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触手・怪物に犯されるSS 17匹目

1 :名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 22:59:00 ID:mGZJudkQ
女性が触手や怪物など、モンスターに犯されるSSのスレです。
オリジナル・版権問いません。 和姦・強姦・輪姦なんでもOK。

前スレ
触手・怪物に犯されるSS 16匹目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1203696339/
過去スレ一覧
http://www9.atwiki.jp/eroparo/pages/381.html

類似スレ
小さい生き物が女の子によって集るシーン【二匹目】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1090661677/

異種姦【触手蟲獣妖し機械人外】総合スレ96匹目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1212912092/

「漂流女子校」専用控え室(2号室)
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/2051/1152250437/

2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.gozaru.jp/

625 :闇サバト-降魔六式委員会-:2008/09/03(水) 02:37:48 ID:LzQh3iGR
 いた。
 暗がりで分かりにくいが、確かに明菜の後ろ姿だった。
(でも、何アレ? 様子が……)
 探し求めていた親友を発見しても、ミナミは駆け寄るどころか、声すら発することができなかったのは、遠目に見ても明菜が虚ろな気配を発していたからだった。
 しかし、このまま手をこまねいていて明菜を見失っては、元も子もない。
 意を決して足を踏み出そうとしたとき、ミナミは明菜の少し前を歩く“それ”に気づいた。
(人影、それも、男の……)
 一瞬ミナミは、薄暗さのせいも相まって、それが例のバスケ部の先輩なのかと思った。そうであれば一応の納得はいく。だが、それは見たこともない――いや、ほんの僅かに見え覚えがあった。
(2−Dの猪川君!?)
 猪川治夫。同学年の人間であり、成績も容姿も性格も運動も光らない……どちらかといえば人気のない中肉中背の男だ。
 A組のミナミが委員長であり、かつ几帳面な性格でなければ、とても気づかないであろうほど普通の、特徴のない男。
 あえて上げる特徴といえば、顔の面積が微妙に大きいせいで、あまりよいルックスとはいえないことである。
 しかし、何の接点も存在なかったはずの二人に、ミナミは違和感を覚える。
(どうして、二人が……)
 そのまま、当然のように体育館の鍵を開け、中へ消える。
(何が、どうなっているの!?)
 息を殺して、後を追う。
 辺りは既に真っ暗で、素早く助けを求めにいけるような状態じゃない。
 いや、そもそも“本当に危機的な状況”なのかすらも分からないのだ。
 そんな躊躇が、ミナミの思考を鈍らせる。
(そうだ、まだ決まったわけじゃない)
 ここは、確かめないと――。
 二人が入った扉が閉まり、内側から施錠される音が聞こえる。
 本来なら焦るべき状況だが、ミナミは落ち着いていた。
 体育館に入るルートはひとつではなく、ほとんどの人間に知られてはいないが、校舎から繋がる道もあることを知っているのは、委員会の仕事上知った情報だった。
(これなら、気付かれないかもしれない!)
 急いで回れ右をして、ミナミは高等部の校舎に駆け込んだ。

626 :闇サバト-降魔六式委員会-:2008/09/03(水) 02:38:43 ID:LzQh3iGR
***

 息を殺し、忍び足でミナミは急ぐ。
(あれ……?)
 秘密の通路を通って体育館に進入すると、既に二人の姿はなかった。
 館内に障害物はなく、差し込む僅かな月明かりだけでも、一目で全体が見通せる。しかし――。
(どこに、行ったの?)
 少しの間、ミナミはさっきの目撃が幻覚だったのではないかと自分を疑い始めた。
 が、暗闇に目がなれると、うっすらとした光の線が、壁から伸びていることに気付く。
(あれは、体育倉庫……)
 二人の発見に安堵したのもつかの間、直後に妙な不安に襲われる。
 男女が夜に逢引して、何故こんなところにいるのかと。
「…………」
 一瞬、自分の行為がただの覗きではないかと躊躇したが、どうもあの男は、顔も性格も明菜のタイプとは程遠い気がする。
 まさか、明菜は失恋のショックで別の男に付け入られたのではないか?
 そんな不安がミナミを突き動かし、一歩、また一歩と僅かに開かれた体育倉庫の扉に近づいていく。
 次第に声と、妖しげな水音が聞こえてきた。

