
「アンタもらしくなわねぇ、私を心配するなんて」
二人は見つめあうと、突然アハハと笑い出した。
「今から藤川でストレス発散しにいくけど、アンタも来る?」
ニコニコと笑う一男の顔がはるかの頭に浮かぶ。
「藤川先生ですか?どんな話するんですか?」
『藤川と』ではなく、『藤川で』というのが若干気になるが、はるかも少し興味を持った。
「殆どは私が藤川をからかって遊ぶのよね。」
「からかう?」
「ほら、アイツ一人だけヘリに乗れてなくて黒田先生にも嫌われてるでしょ?」
「そういうことですか。」
「でもアイツ糠に釘というか。底抜けに明るいというか。雰囲気は悪くならないのよ。」
確かに一男にははるかも何度か嫌味を言ったが、あっさり流されてしまった。
「最後にはいつもアドバイスありがとな。って言って一軒目は奢ってくれるのよ。」
「アンタも今日は何かそういう顔してるし、良かったら来る?」
「どういう顔ですか?この顔は生まれつきです。」
「嫌なら別に良いけど。」
「行きます。」
はるかと美帆子は一男の待つ店へと向かった。
「何で仲良くなったか?」
「まぁ敵の敵は味方ってところですかね。」
二人は白石恵の顔を思い浮かべながら、目を合わせて笑う。
「ところで遂に念願のヘリに乗られたんですね。おめでとうございます。」
「そういえば、私と乗ったのが初めてだったんだっけ?」
たまには一男の話も聞いてガス抜きをさせてやらねばと二人は質問攻めを始める。
夜はまだまだ始まったばかりである。
続く
- 460 :フェロー1号:2008/09/18(木) 22:07:29 ID:IYRx/sMX
- >>457
3人のCPは禁止なんですか。申し訳ありません。
常連さん?が黒田先生と白石先生と藍沢先生を書かれていたようだったのでO.Kなのかと誤解してしまいました。
禁止事項とは知らずスレ汚し申し訳ありません。
緋山の話を書きたかったのですが残念です。
- 461 :名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 22:10:34 ID:Y69/R2Vp
- 禁止も何も、うざがられる原因を作ったのは自分でしょうに・・・
- 462 :フェロー1号:2008/09/18(木) 22:19:16 ID:IYRx/sMX
- >>461
上の方の人とは私は違いますよ…。気分悪いので小説は終わりにします。
書き込み時間が近いからかもしれませんが…。私はサラリーマンなんでそんなに頻繁に書き込めません。
- 463 :名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 22:29:20 ID:Y69/R2Vp
- 女性は普通自分のことをサラリーマンとは言わないよ
会社員
覚えときな
- 464 :名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 23:23:15 ID:FoRyb/Ns
- てかID一緒なんだが。
まぁ、男性でも私って言う人はいるよな。
- 465 :名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 04:35:37 ID:78TCIfKC
- 前から思っていたのですが、フェロー1号さんがウザがられる原因はCPのせいではありません。
性格にあると思います。短い文の中にも人柄が滲み出るので、あなただとすぐにわかります。
自分の事を仕事で忙しいと言いながら、このスレに固執したり
連投する時間があるのにHPを作る時間はないと言い張ったり。
忙しいのは、あなただけではありません。
それに匿名掲示板で個人のプライベートなんて誰も興味ないと思います。
他の職人と対立するような書き込みや、すぐにいじける所も良くないと思いました。
でも、あなたの作品を嫌っている訳ではなく
読みにくい連載物は掲示板には不向きだという事が言いたかったんです。
長文失礼しました。
- 466 :名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 07:50:01 ID:Cq9I8VEq
- >>460
別にトリプルがいけないんじゃなくて
>>457さんは緋山×藤川×冴島は飽きたって言いたかったんじゃない?
前に一ヶ月以上連載してた人がいたから
みんなもうそのCPはお腹いっぱいなんじゃないのかな
- 467 :名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 11:35:12 ID:VO6M78tY
- 誰か空気変えてくれぇ!
