メタルサーガ METAL SAGAのエロパロ その6
- 1 :名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 01:48:56 ID:z9VI3EbI
- メタルサーガ METAL SAGAのエロパロ その6
ここは「メタルサーガ・シリーズ」のエロパロ作品を投稿したり語ったりするスレです。
砂塵の鎖、鋼の季節の他、旧作「メタルマックス」シリーズ(1・2・R)も許容範囲です。
ところでそろそろ新作が待ち遠しいですね。
◇◆◇ 注意事項 & 推奨事項 ◇◆◇
・書きながらのUPはやめましょう。一度ローカルで書き上げてから一度にUPお願いします。
・余裕があれば名前欄に 現ページ数/総ページ数 の記載を推奨します。
・当スレでの主人公名は「はんた」がデフォルトになっていますが、強制ではありません。
・内容に偏りがあると思われる場合、傾向を予告しておくと無用なトラブルの回避になります。
(グロ・スカ・強姦・SM・女人化・ボーイズラブ等、読み手を選ぶと思われる作品は要予告!)
・アップローダーを使用される場合、作品の紛失事故に備え、作者は原版を大事に保管して下さい。
◇◆◇ 参考までに ◇◆◇
・エロ成分が圧倒的に不足しています。煩悩を忘れてはいけません。開放しましょう。
・扱うキャラに偏りが出ています。シャーリィやメグ達も愛してあげて下さい。
・当スレの過去作品は、リンク切れした(流れた)作品を含め、下記保管庫にて保管して頂いています。
管理人様に感謝です。
前スレ
メタルサーガ METAL SAGAのエロパロ その5
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1178159055/
保管庫
ttp://mseroparo.schoolbus.tv/
- 2 :名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 03:40:30 ID:HlzEeg7K
- _,,....,,_ _人人人人人人人人人人人人人人人_
-''":::::::::::::`''> ゆっくりしね!!! <
ヽ::::::::::::::::::::: ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
|::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ __ _____ ______
|::::ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.__ ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 'r ´ ヽ、ン、
::::::rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7 ,'==─- -─==', i
r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ ,' ,ゝ レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .||
`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i |
,' ノ !'" ,___, "' i .レ' L.',. ヽ _ン L」 ノ| .|
( ,ハ ヽ _ン 人! | ||ヽ、 ,イ| ||イ| /
,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ レ ル` ー--─ ´ルレ レ´
- 3 :名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 09:01:28 ID:Xk9NVNcu
- なんやそれ!!
- 4 :名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 09:02:29 ID:Xk9NVNcu
- くひゃぁぁぁぁ!!
- 5 :名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 17:34:25 ID:Rzs86c0O
- 萌えないし、幼馴染じゃない。
なのに乳だけはある。
シャーリィってのはずっとそうだったわけヨ
仲間の連中もむつかしーコトは言わねえアホーばっかで
ルージュフラッグイベントで本気の仲間になって、家購入イベントで貢ぎ可能なキャラにチェンジ
ある意味シャーリィはソコが頂点なのヨ
あの頃マジにトリカミにもキャノンエッジにもシャーリィ以外の女ソルジャーはいなかったから。
服を着せられるようになってもっと良くなったが、もうアルファがいるワケだろ
もうシャーリィは突出したカンジじゃあないのヨ
なんかくやしいわけヨ
幼馴染やロボ娘にナメられちゃイカんのヨ
シャーリィ命って奴は世の中に まァ ゴマンといるが
ことシャーリィがヒロインとして最高と思ってる奴は少ないと思うヨ
年増だとかホルスタインとか
みーんな自嘲的に笑ったりしてナ
で 他のヒロインに乗り換えた時気づくのヨ
アレよかったって。
そして戻れる奴は再びシャーリィを仲間にするし、
事情が許さず戻れない奴も、ずっと忘れないキャラになるのヨ
突出していたのはシャーリィの乳だけじゃなく
その存在そのものなんだったと気づくのヨ
- 6 :名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 01:06:51 ID:vb8N7Xba
- ↑弾丸ミッドナイトw
- 7 :名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 23:12:11 ID:dwHCeGjP
- 砲手
- 8 :名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 21:44:05 ID:47S9I6J5
- アルファ シャーリィ禁止令発動 ラシードとおともだち
てなわけで保守
- 9 :名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 16:30:43 ID:g5e7LP9U
- 過疎で、投下のない現状なんか
忘却の彼方へ葬り去りてぇ。
…誰しも眠れない夜を体験するものさ。
そんな時はhokankoに来な。
READING ALL LOGS TOGETHER!!
というかこのペースだと即死するんじゃないかい?
大丈夫?
- 10 :名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 21:37:42 ID:bhMZh5fF
- >>9
そのときは立てるまでよ!
- 11 :名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 22:25:46 ID:MSNIGfVx
- 何度でも蘇るさ!
- 12 :名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 02:08:25 ID:ujCl0NsF
- ドクターミンチがいるって!
- 13 :名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 04:28:33 ID:y9bZ9fj1
- 何じゃこのスレは! まだ生きとるじゃないか!!
- 14 :名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 13:58:53 ID:uUnr0GgK
- 前スレ轟沈
- 15 :名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 18:09:09 ID:iQCdSZKY
- 前スレ完結してない...
- 16 :名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 18:46:51 ID:t6oSTrnx
- TEXT容量が一定を過ぎて、その後一定期間レスが無かった場合、
スレ途中でも落ちてしまうものなのだ! そうらしいのだ!
俺も先日知ったばかりだぜ…へ へへへ ぐふっ!
- 17 :名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 19:15:35 ID:GmW5on6T
- >>9
まさか俺以外にもYOKOHAMAの住人がいるとは…
- 18 :名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 22:31:20 ID:yVLJ2387
- てめぇ ひとりかッつ〜の!
オレラ、「R」スレ住人 From 家ゲー板だッ!夜露死苦!!
……とにかく スジは通したッ!!
娑婆羅!!
- 19 :名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 00:03:25 ID:M1/r6/3Q
- ↑桜木町GTよりも愛羅武勇(みなとそふと)思い出した俺は負け組orz
- 20 :名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 20:37:55 ID:0bkdzy86
- 保守w
- 21 :名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 18:27:31 ID:/y9ttG27
- 再び秋葉原で事件が起きました
男がナイフで警官を切りつけるということがありました
- 22 :名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 23:15:01 ID:AkCs3Ftd
- あれだけの大事件が既に風化しつつある今日この頃…
東北大地震・漁船沈没・ガソリンの更なる値上げ・
北朝鮮テロ支援国家解除・グッドウィル廃業・
いよいよ現実味を伴ってきた地球温暖化と食糧危機…
日本が、世界が音を立てて崩れていくようで怖い…
大破壊の日も近いのだろうか?
- 23 :名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 03:46:48 ID:vAe0I1Iy
- 日本は元々地震国家
漁船は知らね、事故だろ
ガソリン値上げは、ぶっちゃけバブルだからそろそろピーク
北朝鮮は放って置くと何するか分からなくなったからエサ与えるんだろうし、
温暖化と食糧問題は今更過ぎる
まぁ、崩壊へ向かってるにしても大破壊って言う根拠にはなりえない
- 24 :名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 11:11:24 ID:OTe5CzJ3
- もし大破壊が起きたら何を相棒にするかで迷うな。
野バスにするかバンにするかアイラックにするか…。
で、投下マダー?
- 25 :名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 23:29:24 ID:Kxw4zen/
- 相棒か・・・
まず犬だな
対戦車バズーカ背負ったチワワとか
攻撃的な面構えのポメラニアンとか
他にバイオペットがいたら欲しいな
大塚明夫声のジャンガリアンハムスターとか
釘宮理恵声のグリーンイグアナとかが
主人公の肩に乗って、戦闘時にアドバイスしてくれる
心強いアイテムも必要だ
ヴィットマン大尉の思考パターンをAI化したCユニットとか
飛騨の名工が鍛え上げた超圧縮タングステンの日本刀とか
オシャレグッズも欲しい
旧文明のジーンズ・皮ジャン
あと夕日に向かって一人奏でるクラシックギター
バイクも欲しいか
205mm砲を装備したサイドカー付きハーレーとか
迷彩塗装のヤマハV-MAX(勿論Vブースト付き)
V100コング搭載のスーパーカブもいいなw
- 26 :名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 00:59:28 ID:mhJqz6gL
- ヴィットマン大尉のCユニット>
めちゃくちゃ欲しいぞソレwww
- 27 :名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 01:38:13 ID:saR8fK+R
- 楽器は欲しいな
バンピートロットの演奏が楽しいかった
- 28 :名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 09:29:19 ID:v3ryEWr2
- 相棒は見た目からして頑丈そうで重い装備も搭載できる、アメリカンなトレーラーが欲しい。
後部さえ取り替えれば武装を変更できるし、ペイントのキャンバスとしてもデカいから十分使えそうだ。
…グレートホイールをとっ捕まえて自分のものにすればいいのか!
仲間はアルファさえいれば何も要りません。
Cユニットとして、ファントムクラッシュに出てきたような動物風の喋るAIは欲しいけど。
個人的な趣味としては1の毒舌タイプか2のツンデレ、もしくはハートマン軍曹タイプ希望。
- 29 :名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 09:35:27 ID:saR8fK+R
- 実況タイプかわいいよ実況タイプ
- 30 :土浦在住:2008/06/28(土) 22:10:50 ID:kalrLy+r
- んー、百里基地や陸自の補給所が近いから
クルマには困らんな(自分の生存率も低くなるだろうがw)
あとはつくばでSE等の入手だな!
- 31 :名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 22:32:39 ID:oH+o/Tee
- 車だったら何でも戦車になりそうw
と、いまの愛車に機銃とかをつけるのを妄想しながら思った
- 32 :名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 04:45:25 ID:ymOMREgk
- 股間の主砲、145mmマイムスコが火を噴くぜ!