627 :闇サバト-降魔六式委員会-:2008/09/03(水) 02:40:18 ID:LzQh3iGR
***

「んぅう、じゅるじゅる……。あああ……明菜ちゃあん……ちゅぱじゅぱっ」
 まずは盛って声の上擦った男の声、聞き覚えはないが、それが猪川のものであることは想像がついた。
(って、これ、まさか……!)
 行為が既に始まっていることに気付き、ミナミの顔が熱くなる。
 恐る恐る扉の隙間に顔を寄せて、中の様子を伺った。
「あっ、ううん……。んちゅ、せんぱ……ぃいよぉ……」
「……!?」
 紛れもなく、明菜がそこにいた。
 男に覆い被さられ、舌を絡めるほどの濃厚なキスをされながら、露にされた白い胸をくにくにと揉まれている。
「あふっ、やっ……ふあっ……いいっ……。そ、そこっ……ああ」
「ああ、明菜ちゃん……君は本当に可愛いよ……。俺はずっとこうしたかったんだ、でも……みんな俺のことを馬鹿にして……。んちゅ、れろれろ……」
 二人の顔は、ちょうど用具の陰に隠れて見えない。だが、甘く上擦った明菜の喘ぎ声から、その行為に感じていることは、容易に予想がついた。
 石にでもされたようにしばらく動きを止める。
 いつの間にか、ミナミはごくりと、口内に溜まっていた唾を飲み込んでいた。
(な、何考えてるのよ! 私は……!)
 親友の情事を想像しているうちに、なにやらむず痒いような感覚に襲われて、ミナミは戸惑った。
 これでは本当に覗きではないか、立ち去るか止めるか、早々に決めなくては。
 そうだ、仮にこれが和姦であれば、止めるミナミの方が滑稽になる。
(さ、最後に確認だけ――え?)
 そうして、もう一度覗き込んだとき、ミナミは目を疑った。
 ディープキスをしていると思った猪川の顔が、二十センチ近く離れていた。
 離れたまま、舌を絡めあっていた。
「ああ、明菜ちゃん。君の体は最高だよ……うおっ、うおおおおっ!」
 猪川の舌が、伸びていた。それだけでない。首にかかっていたカギのようなアクセサリーが光を帯びると。
「えっ……!?」

628 :闇サバト-降魔六式委員会-:2008/09/03(水) 02:42:37 ID:LzQh3iGR
 ミナミは危うく叫ぶところだった。
 男の大きな馬面が更に浅黒く変形し、鼻が大きく伸び、耳は頭の上の方に。
 制服を過ぎ捨てながら、あっという間に、まるで巨大な豚のような生き物へ変貌していった。
「おおおっ、んふおおおっ」
 獣が、いや、バケモノがくぐもった声を上げて、明菜のスカートを捲くり、下着を剥ぎ取る。両足を開かせると、その中心にキリンのような長い舌をぺっとりと張り付かせた。「あ、ふあああっ、せんぱい、せんぱぃぃぃい」
「おおおん。ぐお、おおおお、じゅる、ぴちゃっ……」
 唾液でぬめった舌が、明菜縦裂を這い回る。硬く閉じた割れ目を押し開いて舌を入れると、そのままぐちょぐちょと中でかき回し始めた。
「あああ、いあああっ。はくぅ……。んあああっ!?」
 明菜は目を虚ろにしながら痙攣を始める。怪物に蹂躙されているとしか見えないその光景の中で、明らかにその声色は、快楽を帯びていた。
(な、何これ……。何が起きてるの? こんなことが……)
 ミナミは現実を圧倒する出来事に夢を見ているのかと疑う。
 助けにいくだとか、止めるという発想は既に消え、ただ目の前の光景に動けずにいた。「あふっ、ふああっ? せ、せんぱひぃ……。く、くらはい。せんぱいの、おちんちん……」
 明菜の声にミナミは我に返った。
(先輩? そういえば先輩って……)
 そう。猪川はそもそも同級生で“先輩”ではない。
 それなのに、何故か明菜は歓喜の表情で、怪物を求めている。
 何か異常があることは明らかだった。
「おおお……。げっげっげっげ……」
 豚の化物が上擦った声を上げる。ねじれたような形の浅黒いペニスが、明菜の秘裂に押し当てられる。
「待っ――」
 声を上げようとした瞬間、ミナミの口が背後から塞がれた。