- 468 :名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 11:59:23 ID:Qlg764ca
- 18歳以上なら読みたくないのは華麗にスルー これ基本
職人さんを追い出すようなレスは(・へ・)イクナイ!
- 469 :名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 12:30:00 ID:VO6M78tY
- その通りだー
というわけで黒田x冴島きぼん
- 470 :名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 20:29:55 ID:LK9JP9jR
- 409の続編希望
- 471 :( ・∀・)つ〃∩モエー ◆bhH/AtH.kc :2008/09/19(金) 21:38:47 ID:tD3QV5Ex
- >>469さん!実は同じ事を考えていました。上手く書けなくて
一度断念したんですけどリトライしてなんとか形になったので投下させて頂きます
黒田×冴島 ちょいエロ有りです。
「お互い独身なのに…なんだか不倫してる気分です、いつも。」
冴島がベッドにうつぶせに寝たままで
服を着ている黒田に呟いた。
「藍沢と藤川だけじゃどうにもならん」
真夜中の今、勤務先の病院に運ばれてきた急患が重症で
フェローの手だけでは負えないかもしれない…
携帯に呼び出しの電話が入ったのは10分前。
気だるそうにシーツを頭まで被って顔だけ出して
冴島は笑みを浮かべ
「ドクターコールが鳴らない日でも、すぐ帰るじゃないですか」
「…一人で寝ないと熟睡できないと前にも話しただろ」
「わかってますよ、黒田先生」
身支度が終わると振り向きもせずに
「チェックアウトは鍵だけ返せばいいようにしておく」
そういい残して黒田は部屋を後にした。
窓の外を見てもまあそれなりと言った具合の夜景
誰もが知るシティホテルの部屋に、冴島は一人残される
こういう事には慣れていた。今までも何度もそうだった。
黒田と深い関係になってから、もう半年になる…
朝まで二人で過ごした事は…2回くらい、だろうか。
「…何か、着なきゃ風邪引くわね」
起き上がりソファに投げられていたバスローブを着込むと
再びベッドに入り広いベッドで一人、身体に残る余韻に浸りながら眠りに落ちていく
- 472 :( ・∀・)つ〃∩モエー ◆bhH/AtH.kc :2008/09/19(金) 21:39:39 ID:tD3QV5Ex
- 翌朝、始まった1日はいつもの何も変わらない1日。
ヘリ担当だった冴島は、黒田・藍沢とヘリで3度出動した
いつものように、夕方になり日没になり、そのまま夜勤。
エレベーターに乗っていると、藤川と緋山が乗ってくる
「お疲れ様です」
何かの話の途中だったらしく藤川がえらく盛り上がっていた
「怪しいよなー。黒田のやつ、女の所にいたと思うな〜」
誰にも気づかれないが冴島は耳が動いたんじゃないかと感じるくらいに聞き入る。
緋山が呆れたように相槌をうって
「別に家で寝てて、慌てて着替えてきたってシャツを裏表に着るってあるじゃない」
―!? 冴島は少し驚いた顔をしてしまった。それを見逃さなかった藤川が
「昨日さ、当直で緊急オペになったって黒田を呼んで来てもらったらよー
なんと、ポロシャツが裏表逆だったんだぜ?あの几帳面丸出しって感じの黒ちゃんが。
ありゃあ女と密会してて、慌てて服着たからだぜ。うん。俺の推理は合ってるな」
無地のポロシャツだった…裏表逆に着てたなんて気づかなかった。
冴島はそう思いながら、先程の緋山のように呆れたようにため息をついて
「またそういう話ですか。自分のプライベートがつまらない生活だからって
人のプライベートを面白おかしく脚色するの、悪趣味ですよ」
目的階に着いてドアが開くと降りて背後から藤川が「怒らないでよ〜」と言うのが聞こえた。
表情に出さないが、内心少しだけ冴島にとっては微笑ましいネタだった
慌ててたのね昨日…あの人が、そんなドジするんだ。
そう思いながらスタッフステーションへと戻った
- 473 :( ・∀・)つ〃∩モエー ◆bhH/AtH.kc :2008/09/19(金) 21:40:45 ID:tD3QV5Ex
- ある日、黒田がすれ違い様に呟いた
「冴島。今日だ。」
何のことかすぐにわかった冴島は「はい」と短く返事をして二人がすれ違う。
半年間続いている合図。Noと返事をしたことは今まで一度もない
黒田がどこか…安心する存在になりつつあったためか、できる限り合わせるようになっていた。
そのまま食堂へ向かいパスタセットのトレーを持って開いているテーブルを探していると
藍沢の後ろのテールが開いていた。丁度伝えたい事もあり、そのテールにトレイを置く
「お疲れ様です。藍沢先生、B肝の予防接種行ってないですよね?