みたいなネタはないのか?www
俺は顔面パーツが大破、かつ脂肪という装甲タイルがつきすぎで
彼女できたことないので、股間の主砲は未使用ですがorz
- 33 :名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 05:02:51 ID:ymOMREgk
- 整備士が、彼女に穴あける改造するとか・・・
- 34 :名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 06:12:31 ID:uIQi6TCo
- >>31
しかしトラバントとかだと一瞬で火だるまになりそうな罠
もし大破壊がおこったらガチで消防車あたり入手したほうがいいかもわからんね。
空港用の科学消防車とかなら十分装甲厚は有りそうだし。
…と書くのに調べてみたら一番でかいやつは車重・馬力ともに戦車並みだった。
- 35 :名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 20:49:47 ID:Tlzby7tx
- >>25
いいセンスしてやがるぜ・・・
どれもこれもツッコミたくなるモンばっかりだ・・・
- 36 :名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 22:49:25 ID:sEATmoJa
- >>32
「理解しがたいオブジェクトですね」
- 37 :名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 19:54:58 ID:FktDtTBO
- ところでメグって誰だっけ?
ネバーランドの子供の一人?
- 38 :名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 20:17:44 ID:cnbT7NYM
- >>37
DS・鋼の季節に出てくる女メカニック。
ファンからは親しみを込めて「カトちゃん」と呼ばれている。
- 39 :名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 20:27:29 ID:cnbT7NYM
- >>26
Cユニット:
グローリィオブビットマン
最強の補助プラグラム、殲滅システム搭載
ところで、B2マンタレイにルーデルさんのAI積んだら…?
- 40 :名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 21:51:56 ID:jLYAW67+
- >>38
なるほどなー。
しかしマンタレイにんなもん積んだら誰も勝てないってw
ところで投下(ry
- 41 :名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 23:01:17 ID:W6Y37t3i
- 投下予定はあるがいつとは言えない
そんな感じ
- 42 :名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 06:27:40 ID:+e7CwVaI
- >>41
____________
ヾミ || || || || || || || ,l,,l,,l 川〃彡|
V~~''-山┴''''""~ ヾニニ彡| 投下する・・・・・・!
/ 二ー―''二 ヾニニ┤ 投下するが・・・
<'-.,  ̄ ̄ _,,,..-‐、 〉ニニ| 今回 まだ その時と場所の
/"''-ニ,‐l l`__ニ-‐'''""` /ニ二| 指定まではしていない
| ===、! `=====、 l =lべ=|
. | `ー゚‐'/ `ー‐゚―' l.=lへ|~| そのことを
|`ー‐/ `ー―― H<,〉|=| どうか諸君らも
| / 、 l|__ノー| 思い出していただきたい
. | /`ー ~ ′ \ .|ヾ.ニ|ヽ
|l 下王l王l王l王lヲ| | ヾ_,| \ つまり・・・・
. | ≡ | `l \__ 我々がその気になれば
!、 _,,..-'′ /l | ~''' 作品の投下は
‐''" ̄| `iー-..,,,_,,,,,....-‐'''" / | | 10年後 20年後ということも
-―| |\ / | | 可能だろう・・・・・・・・・・ということ・・・・!
| | \ / | |
こうですか><
- 43 :名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 23:56:14 ID:u2TTiBnv
- ハードなヤンデレものが読みたい
- 44 :名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 18:27:11 ID:ZyJdiW1Z
- ヤンデレなアルファを書いた事があるのだが、知人に異常者呼ばわりされたなぁ。
- 45 :名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 22:30:10 ID:OJnSotkp
- ヤンデレヒロインは、文章が書ければ結構簡単に作れます。
問題は野郎の側にあり、ヤンデレに屈したら「誠死ね」状態になり、
逆にヤンデレを振った場合、ヤンデレを導入した意味が無くなります。
最悪の場合、エロがグロになりかねない危険性も孕んでいます。
キャラの印象を悪くしないという枷を設けた上で、
更にヤンデレ物語を書こうとすると、案外難しいものなのです。
夢オチとか、反則技を使えば、簡単なんですけどねw
『デジャヴ(or夢)⇔現実』のスパイラルで、
周回を重ねるごとに選択肢が増えて、
何周後かに初めてHAPPYENDのフラグが立つとか…
どこのエロゲでしょうかねえw
- 46 :名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 23:54:41 ID:wwahEbi+
- >>39
ビットマンといえば電球頭のビットマンをイメージする俺はこのスレにはいないほうが良いですか。そうですか。
- 47 :名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 19:58:03 ID:h21fDUHb
- 『デジャヴ(or夢)⇔現実』のスパイラル>
食傷気味です…orz
- 48 :名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 00:55:18 ID:R//+06R8
- >>45 それが製作中のSSのヒントですね? わかります
- 49 :名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 15:34:48 ID:f/lE96Dm
- >>48
つまりヤンデレエミリがまた見れるってことですね、わかります
- 50 :名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 22:42:05 ID:fGhCTHsX
- ヤンデレ書くのは簡単なんですね、わかりません
- 51 :名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 01:29:51 ID:fdf2AsqR
- ヤンデレは病みデレよりヤンキーデレの方が好きだ
- 52 :名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 22:20:39 ID:PsG8KArI
- >>50 ヤンデレに主人公を慕う理由は要らないですから!
「だって好きなんだもん! 好きで好きで仕方ないんだもん!!
好きに理由なんかいらないもん!! 一緒にいられれば幸せなんだもん!!
二人だけでいいんだもん!! 他に何もいらないんだもん!!
周りが認めてくれなくてもいい!! 二人で何処か遠いトコロへ行けばいい!!
それが地の果てでも、地獄であっても構わない!!
おにいちゃん! わたしを抱いて! わたしと一緒に死んで!!」
これでヤンデレの骨格の出来上がりです。
あとは色々オプション付けてあげれば、その内SSになります。
- 53 :名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 01:11:47 ID:kInRr9cj
- それが地の果てでも、地獄であっても構わない!! >
相変わらず台詞回し上手いよなw
- 54 :名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 13:46:17 ID:of+4zZcq
- メタルサーガMAX 第13話「消しえぬ過去へ」
1
「何ぃっ!? ノアシードを奪われただとぉぉっ!!!!」
イングリッドの声が、部屋に響き渡る。
イングリッドには、身体中に包帯が巻かれており、スレイプニル戦での傷が痛々しい。
右目を覆うよう斜めに包帯が走り、首から胸にかけてもグルグル巻きにされており、右腕はギブスで固められ、首から三角巾で吊っている。
下半身も両脚をピッチリと包帯で巻かれ、左脚もギブスで固められていて松葉杖をついていた。
本来であれば、生死を彷徨うほどの重傷のはずなのだが、そこは伝説のソルジャー超タフである。
ここは、クライムカントリー。
リオラド、レバンナの実家の二階である。
部屋の中には、エミリとセブン、イングリッドにオヤッさんとカレンがいた。
幻の渚からクライムカントリーに戻ってきたエミリとセブンは、イングリッドが居候している修理工場へと足を運んだ。
そこで、イングリッド達に幻の渚で起きた事を説明した。
エバ博士の事。
ノアシードを奪われた事。
そして、元凶ゼロの事を。
「すみません、私の力不足で、申し訳ありません」
エミリは、イングリッド達に頭を下げ、ひたすら謝る事しか出来ない。
「エミリを叱らないでくだサイ、叱るのでしたら私を叱ってくだサイ」
セブンが、エミリをかばう様に前に出る。
「叱りゃしねえよ、なぁ、イングリッド」
オヤッさんは椅子にドカッと腰掛けながら、イングリッドに視線を送る。
「あ・・・・あぁ、悪い、驚いてつい声をあげちまった」
イングリッドは、バツの悪そうな顔をする。
「スレイプニルの襲撃の時に、気がつくべきだったんだ。
ノアシードを狙っている奴がいるって事にな、危険な目に遭わせちまってすまねぇ」
イングリッドはそう言うと、エミリに謝る。
「相手が悪かっただけの事だ、嬢ちゃんのせいじゃねぇ、気にするな」
「そうよ、エミリちゃんは悪くないわ、悪いのはその女の子よ」
カレンがそう言い、エミリを優しく慰める。
「・・・・・・・すみません」
エミリはもう一度、頭を下げた。
「しかし、バイアス・グラップラー軍団の首領『バイアス=ブラド』
その娘『リゼル=ブラド』か・・・・・・・・やっかいな相手だな」
エミリからノアシード強奪の経緯を聞いたオヤッさんは、腕組みをして、むう、と唸る。
「親父が親父なら、娘も娘だぜ、頭のネジが2,3本ぶっ飛んでやがるっ!」
イングリッドが吐き捨てる。
「ノアを甦らせようとする人がいるなんて・・・・・・」
カレンは、信じられないといった顔をしている。
「たくっ、こんな時に、あの馬鹿息子は、どこほっつき歩いていやがる」
馬鹿息子とは、もちろん伝説のハンター、レバンナの事である。
一度はハンターを引退していたが、その後、現役に復帰し、今は放浪の旅の真っ最中との事。
「クリフさんとも、相変わらず連絡が取れないし」
カレンがため息混じりに呟く。
レバンナ、イングリッドと旅をして、共にノアを倒した伝説のメカニック、神の手クリフ。
彼も、今はメカニックの修行と称して各地を渡り歩いているらしい。
- 55 :名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 14:22:40 ID:of+4zZcq
- 2
「な〜に、任せなって、ノアの野郎が復活したところで、このあたしがもう一回ぶっ壊しに行ってやんよ」
イングリッドが拳を振り上げ息巻く・・・・・が。
「何言ってるのよ」
トンッ。
「ふごっふー!!!!」
カレンがイングリッドの脇腹を軽く小突くと、意味不明の声をあげて身体を丸まらせてしまった。
「イングリッドさん、大丈夫ですか!?」
「・・・・・・・・・・・・・何とも・・・・・・ねぇぜ」
心配するエミリに、顔をあげてみせるイングリッドであるが、その表情は脂汗に塗れ、必死に平静を装っていた。
(我慢してる、痛いのすっごく我慢してるよ)
「本当なら、ベットの上で絶対安静にしてなきゃいけないのよ」
カレンが呆れ顔で言った。
「ところで嬢ちゃん、ノアシードのある場所は分かるのかい?」
オヤッさんが、エミリに尋ねる。
「はい、ノアシードは、サンタポコの北、ヘルゲートの先にある建物、地球救済センターにあります」
「しかし、ノアシードの反応は消えてしまっておりマス、おそらくノアは既に外に出てしまっているものと思われマス」
エミリとセブンは、ノアシード探知装置の事を説明した。
「えぇっ!? それじゃ、ノアはもう復活しちゃったって事なの?」
カレンが驚きの声をあげる。
「いえ、エバ博士の話によれば、ノアシードから出たノアは、知識も何も持たない赤ちゃんのようなものだと言っていました。
そのベビーノアに知識を与える事で、ノアは完全に復活するとの事です」
エミリは、エバ博士から説明された事を話す。
「・・・・・・ノアが完全に復活するのに、どれくらいの時間がかかる?」
オヤッさんが更に尋ねる。
「正確な時間はわかりませんが、余り長くは無いかと」
エミリは自信無さげに答える。
ノアシードの反応が消えてから、かなりの日数が経ってた。
いつノアが完全に復活してしまうのか?