629 :闇サバト-降魔六式委員会-:2008/09/03(水) 02:43:55 ID:LzQh3iGR
「お静かに、私です」
 ミナミは心臓が口から飛び出るかと思った。
 ゆっくりと振り返ると、あの魔女の少女がいた。
 以前と同じように何の感情も見えない、黒塗りの瞳。
「んっ、くっ……」
 どうにか悲鳴を飲み込んで、後輩の魔女に視線を向けた。
「聞きたいことは山ほどあるでしょうが、今は私に従って下さい」
 少女は小声でそう言いつつも、隙間の向こうの化物から視線を外さない。
「んはあああぁぁぁぁぁああっ!」
 ミナミが平静を取り戻しかけた時、明菜が歓喜の悲鳴を上げた。
 怪物の長い肉棒が明菜の中にズプリと根元まで埋まっていた。
「っ……!」
 慌てて飛び出そうとするミナミを、強い力で少女が押さえつけた。
「まだです。敵を殺すにはタイミングがあります」
 射抜くような強い目に、ミナミはどうにか自分を抑える。
「おおおっ、んおおおおっ!」
「ひいっ、せんぱい。あふあああっ!? んぐう、ひあああっ!」
 豚の腰が卑猥に動く。じゅぽじゅぽと膣をえぐる音と、攪拌される愛液がかき混ぜられて滴るり落ちる音が、二人分の――いや、一人と一匹分の嬌声に混じって聞こえてくる。「あうっ、あいっ……! うあああっ。うううんっ……!」
 不気味な獣に犯され、歓喜の声を上げる親友。直視し難い光景から逃れるように、ミナミは隣の少女に噛み付いた。
「なんであなたがここにいるのよ!?」
 あくまで小声だが、怒気をこめたミナミの視線に、少女は呆れた顔を見せた。
「あれだけ忠告したのに……全くあなたという人は」
 小さくため息をついて、少女はちらりとミナミを見る。
「前向きな足手まといほど始末に負えないというのを、あなたは実感させてくれますね」 少女の嫌味に反論している余裕はなかった。
「あれは――あの化物はなんなの!?」
 ミナミの問いに、すぐに隙間の向こうの化物に少女は視線を戻す。
「“サタニック”」
 抑揚なく少女が答える。
「そう私たちは呼んでいます」
 ミナミが次の質問をかぶせる前に、少女が続けた。
「あれはただの化物ではなく、人の心と肉を生け贄に異界より呼び出された悪魔です」
「明菜は? 明菜を早く助けないと! さっきから様子が――」
「落ち着いて下さい。彼女は夢を見ているだけです。どうやらそれが、あのサタニックの能力のようです」

630 :闇サバト-降魔六式委員会-:2008/09/03(水) 02:45:54 ID:LzQh3iGR
「……どういうことよ?」
「獏という空想の生き物をご存知ですか? ヤツはあの女生徒に夢を見せています。失恋した相手と結ばれている幸せな夢を。本来、獏は悪夢を食らうはずなのですが、あれはどうやら、性質だけ似通った別の存在のようですね」
 あくまでも冷静な口調に、逆にミナミは苛立った。
「そんなことはどうでもいいわよ! 明菜を早く助けなさいよ!」
 そう言っている間に、獏は腰の動きを早めている。
「んぐおお、おおおおおうっ!」
「あっ、ああああっ、ひいいぃ!」
 腰をぶるりと震わせると、明菜が背筋をえびぞりに逸らして痙攣した。
「あふ、あふぅ……」
 舌を突き出して、明菜は絶頂を迎えていた。
 たっぷりと吐き出された獏の精液が子宮を叩く旅に、ひくひくと身体を震わせる。
「はひぃ!? やあっ、ひゃああああああっ……!」
 円錐状に尖りきった乳首を獏の長い舌が弄ぶと、半ば意識を失ったような表情で明菜は声を上げた。
「ああああ、いいなあ。ぎちぎち締めてくるよ、明菜ちゃあん……」
 獏が猫撫で声を上げつつ、射精を終えたペニスを挿入したまま、ゆるゆると腰を動かし、精液をかき混ぜてゆく。
「んひっ、ら、らめそれぇ……! あっ、うっ……ああああ……」
 絶頂の余韻で敏感になっている明菜の体が、涙と涎を垂れ流して打ち震える。
「くっ……!」
 あまりに悲惨な親友の光景に、ミナミは思わず引き戸に手をかける。
 それを魔女の手がつかんで止めた。
「もう少しだけ、お待ちください」
「何言ってるのよ! 何か知ってるなら助けてよ! 早くしないと明菜が――」
 ミナミが怒りと共に少女の手を振り払おうとした瞬間。
「え……?」
 明菜の体が、紫とピンクの混じった光に薄く覆われていることに、ミナミは言葉を失った。