食べ終わったらすぐに行ってください。」
医師・看護師は院内感染防止のために予防接種を色々とやらなければならない。
B型肝炎の予防接種の日だが、藍沢だけが来ていないと連絡をもらったのだった
背中合わせに座ると、背後から藍沢が答える
「苦手なんだ」
バスタをフォークに絡めながら冴島は
「藍沢先生が打つんじゃなくて打たれるんですよ」
「……それが、苦手なんだ」
耳を疑いぎょっとして振り向く。藍沢の背中に向かって思わず
「注射されるのが、嫌いなんですか?」
問いかけは無視されたがそれがYseという答え。思わず噴出して
「散々メスで人のお腹や胸を切ってる上に点滴や採血で人には針刺しまくってるのにですか?」
藍沢は相変らず無視して背中を見せたままだ。冴島は、笑を堪える。
「じゃあ、ご自分で予防接種打ちます?筋注ですし自分でもできますよ」
「そのほうがもっと嫌だな」
「小学生みたいな事言ってないで、ちゃんと行ってください。内科の先生が待機したままですから」
思わぬ人の思わぬ弱点に、ついに冴島は笑いだす。
藍沢も、一瞬振り向き苦笑に近い笑いをして、食事の続きを食べ始めた
そこへ…腹部外科の医師と話しながら黒田が通り過ぎる。
- 474 :( ・∀・)つ〃∩モエー ◆bhH/AtH.kc :2008/09/19(金) 21:41:54 ID:tD3QV5Ex
- 夜になり、一人で食事を終えると予定より遅れて黒田が病院を出たという電話をしてきた。
言われたホテルの一室でお風呂も終わりバスローブで寛いでぼんやりしていると
黒田がドアの施錠を解除し、入ってきた。
「遅かったんですね」
「すまん…急患がいきなり来た」
疲れた様子の黒田を見ながら昼にあった、あの話をしてあげようと冴島は思う。
藍沢の子供じみた弱点を聞いたら黒田も少しは笑ってくれるだろう
「今日、お昼に藍沢先生と話してたの。そうしたら――」
話の途中で黒田は冴島を強く抱きしめる。そしてすぐに突き飛ばすようにベッドに押した。
ベッドの上に突き飛ばされ驚く冴島に黒田が服のボタンを外しながら
「お前があんなに笑って藍沢と話すと思わなかったな」
…?ああ、もしかしたら、見ていたんだ。そう思う。黒田が続ける
「俺には…あんな笑顔で話す事は滅多にないじゃないか」
眼鏡を外すとすぐに冴島の上に跨り、両手首を強く掴み押さえつける。
痛い……跡がつきそうな程の力に冴島は驚きながら
「どうしたんですか…?」
「――若い二人に中年が嫉妬したんだろう」
他人事のように言うと押し付けるように唇が重なる。息苦しい…彼の髭が、少し痛い…
顔を逸らし弱々しい声で
「嫉妬…なんですか」
黒田は答えずにバスローブの紐を解くと煌々と電気の明るい部屋で露になった
冴島の白い肌を見つめ、搾り出すように呟いた
「お前は…俺の物だ」
その言葉で、痛みを感じていた手首が、痛みを感じなくなる
代わりに…言葉だけで「快楽」を感じてしまった。
力任せな黒田の愛撫に、痛みですら快楽になっていく――
- 475 :( ・∀・)つ〃∩モエー ◆bhH/AtH.kc :2008/09/19(金) 21:43:04 ID:tD3QV5Ex
- 「冴島…もう…無理だ」
結局は右手首に薄紫の跡ができてしまった。黒田の握力の跡だ。
その薄紫の手錠のような跡がついた手をそえて喉元に届きそうなくらい深く…咥え込む。