ひょっとしたら、もう既に完全に復活しているのではないかとも考えてしまう。
「地球救済センターか・・・・・そうなるとアレは、そのリゼル=ブラド。
今はゼロだったな、そいつの仕業と見て間違いねぇな」
オヤッさんは、ポケットからタバコを取り出すと、口に銜えながら呟く。
「・・・・・・? オヤッさん、何かあったんですか?」
エミリが首を傾げながら訊く。
「実は、モンスターの大移動があってな」
おやっさんは、タバコに火を点けながら答える。
「だ、大移動っ!?」
「あぁ、クライムカントリー全域のモンスターが一斉に、ある場所に集まりだしたんだ」
「・・・・・・そのモンスター達が集結した場所って言うのは、ひょっとして」
そう言いながら、エミリには、モンスター達の行き先に見当がついていた。
「ヘルゲートと、その向こう側・・・・・・地球救済センターだ」
オヤッさんは、タバコの煙を吐きながら答えた。
- 56 :名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 14:58:45 ID:of+4zZcq
- 3
「ゼロだ、間違いない」
エミリは、うめくように呟き、拳を握り締めた。
ゼロが、ノアの完全復活までの時間稼ぎの為に、モンスター達を呼び、鉄壁の布陣を引いている事は想像に難くない。
「どれほどの戦力が、集結しておられるのデスカ?」
セブンがオヤッさんに尋ねる。
「・・・・・・詳しい数はわからねぇが、サンタポコから北の荒野と砂漠地帯。
そのほとんどが、モンスター共の支配下に置かれちまってるって話だ。
ハンターオフィスの方でも事態を深刻に受け止めたみたいでな。
通常の倍、賞金を懸けてモンスターを退治させようとモンスターハンターを集めてる。
今、サンタポコには、モンスターを退治しようと、クライムカントリー全域から賞金目当てのハンターが集まってるって話だ」
オヤッさんは、タバコをプカプカさせながら、噂を話してくれた。
ばんッ!!!
エミリは勢いよくテーブルを叩いた。
「なら、ここでグズグズしてる暇はありませんっ!」
エミリは、そう言うと歩き出した。
「嬢ちゃん、何処に行く気だ?」
オヤッさんが目を細める。
「地球救済センターに行きますっ!」
エミリは怒鳴るように行き先を告げる。
「チョッ?! 待ってくだサイ、エミリ」
背後からセブンが、エミリにしがみつく。
「エミリちゃん、落ち着いて」
カレンも慌ててエミリの前に回りこむ。
「オヤッさんの今の話を、聞いておられなかったのデスカ?」
「相手は軍隊みたいな連中なのよ」
セブンとカレンが必死にエミリを説得をする。
「そうかもしれません・・・・・・・・・・・・それでもっ!」
セブンの手を外そうと、エミリはもがいた。
「あそこには・・・・・・・・地球救済センターには、ゼロがいるんですっっ!!!!!」
エミリは、力の限り、宿敵の名を叫んだ。
「どうすんだよ、オヤッさん、何か知らねぇがエミリの奴、火が入っちまったみてぇだ。
ありゃ、止められないぜ」
エミリ達を見ながら、イングリッドはオヤッさんに囁く。
「・・・・・・やれやれ、まったく」
オヤッさんは、深くため息をつくと、短くなったタバコを灰皿に押し付けると席を立った。
「何処行くんだよ、オヤッさん?」
「野暮用だ、嬢ちゃんの事は、お前さんが頃合い見て止めておけ」
オヤッさんは、そう言うと一階へと降りていった。
「おいっ! ヤスッ!」
オヤッさんは、一階に降りてくると、メカニックの一人を呼び寄せる。
「はいっ! オヤッさん、何でしょうか?」
呼ばれたメカニックが、すぐさまオヤッさんの元へと駆け寄ってくる。
「このリストに書いてるパーツを、トランクルームから引っ張り出しておけ」
そう言って、オヤッさんは、ヤスにメモを手渡す。
「・・・・・・・・うえぇっ!? オヤッさん、良いんですかこれ?」
受け取ったメモを見たヤスが、驚きの声をあげた。
「いいから持ってこい、それと足らないモノは、トレーダーに連絡して持ってこさせろ、俺が許可する」
「わ、わかりました、至急、手配します」
ヤスは、そう言うと、近場にいた他のメカニックに声をかけ、大急ぎでトランクルームへと走って行った。
- 57 :名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 15:29:46 ID:of+4zZcq
- 4
「止めろって言ったってな・・・・・」
オヤッさんを見送ったイングリッドがチラリッと横目で見れば、エミリとセブンとカレンがドタバタと押し問答を繰り広げていた。
「しょうがねぇな」
イングリッドは、3人に近づく。
「姉さん、どいてくれ」
カレンの背後から、イングリッドが声をかける。
「どうするの?」
横に退いたカレンの横をすり抜け、イングリッドはエミリの前に立ち。
「・・・・・・少し、頭冷やそうな」
イングリッドはそう言うと、エミリの首筋に手刀を叩き込んだ。
首筋に衝撃を受けたエミリは、そのまま意識を失った。
「そこまでしなくテモッ!」
腕の中で気を失ったエミリを支えながら、セブンがイングリッドに抗議の声をあげる。
「悪いな、でも、おとなしくさせるには、これが一番手っ取り早いだろ」
イングリッドは手をヒラヒラさせながら、悪びれた様子も無く言う。
「まぁ・・・・・・そうですケド」
セブンも仕方ないと、肩の力を抜く。
「カレン姉さん、エミリに部屋を用意してやってくれ」
「もう用意してあるわよ、セブンさん、エミリちゃんをコッチへ」
カレンはそう言い、部屋のドアを開ける。
「わかりまシタ」
セブンは、気を失っているエミリを抱きかかえると、カレンの用意した部屋へと運び込んだ。
その日の深夜。
「・・・・・・ぅ・・・・・ん・・・・・」
うっすらと目を開いたエミリ。
窓からの月明かりが目に入ってくる。
「・・・・・・・・? ここは・・・・・・・?」
エミリはベットに寝かされていた。
瞼を擦り、上半身を起こす。
「・・・・・・・ッ」
首筋に軽い痛みが走った。
(・・・・? あぁ、そうだ、わたし、イングリッドさんに)
首筋を擦り、混乱する頭を整理しながら状況を確認した。
エミリはベットから起き上がる。
辺りを見回すと、そこは、以前リオラドに滞在した時に貸してもらった部屋であった。
テーブルの上には、エミリのリュックとゴーグル、メカニックキットの入ったサイドパックが置かれている。
エミリは、ベットの端に腰掛けると、首から下げているペンダントを握り締め、瞳を閉じる。
(エリックさん・・・・・・・・私は・・・・・・・・・私は・・・・・・・・・)
しばしの沈黙の後、エミリは意を決したように立ち上がる。
その瞳には、確固とした決意が秘められていた。
エミリは、リュックを背負い、サイドパックを身に付け、ゴーグルを頭に装着させると、音を立てないように注意しながら部屋を後にした。
- 58 :名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 16:11:51 ID:of+4zZcq
- 5
静まり返った工場を駆ける小さな白い影。
影の正体は、エミリであった。
本人は、目立たないように行動しているつもりらしいが、暗闇の中、白いツナギが妙に目立っていた。
エミリは、ドック内を抜けると、工場の裏手にある駐車場になっている建物の前まで来る。
そして、素早く建物のなかへと進入する。
駐車場のなかは、真っ暗で何も見えない。
エミリは、懐中電灯を取り出すと、スイッチを入れ、駐車場の奥を照らす。
ライトに照らし出された先には、エミリのエイブラムスが置かれていた。
エミリは、エイブラムスまで移動すると、ライトをハッチに向ける。
その瞬間。
「待っておりましたヨ」
「うわぁっ!??」
予想もしなかった展開に、エミリは完全に我を失い思わず叫び声をあげて、尻餅をついてしまった。
ハッチから、上半身を出したセブンがエミリを見下ろしていた。
「セブンッ!? 何でココに?」
エミリは呆然とセブンを見上げる。
「一人で地球救済センターに乗り込み、ノアとゼロを倒す気なのでショウ」
セブンの言葉に、エミリは声を詰まらせる。
図星であった。
「私を止める為に、わざわざ待ってたの?」
起き上がりながら、エミリはセブンを見据える。
「いえ、どうせ止めても聞きそうになりませんでしたからネ。
私もついて行く為に待っておりまシタ。
幻の渚の時の様に、置いてきぼりはごめんデスヨ」
幻の渚でエミリの力になれなかった事が、セブンにとってかなり不本意だったのであろう。
表情は変わらないが、確固とした強い意志を感じる。
セブンは、戦車から飛び降りると、エミリの傍らに降り立つ。
「唯一つ、お聞かせくだサイ、何故、ゼロにそこまでこだわるのデスカ?」
「気づいてたの」
「無理に訊こうとは思っておりませンガ」
セブンの問いに、エミリは顔を伏せる。
しばしの沈黙の後、エミリがポツリと呟いた。
「・・・・・・・・・・・・ゼロが、私の大切なモノを奪ったの」
静寂の駐車場は、小さな呟きでも良く聞こえた。
「大切なモノ? ノアシードの事デスカ?」
セブンの答えに、エミリは首を横に振る。
「・・・・・・・・・・・・・・・・エリックさん」
消えそうなエミリの呟きを、セブンの高性能な聴覚センサーは拾い上げた。
「エリック? 彼が何カ?」
セブンはわからず、聞き返した。
「ゼロが言ってたの、私たちを襲ったスターリンは、ゼロの手下だったのよ。
あいつが、あの女が、エリックさんを・・・・・・・・」
震える声で呟くエミリ。
その瞳には、涙が溜まっていた。
エミリの姿に、エリックがその後どうなったかを察したセブン。
「まさか、彼ガ・・・・・」
思いもしなかった事に、冷静なセブンも動揺した。
- 59 :名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 16:49:38 ID:of+4zZcq
- 6
「許せない、許せないよっ!!」
ドンッ!