631 :闇サバト-降魔六式委員会-:2008/09/03(水) 02:48:44 ID:LzQh3iGR
「な、何、あれ……?」
「蜘蛛などが捕らえた相手を喰らう際に、消化液を送り込むのはご存知ですか?」
 隣の魔女が、静かにミナミの耳元に口を寄せた。
「サタニックは、人の精神を喰らって進化を遂げる化物なのです。その為にまず、性行為による絶頂を与え、相手の精神をドロドロに溶かします」
 倉庫内の獏が、放心状態の明菜の身体に舌を這わせると、纏っていた光が泡を拭く様に舐め取られてゆく。
「そして、喰らう。溶け出した部分がなくなればまた犯して、何度も絶頂を与えます。餌の精神が、完全に溶けて自我を失うまで……」
「っ!? 早く行かなくちゃ!」
 魔女の手が、ぎゅっとミナミの手首を握り締める。
「落ち着いて下さい。あの程度ではまだ、彼女の自我は崩壊しません」
 獏は舌を伸ばして、明菜の脱ぎかけの制服に舌を入れていく。
 同時にゆっくりと螺旋型のペニスを引きぬくと、ひくついた割れ目から、とろりと生クリーム状の精液がマットの上に水溜りを作ってゆく。
「彼女の精神は捕食されていますが、まだまだ浅い傷です。治療すれば数週間で自我を取り戻します。だから今はヤツを逃がさないように、少しこのままにしておいてください」「待ってどうするのよ!?」
「すべての動物にとって、食事中と性行為中は無防備だということはご存じですか? そこを確実に捕殺するためです」
「っ……!?」
 と、一応は少女の説明に納得しかける。
「私の方も戦う体制は整えて来ました。後はタイミングだけです」
 そう言って少女が魔術書を開く、表紙の刻印が赤く光って、今にも動き出しそうな禍々しさを帯びていた。

632 :闇サバト-降魔六式委員会-:2008/09/03(水) 02:50:04 ID:LzQh3iGR
(待つしかないの……? 明菜があんな目に遭ってるのに……)
 ミナミは爪を噛みながらもう一度明菜に視線を走らせる。
 巨大な黒い豚の舌に舐め回されて、恍惚の表情を浮かべる明菜。
「あふ、せんぱ、い……」
 明菜の顔に、つい最近までよく見せていた悲壮感はなかった。
 今頃、失恋の記憶も抱かれて、甘い夢を見せられ快楽の海にたゆたっているのだろう。「でも……でも、そんなのってないわよ!」
「なっ――!?」
 魔女の手を振り切って、ミナミは倉庫の中に飛び込む。
 化物が人間なのか、その正体も未だロクに分からない。
 だが、人の弱みに付け込んで、こんな非道な真似を、黙って見ていられなかった。
「明菜から離れなさい! この化物!」
 巨大な豚は、一瞬顔を上げて、ぎょっとしたように目を見開き。
「げっげっげっげ!」
 と、くぐもった不気味な笑いを浮かべた。
「コイツは驚いた。早瀬さんが来てくれるとはなあ……」
 完全に自分を認識した言葉を発してきたことに、ミナミは逆に動揺した。
「あ、あなた、猪川君なの? 何でこんな真似を――」
「はっ! 分かんねえさ。あんたみたいな可愛い優等生にはさ。声をかけることすら憚られる、俺みたいな下々のことはよお!」
 覆いかぶさっていた明菜から、離れると、獏はにやりと笑みを浮かべて、ミナミに向き直った。
「ちょうどいい、あんたはコイツを使って捕らえる予定だったが、手間が省けた。今すぐ脳がとろけるまで犯してやるぜえ……」
「なっ! ふざ――」
 けるな。そう反論しようとしたとき、ミナミの四肢から力が抜け、白昼夢のように視界が真っ白に染まった。