黒田の制止も聞かずに長い事、冴島は舌をまとわりつかせ、唇で締め付ける。
「3回は無理だ…」
彼の弱音にやっと、顔を上げるとうっとりした表情で、唾液で光る唇が動く
「黒田先生はもういかなくていいです、寝てていいですよ。私が勝手に…しますから…」
力ずくでレイプされるように1度、そして寝入っていたところで冴島から仕掛けて2度
今は朝方だろうか…冴島が起きてそのまま寝ていた黒田のものを口に含んだのだった。
一人、淫らに行動する冴島を、優しい眼差しで黒田が眺めている。
冴島は…時折見せる黒田の優しい目が、たまらなく好きだった。視線を合わせたまま膝立ちをして
唾液で濡れて一応は興奮を見せているそれに向けて、ゆっくり腰を落としていく――
切なそうな表情で3度目の挿入と同時に冴島は…涙を1粒落とした。
それに気づいて「――どうした」と黒田が小さく尋ねる
根元まで自分の中へとくわえ込み満たすと小さく身体を震わせて
「嬉しかった…。黒田先生にとっては、身体だけの繋がりだろうって思ってたから…
嫉妬…してくれて…すごく嬉しかったんです…」
力任せで荒々しい、痛みを伴うセックスですら快感だったのは
感情が…麻痺させていたんだろう。ゆっくり上下に身体を動かし
黒田を使って自慰でもしているような冴島が、甘い吐息を吐きながら黒田の鼻先に顔を近づける
「…私は………あなたのものです」
年齢のせいか、疲労のせいか…一応は挿入できる程にはなるが
今日はもういく事はできない。しかし冴島の言葉に黒田は何とも言えない満足感に浸る。
- 476 :( ・∀・)つ〃∩モエー ◆bhH/AtH.kc :2008/09/19(金) 21:44:20 ID:tD3QV5Ex
- 朝の病棟回診の途中で、藍沢が冴島の手首を凝視した。
右手に薄紫の跡があることに気づいたのだ。冴島は医療器具が乗った台車を押している
「冴島…それ」
「…何でもありませんから」
明らかに手首を掴まれた跡…前を向き歩きながら
「痛かっただろ。そんな跡がつく程掴まれたら」
「痛かったですけど…満足しましたから」
ちぐはぐな会話。藍沢は暴力を誰かに振るわれたという訳ではなさそうだと解釈し
それ以上は触れなかった。
――昨晩、黒田が呟いた言葉を冴島は思い出した
「いつか…藍沢には、何かを取られてしまうような気がする」
今のポジション?世代交代?冴島は曖昧な彼の予感に質問したが黒田本人も漠然とした予感らしく
何も答えなかった。ベッドの中で黒田の背中に密着して
「私は…あなたのものだから…。あなたしか、いないの」
そう告げて………
……
…器…
冴島、持針器を…
はっとする。
ぼんやりしてしまった。視線を上げると藍沢が無表情でこちらに手を出している。
「持針器」
「…すいません」
言われた道具を渡すと、藍沢は入院患者の開いてしまった傷口を器用に縫合していく。
いつもの日常を、演じなければ。いつものように。
冴島は落ち着くために大きく深呼吸をして、すれ違う黒田と三井に会釈をした。
- 477 :( ・∀・)つ〃∩モエー ◆bhH/AtH.kc :2008/09/19(金) 21:48:06 ID:tD3QV5Ex
- 以上です。
ネンチャックかYO!ってくらいに書き捲くってしまってスマソ
だけど他の職人様の作品が楽しみなのは本当です。
もっとみんな書いてくだされ〜〜!!