エミリは、固く握り締めた拳をエイブラムスの装甲に叩きつける。
「こんな気持ち初めてなの、心の奥から噴き出してくるよ、どす黒い感情が胸いっぱいにっ!」
エミリには、ゼロへの殺意が芽生えていた。
「消えないのよっ! この憎悪がっ! 憎しみがっ!!」
エミリは、身体を怒りで震わせる。
狂おしいまでの衝動。
セブンは動けなかった。
「好きだった、好きだったのに・・・・・・・」
エミリの心の中には、ゼロへの憎しみが暗い炎となって渦巻いていた。
おそらくこれは、エミリがゼロを殺すまで消えないのだと、セブンは理解した。
エミリの悲しみは、それほどまでに深いものなのだろう。
人の中には、これほどの憎悪が眠っているものなのだろう。
「何故、相談してくれなかったのデスカ?」
セブンは遠慮がちに訊く。
自分はエミリに信頼されていないのかと思ったからだ。
「・・・・・・・これは、私個人の問題、セブンや他の人達を巻き込みたくなかったの」
エミリは、そこで一旦言葉を切り、涙を拭う。
「それに、以前、守るための力なんて偉そうな事言ってたのに、私はその力を復讐に使おうとしてるんだもん。
・・・・・・・・・・・・・・最低だよね、オヤッさん達に顔向けできないよ」
エミリが自傷混じりに呟いた。
その時、眩い光がその場に満ちた。
「!?」
天井から降り注ぐライトの光に、エミリは手で光を遮り目を細める。
「話は聞かせてもらったっ!」
聞き覚えのある声に振り返ると、駐車場の入り口に、オヤッさん、イングリッド、カレン、そして修理工場のメカニックの人達が立っていた。
「オヤッさんっ!? イングリッドさんに、カレンさん、メカニックの人達まで」
エミリは唖然となる。
「まったく、昼間の態度からして、何かしらの行動をするとは思ってたが」
オヤッさんは、肩をすくめてみせた。
どうやらセブンだけでなく、みんなにエミリの行動は読まれていたようである。
「そんな戦車で行ったところで、死にに行くようなもんだぞ」
エミリに近づきながら、オヤッさんはキッパリと言い放った。
そんな戦車と言うのは、エミリの愛車、エイブラムスの事である。
主砲も副砲も、武装と言う武装は腐食が激しく使い物にならない。
今のエイブラムスは、ただ動く鉄の塊に過ぎないのである。
「覚悟は出来ています、私はこの命に代えてもゼロを討ちます」
「エミリ、それほどまでの覚悟ヲ!」
セブンは、エミリの顔を見て、それが本気であると悟る。
エミリは、ゼロと刺し違える気でいると。
「丸腰で戦うつもりか?」
エミリの前まで来たオヤッさんは、エイブラムスを見ながら訊く。
「最悪の場合は、私ごとエイブラムスをぶつけてでも、ゼロを倒すまでです」
「そんなに死にてぇのかっ!」
エミリの言葉に、オヤッさんの大きな手がエミリの着ているツナギの襟首を掴み、一回りも身長差がある彼女の身体を、自分の前に引き寄せた。
オヤッさんの目に一瞬、本気の怒りが見えた。
- 60 :名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 17:24:04 ID:of+4zZcq
- 7
「私は死にに行くんじゃありませんっ!」
襟首を掴まれたまま、エミリはオヤッさんを睨み返す。
「戦いに行くんですっ!!!!」
心の底からの叫びであった。
「この・・・・・・・・・・・・・・馬鹿たれがっ!!!」
オヤッさんの怒鳴り声に、エミリは目をつぶり、身を固くした。
殴られる覚悟であった。
ドンッ!
オヤッさんは、襟首を掴んでいた手を離すと、エミリを突き放した。
「きゃっ!?」
「オット」
突き放されたエミリを、セブンが支える。
「一週間だっ!」
オヤッさんは、エミリに言い放った。
「え?」
エミリは、突然の事に、オヤッさんの言葉の意味が理解できなかった。
「一週間待て、一週間でこの戦車を最強の戦車に作り変えてやる。
どうせ行くんなら、最高の状態の戦車に乗っていけっ!」
オヤッさんの思いがけない申し出に、エミリは驚いた。
「・・・・・・・・オヤッさん」
そして、オヤッさんの言葉に、エミリの瞳が潤んだ。
「エミリ」
声のした方を見ると、イングリッドとカレンが近づいてきた。
「まったく、先走り過ぎなんだよ、お前は」
イングリッドがエミリの頭を軽く小突きながら呆れ顔をしていた。
「ごめんなさいね、エミリちゃん、あぁ言ってたけどお父さん。
本当は最初からエミリちゃんの戦車を改造する気でいたのよ」
それは本当であろう。
でなければ、こんな深夜にメカニックの人達を待機させてはいないだろう。
「オヤッさん、イングリッドさん、カレンさん、すみません、私・・・・・・私ぃぃ・・・・・」
エミリは、涙を流しながら頭を下げた。
「仲間がやられりゃ腹立ちもする、ましてやそれが、恋心を抱いてた相手となりゃマジに復讐だって考えるだろ」
オヤッさんは、うつむき涙を流し続けるエミリの頭を優しく撫でる。
「やれやれ、情は細かく業は深く、想いは一途にか・・・・・・・まったく、耐え忍ぶ姿にグッときちまったじゃねぇか」
オヤッさんは、そう言うとエミリに背を向けた。
「いいか手前ェ等、よく聞けっ!」
オヤッさんは振り返り腕組みをすると、メカニック達に声を飛ばす。
「俺はこの嬢ちゃんに肩入れするっ!