633 :闇サバト-降魔六式委員会-:2008/09/03(水) 02:52:21 ID:LzQh3iGR
(う、何これ、意識が――)
 味わったことのない眩暈がミナミを襲う。神経の糸を切られたように五感が抜けて足元がふらついた。
「おっと、げっげっげ」
 倒れかけたミナミを支えたのは、獏の頭だった。
(なんだろう、何か、何も分からなくなって――)
 醜い顔と、生臭い獣臭。それすらが獏の瞳を見ているうちに何か初恋のような甘酸っぱさに変わって、ミナミの胸を浸していく。
「あっ……ん」
 明菜の隣に寝かされ、獏の前足が制服越しにミナミの胸を押し潰す。
「ほほお。着やせするんだな委員長さんよお。あああ、ますます楽しみになってきたぜえ」
「や、いや……」
 ぐにぐにと窮屈そうに押し込められた胸を揉まれ、でろりと伸びた舌が、太股の内側に這わされると、痺れるような快楽がミナミを襲った。
「おおお、最高だな。今夜はたっぷり楽しめそうだなあ……げっげっげ」
 獏が悦に入った表情を浮かべたその時。

634 :闇サバト-降魔六式委員会-:2008/09/03(水) 02:53:42 ID:LzQh3iGR
「お楽しみはそこまでですよ畜生」
 冷たい声を聞いて、さすがの獏も余裕の笑みが消える。
 魔女の格好をした少女が、いつの間にか体育倉庫のど真ん中に立っていた。
 食事中で完全に油断していたさっきとは違い、ミナミを見つけた後は、鼻を利かせて周囲を警戒していたのだから。
「なんだぁ。お前は」
「あなたには名乗るだけ無駄というものですが、せっかくだからそこのおバカさんの為に教えて差し上げましょう」
「う、ん……」
 霞がかった意識の中で、ミナミにも魔女の姿がはっきり見えた。
「アンチサタニックソーサラー。降魔六式委員会が一人、門守小夜音」
 喋りながら、ゆっくりと巨大な魔導書を広げ、微笑む。
「“flamma”」
 小夜音が魔導書のページに手をかざすと、獏の体が赤く光る六芒星に捕らわれた。
「なっ、これは、お前も、まさか……ああああっ!?」
 喋り終える前に瞬時に青い炎に包まれ、燃えてゆく。
 周囲のものには全く燃え移らない炎だった。
 ぱくぱくと叫ぶように口を開けるが、もはや誰にもその声は届かなかった。
「おご、おごごごおがあああああ!」
 やがて火が消える。黒こげで崩れかけた獏がどさりと床に崩れ落ちると、小夜音は魔導書を閉じて、そっと手をかざした。
「では、喰らいなさい。“グリモワール”」
 小夜音の言葉と共に、本の表紙にギロリと赤い目が浮かび上がる。
 そして、ひとりでに本が開かれると、分かたれたページの上下から、鋭い牙がびっしりと突き出した。
「しゃあああああっ!」
 グリモワールが息絶えた獏を貪り喰らっている間に、小夜音はミナミの傍に歩み寄った。

