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森永あい作品でエロパロ!

1 :名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 23:35:33 ID:UDqXP5he
森永あい作品でエロパロが読みたくて立ててみた

2 :名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 23:56:33 ID:UzM46MNu
鳥居ちゃんと先輩のが読みたい

3 :名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 00:12:27 ID:/4g7D+xb
懐かしい!
なかなか進展しないホッケーで泉×ハナみたいな

4 :名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 00:14:19 ID:lPc8v7XB
千本木とあきら(体桃井)は801になるのか普通でいいのか迷う所だなって思う

5 :名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 04:18:35 ID:fIqPTgzq
>>1

実は待ってたから嬉しい
近いうちなにか投下する!
糸魚川×ハナあたりかな

6 :名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 04:26:31 ID:uWDqimlS
>>4
あれ作者があきらを女性扱いで描いてる気がするから自分的にセーフ
むしろどんとこい!


7 :名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 03:18:15 ID:fIZdtqoL
こんなスレ出来てたのか!
御村×よしこキボン

8 :名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 03:20:55 ID:fIZdtqoL
上げてしまった…スマソ

9 :名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 22:24:54 ID:m2QFQZbP
池上×太郎キボン
順番が重要w

10 :名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 15:41:46 ID:Adx41+22
池上太郎たまらんな
「山田くんが貧乏でも一回くらい…っ!」
みたいな感じの襲いっぷりが見たい

11 :名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 04:48:31 ID:AOYhhutw
>4
千本木とあきら、正座して待ってる

12 :名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 03:05:02 ID:CBDDm7e7
誰もいないのか
淋しいな

13 :名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 17:37:16 ID:FPknwXv7
誰か泉×ハナ、千本木×あきら(体桃井)で本作ってくれないかなーマジで買うんだけど

14 :名無しさん@ピンキー:2006/12/29(金) 09:24:59 ID:ZeG2G0jD
>>5さんの糸魚川×ハナの投下を待ってます。

15 :名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 02:55:02 ID:QvYGDAOk
あけおめ!もう少ししたら糸魚川×ハナを投下するぞ!

16 :名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 01:46:55 ID:XVVWl3Lm
楽しみにしてるよー

17 :名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 05:31:09 ID:7e73B+RI
ホシュ

18 :名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 02:26:57 ID:VKdIj658
サークルさんでエロパロやってる人おらんのかね

19 :名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 06:13:41 ID:D/Uy1K0o
ほしゅ

20 :名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 17:28:59 ID:8u4/Rhf1
>>15さんまだかな〜?

21 :名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 23:46:48 ID:iPBQNowe
糸魚川×ハナはまだですか?

22 :名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 23:07:03 ID:hjsGEp9g
千本木×あきら(もちろん身体は桃井)が見たい!

23 :名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 00:56:27 ID:e+9nbwb5
ホシュ

24 :名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 01:53:28 ID:a08zkBr3
糸魚川×ハナまだかな〜

25 :名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 23:19:20 ID:ULqGD58B
あげ

26 :名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 20:39:25 ID:R87BFSC0
ハナからコックリさん出ていかずにそのまま泉と…
みたいなのが読みたい。

27 :名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 00:00:00 ID:hzQ7Vk6Y
糸魚川×ハナ…

28 :名無しさん@ピンキー:2007/02/15(木) 19:42:16 ID:gJ+INDoO
4巻読んだら、千本木×あきら(もちろん身体は桃井)が読みたくなった。
職人さんお願いします!

29 :名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 01:52:15 ID:J/YmbPkt
ほしゅ

30 :名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 00:11:08 ID:Cry9EkPT
糸魚川×ハナ書くって言ってたお方はもう来ないのかな…
ずっと待ってますよ〜。

31 :名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 17:41:38 ID:oRMm9Wfa
 

32 :名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 19:56:21 ID:mS/45ltC
今月でホッケー部が最終回なのか、それだけが心配

33 :名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 21:01:16 ID:j9Mf26/J
えっ!?マジですか?

34 :名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 07:50:42 ID:HhikIXZI
千本木とあきらキボン!