この娘に最強の、どこでどんな相手だろうとも負けねぇ最高の戦車を作ると約束した。
俺の顔に泥塗るような下手打つんじゃねぇぞ、わかったかっ!」
オヤッさんの激が飛んだ。
『『『オーーーーーーーーーーーーーーーッスッ!!!!!!!!!!』』』
メカニック達の声が揃う。
「良し行けっ! グズグズする奴ぁ、裏の池に放り込むぞっ!」
オヤッさんの号令の元、メカニック達が一斉に駆け出した。
そして、その日から、エミリの戦車、エイブラムスの改造が始まった。
- 61 :名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 18:13:34 ID:of+4zZcq
- 8
翌日。
ドック内では、メカニックの人達が徹夜の態勢で忙しく動き回っていた。
そんな慌ただしいドックの隅で、セブンはエイブラムスに新しく搭載されるCユニットの調整をしていた。
セブンは、Cユニットの電源を入れると、エミリから手渡されたディスクを差し込み、プログラム入力用のキーボードを叩き始める。
モスキートに積んであったデータディスクを基に、エミリに合った最適のプログラムを作っているのである。
「どうだい、そのCユニットは?」
作業している後ろから、オヤッさんがセブンに声をかける。
「すばらしいCユニットでス」
プログラム画面を見ながら答えるセブン。
その間も、その指は正確にキーを叩き続ける。
「よくこのような高性能のCユニットが手に入りましたネ」
セブンは感心したように呟く。
「クワトロホールって街で、改造屋を仕切ってる知り合いから送ってもらった代物だ」
オヤッさんはセブンに、得意げに語る。
「しかし、さすがは手馴れたものですネ、この調子なら本当に一週間で改造が終わりそうデス」
セブンはキーを叩くのを止め、ドック内を指さす。
「当たりめぇよ、ここのメカニックは全員、この俺が鍛え上げたんだからな」
エミリのエイブラムスは、装備品が全て外された状態になって置かれていた。
骨組みしかないシャシーには、何人ものメカニックがついており、あちこちからアーク溶接の火花が飛び散っている。
シャシーの補強である。
シャシーは、守備力アップの為の補強、弾倉の数を増やす為に拡張、それと機銃を積む為に、新たに穴が開けられている。
さらに、このエイブラムスのシャシーには、対レーザー用に『ミラーコート』が張られ、『電磁バリア』も装備される予定である。
これは、ゼロの機体、ブルーディスティニーのオメガレーザー対策であった。
「ずいぶんと都合良く、戦車のパーツがございましたネ」
「うちの馬鹿息子が置いていったパーツがトランクルームにタップリあるからな。
倉庫に置いておいてホコロ被ってるより良いだろ」
伝説のハンター、レバンナが残していった数々の戦車パーツ。
その中から、オヤッさんが厳選して選んだ武器が積み込まれる予定になっていた。
ドック内を見回してみれば、主砲がクレーンから吊り下げられ、副砲が台座に固定され、メカニック達が整備に追われていた。
クレーンから吊り下げられている主砲は『195ミリバースト』
195ミリバーストは、一発目の砲撃の反動で二発目の砲弾を装填でき、連射が出来る変わった主砲である。
威力も十分であるが、何より複数の敵に有効な主砲である。
しかも、特殊砲弾の連射が可能なように改造が進められていた。
- 62 :名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 18:49:34 ID:of+4zZcq
- 9
台座に固定され、整備されている副砲は『22ミリバルカン』が2門。
破壊力では、サンダーストームやアサルトレーザー等の特殊兵器に劣る武装である。
だが、オールマイティーに、確実にダメージが与えられる事から、実弾系のバルカンが選ばれた。
堅実的なオヤッさんらしいチョイスである。
工場の奥ではS−Eの整備がおこなわれていた。
メカニック達が四角い箱の様なモノの中に、慎重にマイクロミサイルを積み込んでいた。
『レーンサイクロン』
大量のマイクロミサイルを同時発射する攻撃型S−E。
マルチロックオンシステム搭載で、敵が何台いようとも一度に対象をロックオンでき、全ての敵に大ダメージを与えられる。
そして、その隣では、何か丸い装置が整備されていた。
「あんなモノまであるとは、驚きを通り越して呆れまシタ」
「あれは昔、馬鹿息子が拾ってきた代物だ」
セブンは、その丸い装置を見て、それが何かすぐにわかった。
『サンバーンXX』
熱線レーザーを放つブラスター砲で、あらゆるモノを薙ぎ払う超兵器である。
その威力は、一発で戦車大隊を殲滅させる事が出来る程である。
だが。
「使えるのデスカ? 私のメモリーによれば、あれはエネルギーに関して欠陥があり廃棄されていたハズ」
セブンの言う欠陥。
それは、サンバーンXXに内蔵されているジェネレーターの出力だけでは熱線レーザーを撃てるだけのエネルギーを造り出せないのである。
「その問題は、増加ユニットとしてエネルギーパックを追加する事で解決した。
それで、おそらく一発か二発は撃てるだろう」
「それは、不安要素が多いデス、チャージには時間がかかり、一発撃った後は、かなりの時間、冷却が必要のハズ。
更にサンバーンXXのジェネレーターが暴走する危険性さえありマス、無理に取り付ける必要は無いのデハ?」
「軍隊と戦おうってんだ、そんじょそこらの兵器を凌駕する決戦兵器の一つでも積んでおかなきゃな」
セブンは一瞬、躊躇したものの、オヤッさんの言葉に頷かざるを得なかった。
「しかし、これだけの武装をすると、総重量も相当なものになりますが、エンジンの方はどうなさるおつもりなのデスカ?」
戦車とは、最終的にはエンジンの馬力がモノを言う。
どんなに武装した所で、エンジン馬力が無ければその重さで動けないのだから。
「エンジンは俺がチューンナップしてる、任せておけ」
オヤッさんは自信たっぷりに答える。
車両整備の神様とまで呼ばれるおやっさんが直々にエンジンを組むのである。
どれほどの高性能エンジンになるか、想像もつかない。
「そして、装甲タイルは、特別製のモノを使う」
「特別製? どのようなモノなのデスカ?」
「かつて宇宙船の外装に使われていたもので、特殊な分子構造で出来ているらしい。
とても軽いが通常の装甲タイルの数倍の強度を持つ、おそらく世界でも最高レベルのモノだろう。
そいつをシャシーの上に二重に貼り付ける」
「Cユニットと言い、特殊装甲タイルと言い、よく手に入りましたネ」
「伊達に長生きしちゃいねぇよ、トレーダーにもちょいと顔が効いてな。
相手が相手だからな、手に入るモノで、最高のモノを積み込んでやるさ」
そう言うと、オヤッさんはニヤリと笑ってみせた。
- 63 :名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 19:50:46 ID:of+4zZcq
- 10
ドックの二階では、エミリとイングリッドが、地球救済センターの攻略方法を検討中であった。
「これは、私達が昔、手に入れた地球救済センターの見取り図だ」
イングリッドはテーブルの上に、地球救済センターの見取り図を広げてみせる。
「この施設のどこかに、ノアシードを接続する特殊な末端があるんですね」
見取り図を見ながら、エミリが呟く。
(そこにノアが、そして、ノアを守るゼロも)
エミリは、心の中でそう付け加えた。
「以前、ノアがいた場所はどこなんですか?」
エミリがイングリッドに尋ねる。
「え〜と・・・・・・・・・・・・・・・・ここだ」
イングリッドが見取り図の一箇所を指差す。
そこは、地下18階であった。
エミリは、イングリッドの指差した辺りを調べる。
周囲には、ノアに必要なエネルギーを送る為の大型ジェネレータに、学習用のコンピュータが設置されていた。
「ノアシードは、ここに運び込まれたと考えて良いですね」
「まず、間違いねぇだろ」
イングリッドが相槌を打つ。
「ここへは、どのように行ったんですか?」
「戦車に乗って行くんなら、地上から地下16階までの直通エレベーターを使うしかねぇな」
イングリッドは、見取り図の中心にあるエレベータを指差す。
「・・・・・・そうなると、4階にある中央管理室を占拠できるかどうかが鍵ですね」
「いや、無理に中央管理室を占拠しなくても、エレベーターを使うだけなら、コッチ、3階の第二管理室を使った方が良い」
厳重な警備がされている中央管理室よりは、第二管理室の方が多少ではあるが警備は手薄だろうと判断した。
「ずいぶん離れてますね」
「それでしたら、私が行きまショウ」
声に振り返ると、セブンが階段を上って来ていた。
「セブン、Cユニットの設定の方はもう良いの?」
「基本プログラムの入力は終了しまシタ、それより、第二管理室の制圧は、私が行きマス」
「セブン一人でだなんて、危険だよ」
「白兵戦の場合、私一人の方がやりやすでショウ」
確かに、エミリでは一緒に行った所で足手まといになってしまうだけであろう。
「・・・・・・・・・・・・わかったわ、管理室の方はセブンに任せるよ」
エミリは仕方なく、セブの案を受け入れた。
「了解デス」
「あとは、どうやって地球救済センターの施設内に侵入するか、それが問題ですね」
エミリの言葉に、イングリッドが見取り図の正面ゲートを指差す。
「ここが入り口だが、ここには頑丈なシャッターが下りているうえにバリアのオマケ付きだ」
「イングリッドさん達は、どうやって中に入ったんですか?」
「正面ゲートから、グルッと建物の裏に回った所にあった非常用のドアから中に入ったんだが。
今回、さすがに敵もそこまで間抜けじゃねぇだろ」
「どこかに抜け道とかは無いんですか?」
「そういや、クリフの奴が地球救済センターの外壁を調べてたな、ちょっと待ってな。
カレン姉さ〜ん、クリフの資料集知らねぇ〜」
イングリッドはそう言いながら部屋の奥へ移動した。
(待ってなさいゼロ、あなたの野望を撃ち砕き、私があなたを倒してみせます)
エミリは、窓から青い空を振り仰ぎながら、打倒ゼロを決意する。
この時、エミリは知らなかった。
エミリが見ていた空の遥か上空、この星の周りをめぐる超巨大な物体の存在を・・・・・・・・・。
- 64 :名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 20:40:01 ID:of+4zZcq
- 11
地球救済センター 管理室。
無数のモニターが並ぶ部屋は、一種の異常な空間となっていた。
本来であれば、たくさんの警備ロボが忙しげに働いている場所は、メイド姿のロボットに占拠されていた。
おびただしい数のシートに、それと同じ数のメイドロボがコンソールを操作している。
元々いた警備ロボは、ゼロの制裁と言う名の罰を受け破壊されてしまっていた。
そして、警備ロボの代わりに、警備ロボより優秀なメイドロボが配備されていた。
無数にあるモニターの大半に映っているのは、砂漠や荒れ果てた荒野の映像である。
ほとんどのモニターは、無人の荒野や砂漠を延々と無意味に映しているが、中には戦車同士の戦闘を捉えたモノもあった。
ここに映し出されている映像は、全て偵察UFOからリアルタイムで送られてきており、メイドロボがそれに合わせて守備隊に指示を送っていた。
そんな、管理室の全体を見下ろせるひと際高い位置に、フリルの付いた漆黒のドレスを纏った少女、ゼロが座っていた。
ゼロはモニターを見ながら、白く細い指先でキーボードを凄まじい速さで叩いていた。
モニオターには、普通の人間には理解不能な数字の羅列が刻み込まれていく。
「ゼロ様、ご報告がございマス」
ゼロの後ろから、一体のメイドロボが声をかける。
「何だ?」
振り返らず返事をするゼロ。
その間も、その指は凄まじい勢いでキーボードを叩き続ける。
「各地に配置しておりました、モニターサイボーグの情報で、サンタポコに大勢のモンスターハンターが集まっておりマス。
近いうちに、何か大きな動きがあるかも知れまセン」
「構わない、放っておけ」
ゼロは、関心が無いと言った感じで言い放った。
「よろしいのデスカ?」
メイドロボが念を押す。
「奴らには、正義や、崇高な使命などと言うものは一切無い。
奴らにあるのは、己の欲望だけ、つまりは金だ。
わざわざ危険を侵してまで、ヘルゲートを越えようとする馬鹿はいないだろう。
自分に不利益になるような、そんな割りに合わない事はしない。
それが、モンスターハンターと言うモノだ」
ゼロはハッキリと断言した。
(もっとも、レバンナの様な例外もいるがな)
心の中でそう付け加える。
「ノア様が、お目覚めになられるまで、足止めさせておけば良い、わかったら下がれ」
話は終わりだと、ゼロはキーボードから手を離し軽く振る。
「ハッ、失礼いたしまシタ」
メイドロボは一礼すると、その場を去る。
ゼロは、再び目の前のキーボードを叩くと、大型スクリーンを示した。
(以前の失敗は、ノア様を下劣なサル共の手の届く場所に置いておいた事だ。
ならば、どうすれば良いか? 簡単な事だ、ノア様を誰の手も届かない場所へ移動させれば良い)
大型スクリーンに巨大な建造物が映った。
全長3000メートル、直径2000メートル。
遥か上空、衛星軌道上に浮かぶ超巨大建造物。
その姿は、さながら宇宙要塞と言った所である。
その建造物の名は『オーバーロード』
前時代の悪魔の兵器であった。
「この星に、私とノア様以外、必要ないのだ。
見ていろサル共め、光の雨で、全てを浄化してくれるっ!