酷評でもいいじゃないか。書く事に意義がある
充電の旅に逝ってきます |出口| λ............トボトボ
- 478 :名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 22:17:08 ID:78TCIfKC
- >>477
ちょっと…!もうね、痛いくらい女心がわかってくれて嬉し過ぎる。
素晴らし過ぎるよ!冴島さんハッピーエンドで本当に良かった。
二人とも色っぽいし大人だし魅力的だし、こんな素敵な作品を書けるあなたに脱帽です。
書いてくれて本当にありがとう。
女性は冴島に共感したと思うし男性は黒田先生に共感したんじゃないかな?
- 479 :名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 00:32:47 ID:V6125vuj
- うぁ モエ氏が今まで書いた中で今回が1番好きだー
切な幸せな感じが…思わず泣きそうになった
- 480 :名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 03:07:29 ID:5odt3QKc
- 同意!泣きそうになった!
- 481 :名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 18:33:36 ID:jAa7hQnN
- モエモエさんってなんだか医療系に詳しいんですね
私が知らないだけってのもあると思いますけどフェローたちの医療の会話に違和感がないです
- 482 :名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 00:45:18 ID:DFNB9ElX
- >>477
469だがまさにこんな作品を読みたかった
ありがとう
- 483 :名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 01:25:22 ID:pjpPX1cF
- 緋山と藤川です。
エロないです。ちょっと長いのですがすみません。
興味ない人は流してください。
食堂の椅子に腰をかけポケットから錠剤を取り出した緋山美帆子がため息をついていると
「どうしたの?この世の終わりみたいなため息ついて」
同期の白石恵が心配そうに向かいの席から心配した。
「藤川と話してるといつも喧嘩になっちゃってさぁ。」
「また喧嘩したの?素直にならなきゃ…」
「だって大事な話をしようとすると、アイツいつもオチャラけるんだもの」
美帆子はゴクゴクとミネラルウォーターを飲み干す。
「アンタの方はどうだったのよ?ちゃんと聞いてくれたんでしょうね?」
「そ・それはね・・・」
「何よ?まさか手ぶらでココの席に来たわけじゃないでしょうね?」
腕組みをしながら美帆子が尋ねる。
「そういうわけじゃないんだけどさぁ…」
苦笑いを浮かべた恵は同じく同期の藤川一男の顔を思い浮かべていた。
あれは、ある雨の日の当直のときであった。
美帆子と恵はワークステーションで夜勤をしていたときのことである。
「あのさぁ、前にくだらない恋バナを一晩中聞かせる相手が必要って言ったわよね?」
「うん。言われたけどどうして?」
カルテを記入する恵の手がピタッと止まる。
「私さぁ、藤川のこと好きになっちゃったかも…。どうしよう?」
美帆子は照れくさそうに顔を赤らめている。
・・・・はい?・・・・よく聞こえませんでした…
恵はその場に居なかったので詳しくは知らないが、
シニアドクターの黒田に「俺に行かせて下さい」とヘリ出動を直訴した姿にドキッと来たそうである。
普段のお調子者の一男の姿しか知らない恵にはいまいち半信半疑な話である。
「ほ・他には?」
今日は一晩中この話を聞かせるという前フリをされている以上恵が聞かないわけにはいかない。
- 484 :名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 01:26:16 ID:pjpPX1cF
- 「アンタ知らないの?遅れてるわね。アイツ本来なら切断ものの所を切らずに済ませたのよ。」
自分の初フライトのときはほろ苦いデビューだったのに立派だと負けず嫌いの美帆子が珍しく褒めているのである。
恵は再び我が耳を疑った。
恋は人を変えるというが美帆子もどうやら例外ではないようである。
「でもね、よく考えたら藤川のこと何も知らないのよ。私…」