635 :闇サバト-降魔六式委員会-:2008/09/03(水) 02:55:10 ID:LzQh3iGR
「さて、意識はありますか?」
 小夜音がぺちぺちとミナミの頬を叩く。
「う、ん……。あなた、さ、さっきのは、あれは……」
「どうやら、あなたまで送っていく手間は省けそうですね」
 そうぼやきながら、小夜音は携帯電話を取り出して耳に当てる。
「う、あれは。あれは一体なんなの? あの化物は、あなたは――」
 霞がかった意識で、ミナミは立ち上がり小夜音に食ってかかる。
「この町の行方不明者がここ半年で何人いるか知っていますか?」
 そう言って、小夜音は静かに微笑む。
「私たちは、あれらの化物を倒すためにここに来たのです。探していたサタニックの巣窟である、この学院に」
 ミナミが薄れた意識の中、ぐらりと体勢を崩す。
 その背後で、小夜音の魔導書が化物を喰らう音だけが延々と響いていた。
 夜が更けてゆく。
 闇の住人たちの宴の、始まりの夜が。


Ep1 END

636 :闇サバトの作者:2008/09/03(水) 03:03:51 ID:LzQh3iGR
以上です。長くなりすぎてしまってごめんなさい。
何か要望を言ってくだされば、次回から前編後編とかで分けようと思います。

投下時間の長さとか容量とか、
その他色々反省すべき点がありますが今は眠いので寝ます。

長文失礼致しました。

637 :名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 03:14:15 ID:lIeeoMbz
>>636
GJ!!お疲れ様でした

638 :名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 12:54:39 ID:Al8ezS2Z
NGIDにして一気にすっきり

639 :名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 14:28:33 ID:eT92DCPS
>>636
>何か要望を言ってくだされば、次回から前編後編とかで分けようと思います

乙!つーか投下すんのも大変だったろこりゃ…。
読み終わる頃には「目が、目がァ〜!」状態だぜ。
掛け合いも上手くて文章綺麗なんだから勿体無いぞ〜!

あ、導入部分としては完璧だと思う。
ただ俺最近サタニックて聞くとクラウザくぁwせdrftgyふじこlp

640 :名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 17:23:11 ID:HBH/xO17
乙ッ!これはいい長編物の予感
投下だけでも相当苦労してそうww

641 :名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 23:20:28 ID:DGOA4TqA


642 :名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 02:23:27 ID:tLx1MFd3
GJ!たくさん謎がありそうで、続きが楽しみです
投下大変だったら分割でもいいと思いますよ

643 :名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 03:01:07 ID:k9Sn5KvQ
乙!

一気に読ませてもらったw
さすが神々の乱立する触手スレだぜw

644 :名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 03:18:52 ID:NyOpj2jC
触手の神ってやっぱあれか、多数の手を持つ者とかか?

645 :名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 04:24:57 ID:hYwh7gTt
いや、触手の太さで決まるのかもしれんぞ

>>639
それどこのムスカ?

646 :名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 13:06:08 ID:ls6ZOaN8
斬られたら斬られたら分。
魔法で倒したら倒した分。
切断面や破片から再生するタイプは無敵だと思う。

この手のタイプは破片が一片でも残れば自己再生+増殖が可能だから茂みからの予想外の奇襲でヒロイン達を一網打尽も可能だし

647 :名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 14:04:59 ID:cNXU8VsE
>>636
確かに長いが文章が非常に読み易いのでスラスラいけるZE!!
使い古されたジャンルなのにこのスレだと舞野リティだから期待大

>教会だって寄付をしないと、毒の治療すらしてくれない世の中ですよ?

軽くフイタwww考えてみれば免罪符より悪質だよな

648 :名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 14:58:00 ID:eEh1UBdL
>>647
でも某ディーキューじゃ金さえ払えば人間すら生き返らせる教会なんだよなww

649 :名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 18:41:16 ID:8+ZE5lK9
学校を舞台にした退魔モノか。
淫妖蟲プレイし終えたトコなんで何気にタイムリー⊂⌒~⊃。Д。)⊃

こっちは西洋風か。応援してるぜ、だっしゃぁぁぁあ!!

650 :名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 04:23:08 ID:9iVsbZwP
>646
再生のエネルギーが持つのかとゆー疑問が

651 :名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 08:34:44 ID:n3WExRz6
バスタードのリリスネタで誰か御願いします

652 :名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 10:56:03 ID:Zi2Uv3Lc
戦う人魚姫VS海の触手モンスターとか見てみたい
普通の人間なら息が続かない海の底でも偵察が可能で
私に任せてと討伐対象の居場所確認に向かったがって感じに

653 :名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 19:58:10 ID:W7fnX5CD
>>652
遊戯王のカードの人魚キャラが怪物に犯されて、卵植え付けられるSSをどっかで見かけたな。
まさにそんな感じだったよ。

654 :名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 23:46:11 ID:FPxT5B+7
人魚って股なくね?
どうするの?