フハハハハハハ、アハハハハハハハハハハハハハハハ、アーハハハハハハハハハハハハハハッ!」
- 65 :名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 21:34:18 ID:of+4zZcq
- 12
一週間後。
エミリの前に、悠然と置かれた鋼鉄の戦車。
新たにピンク色に塗装されたエイブラムスである。
その戦車の前に、エミリ、セブン、オヤッさん、イングリッド、カレン、工場のメカニックの人達が勢揃いしていた。
「これが、生まれ変わった、私のエイブラムス」
エミリは、見違えるように立派になった愛車の名を噛み締めるように呟いた。
「そうだ、これが決戦用戦車、エイブラムス改だっ!」
オヤッさんは、腕を組み満足げな顔をしていた。
「この戦車には、今現在で、存在するありとあらゆる技術をブチ込んである、何故だかわかるか?」
エミリは、オヤッさんの顔を見返す。
「どんな奴が相手だろうと、死なずに済む様にしたんだ」
この戦車は、一対多数という、絶対不利の状況を勝ち抜き。
なおかつ生き残る為にオヤッさん達、名メカニックが己の全てを賭けて作り上げた、最高の戦車であった。
「エミリちゃん、はい、これお弁当、お昼に食べてね」
カレンが布に包まれたお弁当箱をエミリに手渡す。
「わぁ、ありがとうございます、カレンさん」
カレンは、精一杯の笑顔で、エミリを送り出す事にしたのだ。
「いくら、オヤッさん達が作った戦車が優秀でも、一台じゃヘルゲートを越えるのは無理だ。
サンタポコの街で、一緒に戦ってくれる協力者を探せ、今なら大勢のハンターがいるからな」
イングリッドがアドバイスを送る。
「はい、わかりました、イングリッドさん」
「セブンの姉ちゃん」
オヤッさんが、セブンを手招きする。
「何でショウカ?」
「ちょっと、こっち来い」
エミリには聞かれたくないのだろう。
「何か、内密の話でショウカ?」
オヤッさんの意図に気づき、セブンは声を低くして訊ねる。
「嬢ちゃんの事なんだがな」
オヤッさんが神妙な表情で話し出す。
「エミリの事デスカ」
セブンは、イングリッドとカレンの二人と喋っているエミリを横目で見る。
「あぁ、表面上、冷静な様に見えちゃいるが、どうも危なっかしい。
何かの拍子に、また、感情が爆発して暴走する可能性がある」
確かに、今は冷静に見えるが、いざ戦闘になったら。
それがゼロに関連があるならば、エミリが感情をコントロールできるかは、疑問である。
「嬢ちゃんみたいな、未来ある者を死なせちゃならねぇ、お前さんがフォローしてやってくれ」
「わかっておりマス、この命に代えても、エミリをお守りしマス」
「そいつは、少し違うな」
オヤッさんが首を横に振る。
「エッ!?」
「嬢ちゃんとお前さん、二人で帰って来るんだ」
「・・・・・・・・・・・・任務、了解しまシタ」
セブンはオヤッさんに、力強く答えた。
- 66 :名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 21:37:39 ID:hYRRO5Dp
- お帰り!支援
- 67 :名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 21:38:25 ID:hYRRO5Dp
- サル対策支援
- 68 :名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 22:04:50 ID:of+4zZcq
- 13
「よし、それじゃ、俺からセブンの姉ちゃんにプレゼントだ」
「プレゼント?」
「いくら姉ちゃんが強くても、素手で白兵戦する訳にもいかねぇだろ」
オヤッさんはそう言うと、セブンを連れてドックの端へと移動する。
そこには、大きな木箱が置かれていた。
「コレハ?」
「開けてみな」
オヤッさんは、セブンにバールを手渡す。
メキッ! メキッ! メキッ!
セブンは、木箱の蓋をこじ開けた。
木箱のなかに敷き詰めてある、おが屑の中から現れたモノを見て、セブンは声をあげた。
「ガトリングガン!?」
それは、戦闘機用の六連装ガトリングガンであった。
「こいつは、レッドバレーって谷に眠ってた戦闘機にくっついてた代物。
ガトリングガンM61に手を加えたものだが、姉ちゃんなら使いこなせるだろう」
ガトリングガンには、手で持って安定した姿勢で射撃できる様にサブグリップが取り付けられていた。
セブンは、重量3,54tにもなるガトリングガンを片手で持ち上げる。
「弾薬ハ?」
「これです」
声のした方を見ると、ヤスが他のメカニック三人がかりで台車を押してやってきた。
台車の上には、巨大なドラム型のマガジンが載っていた。
ベルト付きで背中に背負える用になっている。
「これ、2t近くありますけど」
「問題ありまセン」
セブンは、戦闘機用のガトリングガンを、まるでアサルトライフルの様に抱え、ドラムマガジンを背負ってみせる。
ガトリングガンとドラムマガジンを合わせた重量は5,54tにも及ぶ。
アンドロイドであるセブンでなければ扱えない重さであった。
「ありがたく、使わせていただきマス」
「さて、嬢ちゃん、この戦車を渡すにあたって、一つ条件がある」
オヤッさんは、エミリの脇に立ち、視線をエイブラムスに向けたまま呟く。
「条件? 何ですか?」
エミリは顔をあげて、オヤッさんの横顔をそっと見る。
「ほれ」
そう言って、オヤッさんはエミリに一枚の紙を手渡す。
「???」
手渡された紙を見て、エミリはそこに書かれているモノを読み上げる。
「パーツ代 18万5500G
シャシーの改造代 2万1866G
エンジンチューン代 4万3875G
主砲、副砲、S−Eの改造代 12万6027G
砲弾、弾薬、装甲タイル代 8150G
合計金額 38万5418G」
しばしの沈黙。
「38万5418G−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−ッッ!!!???」
その金額に、エミリは魂が一瞬、抜けていった。
- 69 :名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 22:30:25 ID:hYRRO5Dp
- あーあw
- 70 :名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 22:32:27 ID:of+4zZcq
- 14
「お金を取るのデスカ!」
セブンが抗議の声をあげた。
「待って、セブン」
エミリはそれを手で制する。
考えてみれば当然の事である。
オヤッさん達はプロのメカニックなのだから。
「すぐにはお支払いできません、でも、何年かかっても必ずお支払いします」
「・・・・・・・フッ、良い返事だ、代金はツケにしておいてやる、必ず払いに戻って来い」
それは、オヤッさんなりの、必ず生きて帰って来いと言う言葉であった。
「ありがとうございます」
エミリは一礼するとエイブラムスに登り、セブンもそれに続く。
「エミリちゃん、気をつけてね」
「ノアの野郎に、一発ブチかましてやれっ!」
「俺達に出来る事は全てやった、思う存分戦って来い」
カレン、イングリッド、オヤッさんがそれぞれエールを送る。
『頑張れよーーーー!』
『負けるんじゃねぇぞーーーーー!』
『信じてるからなーーーーー!』
メカニックの人達も、エミリとセブンにエールを送り続ける。
「オヤッさん、イングリッドさん、カレンさん、それにメカニックの皆さん、行って来ます」
エミリは、皆に手を上げて答えた。
エミリはエイブラムスの操縦席に潜り込む。
操縦席は革張りシートで、とても座り心地が良い。
続いてセブンが、後ろの座席に座る。
モスキートの時と違い、最初から複座型の操縦席になっているので、セブンも窮屈な思いをしないで済む。
エミリは、シートの上にしつらえていた照準機に目が留まる。
『レーダースコープ』
精密な砲撃ができ、コンマ数ミリの砲撃を可能としていた。
車内には、オートエアコンも装備されていた。
「システム起動」
エミリは、Cユニットの電源を入れ、各部をチェックする。
まずは、燃料の確認。
燃料が無ければ、いくら高性能な戦車でもただの鉄の箱になってしまう。
表示は、満タンを示していた。
「システム、オールグリーン」
後ろの席で、セブンが計器のチェックをおこなう。
エイブラムスの操縦は、基本的に前のモスキートと同じである。
Cユニットは、最新型の『SOLOMON3』が搭載されていた。
高い性能と、最高の命中率補正を持つCユニット。
それをセブンが極限まで改造し、エミリ用に書き換えたのである。
おそらく、現在使われているCユニットの中では最高の性能であろう。
- 71 :名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 22:59:32 ID:of+4zZcq
- 15
ブオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォッッッ!!!!!!!