美帆子は夜食のクッキーを開けると、ご自由にどうぞといわんばかりに机の上においた。
「あ・美味しそう…」
ちょうど小腹が空いていた恵はすぐに手を伸ばす。
「いただきま〜す…」
「食べたわね?」
美帆子が薄気味悪い笑いを浮かべると恵を見つめる。
「え?駄目だったの…。いつも良いじゃん・・・・」
「良いのよ。ドンドン食べて…その代わり…藤川にいろいろ聞いてきて欲しい。」
クッキーを取りやすいように恵の前に置く。
「合コンにも誘ってくれないのに?私の顔なんて外でまで見たくないなんて言う癖に?」
「あ・あれは…こ・言葉のアヤよ。」
「どういう意味?」
「ほら、いつも一緒にいるじゃない?だから家族みたいに思ってるの。」
「…無理ありすぎ…」
恵が思わず吹き出してしまう。
「本気なの?」
美帆子は黙って小さく頷いた。
最初の顔合わせの直後に女子更衣室で、のび太君と命名していたのが嘘のようである。
「あんまり期待はしないでよ?」
「ありがとう…白石も大好き…」
はてさてどうしたものか?美帆子の頭を撫でながら恵はこれからの自分の行動を模索した。
今日はそれから2週間後のことである。
「彼女は居ないみたいよ。とりあえずおめでとう」
「他には?他には?」
美帆子の顔がドンドン近くなる。
「近い…近いからもうちょっと離れて」
「ご・ごめん。」
美帆子はたまに同性の恵でもドキッとするような可愛らしい顔をすることがある。
本人には言わないが普段からこういう可愛らしい顔が出来れば、一男なんてすぐ落とせるのに勿体無いと恵は思っている。
「謹慎までまだ時間あるから頑張ってみるね。」
恵を含みフェロー達四人は近々一週間の謹慎を命じられる予定なのである。
「私も頑張ってはいるんだけど、顔合わせると喧嘩になるのよね。」
負けず嫌いとお調子者…まさに水と油である。
- 485 :名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 01:26:50 ID:pjpPX1cF
- 「あ・いたいた。」
聞きなれた男の声が恵の背後から聞こえる。
「そこ空いてるか?」
噂をすればなんとやら、昼食をトレーに乗せた一男が現れた。
一男は返事を聞くより先に恵の隣に腰をおろす。
「そういえば、藤川君は今度の休みどうするの?」
「実家に帰るよ。たまには羽を伸ばさないとな。」
「二人はどうすんだ?」
「私はまだ何も決めてないよ。緋山先生は?」
あ・しまったと恵が慌てたが口は止まらなかった。
美帆子が「私は・・・よ。」小さく呟く。
「え?彼氏とデートか?それとも外資系と合コンか?お盛んだねぇ」
一男がいつものようにからかった。
「緋山先生抑えて」
意外と純情な美帆子はこの手の会話がめっぽう苦手である。
「悪かったわね!お見合いよ!ようやくヘリに乗れたアンタと違って国立大学の教授の優秀な息子とね!」
フンと口を尖らせると、美帆子は席を立ってしまった。
「今の話本当なのか?」
「みたいよ。気が付いたら縁談が婚約に発展していたってよく聞くパターンよね。」
美帆子は親から見合いを勧められていたこともあり焦っていたのである。
「そ。そうなのか?」
「私の友達にも2〜3人いるよ。お見合いで結婚した子。緋山先生帰ってきたら苗字変わってたりしてね。」
「まさか〜。あの緋山に限ってそんな事ないだろう。」
恵もそう思っているが、ここは先程の失敗を帳消しにするために少し一男を不安にさせることにした。
美帆子に一男の事を頼まれる前から感じていたのだが、彼は美帆子に気があるのではないか?と考えていた。
「意外と最後の親孝行とかいいそうなタイプよ。」
恵はフフフと笑うと席を立った。
その日の夜
「今日は当直じゃないわよね?気になる患者でもいるの?」
シニアドクターの三井環奈が美帆子に尋ねる。
気がつけば辺りに人影は無く、ワーキングステーションには三井と美帆子の二人しかいなくなっていた。
「ちょっと考え事してました…」
「それって藤川のこと?」
えっと美帆子が目を丸くする。
「さっきコンビニで白石に聞いたわ。心配してたわよ。また喧嘩したんですって?」
「喧嘩って言うほどのことでは…」美帆子は頭を抱えながら弁解する。
「良かったら相談に乗ってあげるわよ?」
「遠慮しておきます。ちょっと見回り行って来ます。」美帆子はワーキングステーションから逃げ出した。
よくよく考えれば結婚歴もある三井に相談しても損は無かったかもしれないと少し後悔しながら美帆子はICUの前を通りがかった。
「あれ?緋山今日夜勤じゃないよな?」
美帆子の頭痛の種は首をかしげながら尋ねた。