655 :名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 00:56:25 ID:mSY5lfqz
>>654
イルカあたりをさんこうにすればいいとおもうよ!!

656 :名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 01:37:05 ID:aO4qszqg
>>654
さっさと角煮のモン娘スレにでも行って勉強して来い

657 :名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 03:56:30 ID:5IOPhb3n
>>654
ていうか、おまいさんは人魚姫の話をよんでないのかね。



つまりだ、魔女と触手が結託すればいいだけの話だ。

658 :名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 06:08:34 ID:OIIorSwE
魔女「ひっひっひ、足をあげる代わりにお前の処女をもらうよ?(もちろん触手で)」

659 :名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 11:24:26 ID:/0md0tnP
某ネズミ所属の映画だと人魚姫の魔女は蛸だったから完璧じゃん

660 :名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 11:41:42 ID:ZoXjs4Du
人魚姫とイソギンチャク?

イソギンチャクと戯れる、擬人化したクマノミとか、イソギンチャクカクレエビが脳裏に浮かんだ

661 :名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 16:39:49 ID:CiKtHi4s
>>654の妄想力の無さに唖然とした・・・


それにさ、穴が股の間にあるとはかぎらんだろ

662 :名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 17:30:16 ID:t4AxyjpY
毛穴という毛穴をイソギンチャクが陵辱するんですねわかります!

663 :名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 17:39:48 ID:I0MQevt4
阿刀田高だったかの小説に、人魚とやる話があったな。
あれだと、腹側の腰の少し下くらいに穴があったはずだ。

664 :名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 18:24:03 ID:ZoXjs4Du
星新一だと、鮭と同じ方式だったな。

665 :名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 22:28:39 ID:jWlod7aS
魚でも、卵胎生のサメだつたりすると、ちゃんと○ん○があったりするからな。

666 :名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 23:20:23 ID:onBrREfW
海+触手=ルルイエ

こうですね!わかります!!

667 :名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 23:35:57 ID:J2wO2Kfm
人魚姫や竜人(メス)みたいな卵生の種族と胎生の種族のハーフの場合って

卵生と胎生のどっちで繁殖するんだろ?それ次第で触手が陵辱した際の孕ませ方も変わって来るし

卵生なら脅威のどんな生物でも100%妊娠させちゃう精液君を注ぎ込んで強制受精

胎生なら産卵管をぶち込んで大量の卵を産みつける。もちろん抵抗したり暴れて卵が潰されないように拘束もあり

668 :名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 23:44:26 ID:CidCz51b
現実的に言うと魚類なんて体外受精だがなw

人魚姫と触手という新しいジャンルを>>667には是非やってもらいたい

669 :名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 23:45:54 ID:ZoXjs4Du
>>666
いや、御大が出てくると人類滅亡だから。
(そもそも人類には理解不能な『何か』だし)

眷属の、下っ端の下っ端の下っ端の更に下くらいでないと
交配までいかないのでは?

670 :名無しさん@ピンキー:2008/09/07(日) 00:08:01 ID:jW+Vli1J
>>668
つまり触手を突っ込んで無理矢理卵子を摘出して触手側で受精。
んで異形に変化した受精卵を触手を通して胎内に入れるということか


素直に中出ししろという意見は却下

671 :名無しさん@ピンキー:2008/09/07(日) 00:21:41 ID:LNXJ9rMq
>>663
>腹側の腰の少し下くらいに穴があったはずだ。
これが普通だわな

672 :名無しさん@ピンキー:2008/09/07(日) 05:15:14 ID:caQ3Z55I
さあ、卵を産め

673 :名無しさん@ピンキー:2008/09/07(日) 09:39:41 ID:18hFRVTw
ヌンサ(だっけ)乙

674 :名無しさん@ピンキー:2008/09/08(月) 05:21:30 ID:X6k+Rr4T
スレイヤーズかww

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