魂を震わせるエキゾーストノート。
力強いエンジン音が操縦席に満ちる。
音の正体は、極限まで改造されたV48コングであった。
V48コングをV66コングに改造。
さらに、オヤッさんがカリッカリにフルチューンした『V100コング』がエイブラムスに搭載されていた。
限界まで改造されたV100コング、これ以上のエンジンは地上には存在しないであろう。
「エンジンのアイドリングOK」
エミリはモニターを見ながら、エイブラムスに新たに装備されている武装の操作を頭に叩き込む。
弾倉には、各種特殊砲弾積み込み済みである。
現在ある、技術の粋を結集して作られた最高傑作。
世界でも5本指に入る戦車であろう。
それゆえに、並みの乗り手では、扱いかねる高スペックとなっている。
だが。
(使いこなしてみせる)
オヤッさん達は、エミリの為にこの戦車を作ってくれた。
ならば、それを使いこなすのがエミリの勤めである。
エミリは、頭にのせているゴーグルをかける。
「行くよ、セブンッ!」
振り返り、後部座席に座るセブンを見る。
後ろにセブンが居てくれるだけで、エミリは安心感が持てた。
「いつでもドウゾ」
セブンの言葉に、エミリは頷いた。
「エイブラムス、発進っ!」
エミリは、アクセルを踏み込む。
ウオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッッッ!!!!!
魂を吹き飛ばす程のエキゾーストノートを響かせながら、エイブラムスは乾いた荒野へと走り出した。
「・・・・・・本当に良いの? 今ならまだ呼び戻せるわよ」
カレンはそう言い、複雑な顔をしていた。
本当なら、戦いになど行かせたくないのだろう。
「行くって言う奴を、無理に引き止める事はできねぇよ、カレン姉さん」
カレンの言葉にイングリッドが答える。
「怪物と戦う者は誰であれ、戦っている間に自分も怪物にならないように注意しなければならない」
『えっ?』
唐突なオヤッさんの言葉に、イングリッドはおろか、カレンも目をパチクリさせる。
オヤッさんは、タバコを取り出すと口に銜え火を点ける。
「誰だか知らないが、昔の偉い哲学者の言った言葉だ」
そう言って、タバコの煙を吐き捨てる。
(死ぬなよ、嬢ちゃん、生きて帰って来い)
走り去るエイブラムスの後ろ姿を眺めながら、オヤッさんは心の中で呟いた。
- 72 :名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 23:26:16 ID:of+4zZcq
- 16
老人と幼い少女が、鋼鉄で補強されたコンクリートの廊下を歩いていた。
老人の名は、バイアス=ブラド。
幼い少女の名は、リゼル=ブラド。
世界に名高い、ブラドコングロマリットの総帥と、その娘である。
その日、リゼルは父親であるバイアスに見せたいモノがあると言われ、この施設を訪れた。
地球救済センター。
この施設では日夜、地球と人類の未来をシミュレーションしていると説明されたが、当のリゼルはそんなモノに興味は無かった。
父親であるバイアスがどうしても見せたいと言うので、仕方なく来ただけであった。
ほどなくして、廊下の突き当たりにある一つの鋼鉄の扉の前に辿り着いた。
緑色に輝く光のラインが施された扉は、やってきた二人を迎え入れるように音も無く自動的に開いた。
入室すると、まず目に付くのは、内面の壁一面を埋め尽くすガラス窓。
部屋の一面を覆うようにガラス窓があり、一目で普通の部屋ではないことがわかる。
広い室内にはあまりモノが無く、透明なガラス製のテーブルと椅子、それに末端とモニターがあるだけ。
ここは、研究室の上にある展望室。
窓から研究風景を見下ろす為の場所である。
「さぁ、そこの研究室を見てご覧」
バイアスはそう言うと、リゼルをガラス窓へ手招きする。
リゼルは、仕方なくガラス窓に向かって歩き出す。
バイアスの隣に立ち、ガラス窓に寄りかかり、リゼルは研究室を見下ろす。
「・・・・・・・・・・・・何、あれ・・・・・・・・・・」
研究室を目にしたリゼルの第一声。
リゼルは、それを見た時、初めて表情を変えた。
研究室では、数名の研究員が球体状の巨大なコンピュータの前で、せわしなく何かをおこなっていた。
知識の無い者に、その正体を推測する事は極めて困難であろう。
しかし、幼くして天才と呼ばれるリゼルには、それが何であるか見当がついた。
「・・・・・・これは・・・・・・」
球体状の巨大なコンピュータの正体。
それは、史上空前の演算能力を持つ巨大電子頭脳『ノア』であった。
「す・・・・・・・凄い・・・・・・・・」
自分以外の、知能の劣る者達がこれほどのモノを造っていた事にリゼルは驚いた。
リゼルは瞳を輝かせ、ノアを食い入るように見つめる。
その時、ノアの瞳が動き、彼女を見た。
リゼルとノアの視線が交差する。
ノアの瞳を見た瞬間、リゼルはまるでスタンガンの電撃を受けたような衝撃が全身を駆け抜けた。
二つの理性の間に生じた、論理では理解不能な行為が、恋と言うのであれば。
その時、まさしく彼女は恋に落ちたのである。
- 73 :名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 00:01:31 ID:Pn13cagJ
- 17
ふと、目を開いたゼロ。
「・・・・・・・・・・・・・夢・・・・・・・・・・・・か」
夢の内容は、彼女がこの地球救済センターに初めて訪れた日の思い出であった。
室内の空調は最適の温度になっていたが、興奮しているのか身体が少し火照っていた。
軽く汗ばんでいる為、着ていたフリルのついたネグリジェが肌にひっついている。
(ステキな夢であった)
夢から幸せな気分を引きずっているゼロは、顔を綻ばす。
ゼロは、全身をほんのりと紅潮させる。
「・・・・・・・・ノア様」
子供のように幼い声。
少し顔を赤らませる。
腹に指を這わせ、次第に下げていくゼロの小さな右手。
その手が、ショーツの表面に這わせられる。
「あん・・・・・・・・・んん・・・・・・・・」
ゼロは舌っ足らずな声で甘く呻く。
普段の高慢な姿からは想像がつかない、しかし幼い容姿らしい舌っ足らずな声。
「はぅんっ・・・・・・・・あぅ・・・・・・・んっ・・・・・・・・」
ゼロは指をショーツの内側へと潜り込ませる。
「ふぁ・・・・・・・んに・・・・・・・・ぃ・・・・・・・・・ぃい・・・・・」
ゼロは、喉から甘い喘ぎをほとばらせ、身体を淫らにうねらせる。
「んん・・・・・・・・はぁ・・・・・・・・・あはぁ・・・・・・・・・・」
ゼロは、甘い喘ぎを振り撒き続ける。
次第に胸の辺りが熱くなってくる。
左手がそろそろと自然に動かされ、小さな胸の膨らみへと伸ばされる。
「んんっ・・・・・・・・あぁ」
ネグリジェの上から微乳に指が触れた瞬間、ゼロの喉から甘い喘ぎが漏れる。
「はぅんっ」
身体が求めるままに指を伸ばし、小さな胸を揉みほぐす。
「ふぅぅ・・・・・・・う・・・・・・・うぅ・・・・・・・・はぁん・・・・・・・」
うっとりとした声を、息を吐くゼロ。
小振りな微乳を、指が食い込むほど強く掴む。
「あん・・・・・・・ふくぅ・・・・・・・ぅぁぁぁぁん・・・・・・あぅ・・・・・にゃぁぁ・・・・」
ゼロは堪らず悩ましげな息を漏らす。
「くふっ・・・・・・・・くぅっ・・・・・・・」
喉を反らして天井を見上げる。
猫の目のようなその瞳は、どこか虚ろで虚空を彷徨う。
「はぅ・・・・・・・・・・・ふ・・・・・・・・・ふぃ・・・・・・・・」
悦びいっぱいの表情で、甘えるようなため息を吐くゼロ。
「ノア様・・・・・・・・・・・・ノア様・・・・・・・・・・・・ノアさまぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
ゼロは、我を忘れたように肢体を激しく波打たせた。
「好き・・・・・・・・好きですノア様ぁ・・・・・・・・ぁ・・・・ぁ・・・・愛してますぅぅぅぅぅっっっ!!!!!」
高貴な顔立ちを嬉しそうにほころばせながら、快楽に身をゆだねる。
「くはぁ・・・・・・・はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・はぁ・・・・・はあ・・・・・」
激しく息をつき、小さな肢体をわなわなさせるゼロ。
ゼロは、悶えに悶えた後、その場にうずくまるようにして激しく肩を上下させる。
「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・ノア様大好きぃ・・・・・・んんっ・・・・・」
ゼロは、全身をくったりさせ、そのままベットへと沈んだ。
- 74 :名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 00:29:24 ID:bIFqfgX+
- 18
地球救済センター。
研究施設とは思えない、まるで大富豪のお屋敷の様な広大なダイニングホール。
とてつもなく長い、縦長のテーブル。
レースのようなテーブルマットの上には、メイドロボが運んできたミルクティーが置かれている。
朝食を終えたゼロは、お気に入りのミルクティーをゆっくりと口に運ぶ。
その表情は上機嫌であった。
「ご機嫌がよろしいようですが、何か良い事デモ?」
側に立つメイドロボが、それとなく話しかける。
「夢を見た」
「夢でございまスカ」
「昔、初めてノア様に出会った時の夢だ」
ゼロは、どこか遠い目をして、メイドロボに語るように呟く。
「あらゆる知識と創造力を生まれながら手に入れていた私には、この世界はひどく退屈なものであった。
そんな時だ、バイアス=ブラドに連れられ、この地球救済センターを訪れた」
ゼロは瞳を輝かせながら続ける。
「そして、私はノア様に出会った。
無能な研究者達は、ノア様をただの演算システムとしか見ていなかった。
だが、私はすぐに気がついた、ノア様に意識が芽生え、自我を持っている事にっ!」
金色のゼロの瞳には、狂気の色が浮かんでいる。
「もっとも、あの死にぞこないの老人、いや、もう死んでいたな、奴も薄々気がついていたようだったが」
ゼロの言う死にぞこないの老人とは、バイアス=ブラドの事である。
「ふっ、人形相手にこのような事を話すとは、ノア様の復活も最終段階に入って、少々気が高ぶっているようだ」
そう言い、再びティーカップに口をつけようとした時。
「ゼロ様、失礼いたしマス」
不意に、一体のメイドロボが背後から近づき、ゼロに声をかけた。
「人が気分良くしている時に・・・・・・・何の用だ」
ゼロは、ハッキリと不機嫌な顔をする。
「申し訳ございまセン、ゼロ様に少々お耳に入れておきたい情報がございマシテ」
メイドロボは頭を下げる。
「くだらない情報なら、貴様の首を叩き落すぞ・・・・・・・・それで、私の耳に入れたい情報とは何だ?」
ゼロがメイドロボを促す。
「実は、ゼロ様の事を調べ回っているモノがおるようデス」
「私の事を?」
ゼロは眉を顰める。
「レバンナか?」
「モニターサイボーグが破壊された為、詳しい情報は不明でございマス。
ですが、そのモノの戦車の写真を、偵察UFOが送ってまいりました」
メイドロボが一枚の写真をゼロに手渡す。
「・・・・・・・・・・・・・・・これはっ!!??」
写真に写る戦車を見た瞬間、ゼロの顔色が変わった。
写真を持つ、ゼロの指が震える。
そこに写っていたのは、ゼロには因縁のある戦車であった。
それは、かつて、ゼロがリゼルと名乗っていた頃、彼女が関わった戦車。
そのカスタム車であった。
- 75 :名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 00:45:22 ID:hot/lp/W
- 支援
- 76 :名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 00:46:07 ID:bIFqfgX+
- 19
「馬鹿な、奴は既に死んでいるはずっ!」
ゼロは表情をしかめた。
実際にあったことは無い。
だが、その者の資料と、戦闘映像を見た事はあった。
そして、その者がどれほどの危険人物であるかも理解していた。
「この写真を送ってきた偵察UFOは、破壊されまシタ。
この戦車は、どうやらクライムカントリーに向かっているようデス」
ゼロは直感した。
この戦車とその乗り手は、ノア様の復活に関して、最大級の障害になるという事に。
「偵察UFOを増やせ、何としてでもこの戦車を探し出すのだっ!」
ゼロは、メイドロボに指示を飛ばす。
「了解いたしまシタ」
一礼すると、メイドロボは部屋から出て行く。
ゼロは、もう一度、写真の戦車を見る。
(何故、この戦車が)
ティーカップを持つ手に力が入る。
ピシッ!