「別にアンタに関係ないでしょ!北島さんが気になっただけよ。」
「北島さんならグッスリ寝てたぞ。」
「そう。ありがとう。一応私も顔を見てから帰るからアンタ先に戻ってて。」
「待っててやるよ。でも気にしなくていいからな。」
実は北島という患者、美帆子の担当ではない。恵が話していたのをとっさに思い出しただけなのである。
それらしき患者を発見したが一男の言うとおり熟睡しているようである。
「お大事に」
布団を掛けなおすと、足早にICUを後にする。
- 486 :名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 01:28:08 ID:pjpPX1cF
- 自動販売機のところでは一男がジュースを買っていた。
「アンタ本当に待ってたの?」
「昼間は悪かったなぁ。お見合い頑張れよ。ホレ」
一男はバツ悪そうにジュースを差し出した。
「全然嬉しくないのは何故?」
悪態をつきながらもジュースを受け取る。
「でどんな相手なんだ?良い奴なのか?」
「履歴書しか私は見て無いし、とりあえず会うだけだから」
美帆子はぶっきら棒に答える。
「そうか。そうなのか。」
「だいたい、今どきお見合いなんて有り得ないわよ。将来のパートナーよ。自分で見つけるわよ。」
空になったジュースを机に置くと腕組みをする。
「緋山は結婚相手に何を求めるんだ?」不意に一男が尋ねた。
「そんなこと聞いてどうするの?」
「参考までにだよ。」
「平凡でも良いから明るい人がいいわね。あとは医療関係で安定してる人とか?」
「何で医療関係って限定するんだ?」
「医者とか看護師が普通の夫婦生活を営めるわけ無いじゃない!
姑とかに家庭に専念しろとか言われるのがオチね。」
「ウチの実家は農家だからそんなこと言われないと思うぞ。」
「なんでアンタの家が出てくるのよ?」
「まぁほらあれだ。もしお見合い相手に断られても気にすんなってことだ。」
「断ることはあっても、断られることは無いわよ!」
「そうそうその調子その調子。緋山は元気の良さだけが取り柄なんだから。」
「励ますか・喧嘩売るかどっちかにしてくれない?」
「じゃまぁそうだなぁ…」
一男は考え込んでしまった。
「もしかして、お見合い失敗すればいいと思ってる?」
「良いや、幸せになって欲しいだけだよ。」
「それってど・どういう意味よ?」
「フェローの同期だからな…深い意味はないさ。・・・・だけど。」
♪♪…♪♪・・二人の携帯が突然鳴り出し一男の言葉が一瞬意識からそれた。
「ちょっと今何ていったの?」
「そんなことより行くぞ。」
「分かってるわよ。」
救急車の音がすぐ傍で止まった。
素直になれない二人を書きたかったのですが、上手くいきませんでした。
お目汚し失礼いたしました。
- 487 :名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 15:45:00 ID:Fc/1dZvL
- 久しぶりにカキコされた記念age
- 488 :名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 15:05:14 ID:U0+GaMSg
- またあげ
- 489 :名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 23:22:39 ID:gx9en04B
- 誰か書いてくだされ〜
- 490 :名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 16:08:11 ID:OArizrr/
- 三井は藍沢にかなり甘い
絶対になにかあるはず
最終回見て思った
- 491 :名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 17:44:06 ID:dOke4muV
- 黒冴も白黒もいいなぁ〜
- 492 :名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 18:09:26 ID:lQsLhvVo
- オセロの誰か書いて
- 493 :名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 21:41:59 ID:NuEF0Ee5
- >>492 オセロw吹いたww
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