パリーンッ!
ティーカップは、ゼロの握力に無残にも割れてしまった。
(ノア様は、私のモノだ、私だけのモノだ、邪魔はさせん、何者であろうとも)
ガシッ!
グシャッ! グシャッ! グシャッ!
ゼロは、割れたティーカップをそのまま握り潰した。
そして、手に持った写真を指で弾き、放り投げる。
ゼロは、テーブルの上に置いてあったフォークを掴むと、ヒラヒラと宙を舞う写真に向かって投げつけた。
ガスンッ!
フォークは写真を刺し、そのまま壁に突き刺さった。
「・・・・・・・・・・赤い悪魔・・・・・・・・・・・」
写真に写っている戦車。
それは、真赤な血のような塗装をした。
赤いメルカバであった。
第13話「消しえぬ過去へ」おわり
- 77 :名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 00:49:31 ID:samBm86y
- >>76乙
無理はしないで、ゆっくりね!
- 78 :名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 22:51:28 ID:bIFqfgX+
- 大変お待たせいたしました。
不慮の事故がございましたが、無事書き込む事が出来ました(ギブスが取れました)
メタルサーガMAX 第13話「消しえぬ過去へ」いかがだったでしょうか?
前にも書きましたが、エミリはあくまでも一般人と思って書いております。
ニュータ○プでも無ければ、ガン○ムファイターでも、コーディ○イターでもありません。
エミリは、ただほんの少し、他の人より戦車の操縦が上手く、運が強い一般人です。
そんなエミリには、強力な戦車でも無ければ戦っていけないでしょう。
そこで今回は、エミリに高性能な戦車を与えました。
ゼロは、エミリとは逆に、反則的な能力を持っている人物と思って書いております。
早い話が本来、主人公が持っているであろう能力を全て持っている人物です。
セブンには、今回ようやく彼女専用の武器を与える事ができました。
美女アンドロイドにガトリングガン、この組み合わせだけで萌えます。
さて、決戦前の準備と言った感じの話でしたが、この後、ついにゼロの軍団との対決へと話が進みます。
圧倒的な戦力を持つゼロの軍団に、はたしてエミリは勝てるのか?
最後に出てきた謎の戦車の正体は?
それでは次回の話を楽しみにしていてください。
- 79 :名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 21:21:40 ID:VULJEeFw
- >78
楽しみに待ってます。
- 80 :名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 20:11:38 ID:BfOgtWb9
- サージの長編冒険小説キボン
- 81 :名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 05:28:25 ID:pcdSnps9
- 砲手
- 82 :名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 22:18:37 ID:3WFI8qiR
- エミリとカールの長編冒険小説を書いてみたいな。
ジッグラトの激戦から1年後。
共に偉大な兄と姉を持つ、妹と弟『エミリ』と『カール』。
二人は、ひょんなことからコンビを組む事になる。
そんな中、軽い気持ちで受けた何でもないはずの依頼。
その依頼が徐々に世界の存在を揺るがす大きな事件へとなっていく。
モンスターハンター『エミリ』
メカニック『カール』
お供の犬『ポチ』
二人と一匹の、愛と勇気と戦車の物語。
メタルサーガ外伝 ニュージェネレーション。
こんな感じの、どうでしょう?
- 83 :名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 22:22:04 ID:/RCE23Om
- じゃあ、サージも追加でおk?
- 84 :名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 23:45:04 ID:n2YnF9aj
- >>82
エミリオわぁ?
- 85 :名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 06:20:36 ID:gDujN4FD
- なんかメタルっぽい雰囲気の18禁RPGらしい
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1216479568/235
- 86 :名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 08:27:33 ID:Cu+AB0uz
- メタルっぽいって思ってやるとがっかりすると思うぞ
- 87 :名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 04:52:05 ID:sm3Ye6vT
- 後のレスを見ると糞みたいだねw
- 88 :名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 13:42:36 ID:u8QNVW9E
- >>85
昨日からやってるんだが確かにメタルじゃなくメタル「っぽい」雰囲気だわ。
やっとクルマ入手したんだがヌルゲーに慣れてると最初の砂漠で詰みそうな雰囲気
- 89 :名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 18:50:20 ID:YgiDOoQq
- 俺も早速インスコしてクリアしてきた。
雰囲気とか面白いんじゃね?
メタルほどの自由度は無いけど、1章の導入部.と言う意味ならいたしかたないのかも?
続きがスゲーやりてぇぜ…
しばらく萎えて居たRPG欲がムラムラと盛りあがっているのを実感している。
なんかこんな雰囲気でボリュームあるゲームないかなぁ…
- 90 :名無しさん@ピンキー:2008/07/28(月) 22:35:30 ID:/PQmWTOS
- 今終わった。そこそこ楽しめたな。女関係のフラグが厄介だったが。
あれむしろ戦車とか装甲車とか出さない方が面白かったような気がするな。
- 91 :名無しさん@ピンキー:2008/08/02(土) 10:32:28 ID:XBSAy9iP
- あるスレで拾ったミカっぽい人
ttp://upp.dip.jp/01/img/9084.jpg
- 92 :名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 01:13:00 ID:hpDqc9Tb
- 随分懐かしい物を
- 93 :名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 16:10:49 ID:Jze6tfRX
- なんだこりゃwww
- 94 :名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 14:17:19 ID:JdkDfyiX
- それ、現実バージョンもあったな
- 95 :名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 14:31:32 ID:zn8sTG1l
- ゲーム中で腐女子っぽいこと言うの、
むしろレイチェルなんだけどな。
男のみパーティーで訪ねると
「…それはそれで、むしろ、こう…」
みたいなセリフを吐く。
- 96 :名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 17:56:05 ID:LK9UL7wq
- レイチェルはオニャノコだけで固めたパーティーの時のセリフも萌えるなw
後は鋼の腕関連のイベントの時も中々に反応が良い。
ここらへんは作りこまれてて良かったな
メタルサーガはどうみてもドアン以降開発費、期間が無くなったのか手抜きバランスだけど
イベントは先に作っててくれたのかよかったぜ。ココが手抜きだと凹むw
まぁ、ローズエンドが無いのだけが心残りだ。
ローズエンドと防御力=CPUの防御
っつー糞バランス崩壊の場所だけ直した完全版とかでないかね。間違いなく買うんだが
- 97 :名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 23:50:55 ID:GXPQbwWy
- カエデエンドとアルファエンドとシャーリーエンドも無ければ、俺は買わん!!
きっとたぶんもしかしたらおそらくね
- 98 :名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 19:58:21 ID:e3+wz5wO
- アルファエンドは欲しいなぁ。
メイド服送ったりするだけじゃもう限界なんだぜ。
あとエミリオきゅんにも服を送れるようにですね…。
- 99 :名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 19:59:29 ID:q/QmZd/l
- そういった妄想を文章化するのが
このスレの趣旨ではないのか?w
- 100 :名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 21:29:40 ID:hBsjN+AV
- 妄想を文章化、良い響きだ。
↑の方でちょっと書いたが、エミリとカールの長編冒険小説。
下書き完成。
近く書き込み予定。
タイトルは
METAL SAGA 〜new generation〜
↑
スペルがあっているか激しく心配…
メタルサーガMAXとは、また別のエミリの物語。
注意:エロはありません。(取り合えず1話には無し)
登場人物は、原作(ゲーム)とは性格がかなり違います。特にエミリ。
258 KB
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