35 :名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 03:19:03 ID:ucX56uk7
ほしゅage

36 :名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 20:50:05 ID:bQdrCV46
あきらたんハアハア

37 :名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 21:35:55 ID:40iLm98s
森永ラブ

38 :名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 23:23:02 ID:bQdrCV46
「せ…千本木君?」
「あきら…そろそろいいだろ?俺はもう我慢できないんだ!」
「ギャーッ!たすけてーおまわりさ…うんっ。」
あきらの悲鳴は千本木の唇によって封じられた。
「俺をここまで本気にさせたお前が悪いんだ…可愛すぎるお前が…」
「僕は…千本木…お前とずっと親友でいたかっただけなのに…ぐすん。」
「じゃああの時、俺と付き合うと言ったのは嘘だったのか?」
「それは…」
「もう、あの頃には戻れないんだよ。ここまで好きになってしまった以上
お前を女としてしかもう見れないんだ。」
「千本木…。」
「あきら…。」
「ねえ…。千本木が好きなのは僕なの?それとも桃井さんなの?」


39 :名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 04:48:51 ID:uoO1xzEc
投下キター!ワッフルワッフル!!

40 :名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 09:21:05 ID:B+9xzgtL
「俺がお前のことをあきらって呼んでいるのは何故だと思う?
お前を桃井だと思っていたらあきらだなんて呼ぶはずないだろ。」
その言葉を聞いたあきらの心中は複雑だった。
古くからの友人である千本木が今でも自分のことを思い続けてくれる
のは嬉しいことだった。
だが、それはあきらが望む友情という形ではなかったのだ。
親友が喜ぶことなら何でもしてあげたい。でも、それは今までの友情が
崩壊し、男と女という新たな関係が再構築される儀式でもあった。
そんな心中を知ってか知らずかあきらの耳に千本木は息を吹きかけた。
「やっ…」
あきらの顔は真っ赤に染まった。

41 :名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 16:46:12 ID:hf7uIFuZ
待ってました♪
ワッフルワッフル!!

42 :名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 18:43:59 ID:ujcOdPhw
期待保守

43 :名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 11:04:56 ID:OwXHpZJ+
千本木はあきらとの距離をさらに詰める。あきらの腿に千本木の硬いものが当たった。
「ひっ…!」
あきらは必死で逃れようとした。
だが、それがかえって千本木のサディスティックな欲望に火をつけてしまった。
「せ…千本木。冷静になれ。これは僕とお前だけの問題じゃないんだ。
これは桃井さんの身体なんだ。自分の知らないところで初めてが失われたら
桃井さんがかわいそうじゃないかっ!」
「あきら。お前の方こそあそこまで自分の身体が好き放題にされているのに
それでも桃井の身体を守ってやろうとするのか?」
「だって…桃井さんは女の子だし…。」
「お前のそういう優しいところ、小学校の頃から変わってないな。」
でも、そういうところが俺は大好きだ。」
「だ、だからダメだってば。ぎゃっ!」
千本木は再びあきらの唇を奪い、乳房を弄った。

44 :名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 16:39:29 ID:crKMkQ2i
続き期待してまつ

45 :名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 02:02:26 ID:OY3QKkyx
ペケ3、昨日4巻手に入れた!
次は半年後か…

>>40
続きwktk

46 :名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 12:10:19 ID:X+P28sol
(そんなところ触るな…)
あきらの男としての自尊心はもはやずたずただった。
だがそれと反比例してマゾヒスティックな感情が彼…否、彼女の心を
支配しつつあった。ショーツは既に濡れていた。
(感じている?僕が?)
あきらは理性が弾け飛んでしまいそうなところを、頭の中で状況を整理した。
(とにかく千本木に濡れていることを悟られるのはまずい。気づかれたら
きっとあいつはそれを口実に僕を一気に責め落とそうとするに違いない。)
その千本木はあきらを責める手を止め、あきらと距離を置いていた。
それは、あきらを絶望の淵に陥れる一言を放つためだった。
「あきら。濡れてる。」
あきらの顔面は蒼白となった。
「ち…ちが…これは深ーい事情がっ!」
千本木はあきらの必死の弁解を見てニヤリと笑った。
「やっぱり濡れてるんだ?」
あきらは千本木がお得意とするはったりに騙されたことを察した。

47 :名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 00:21:53 ID:Z0h7NRob
>>46
なんというエロメガネ。
不安と恐怖に慄くあきら(in桃井)の表情から、
あきら本人も気付いていない微かな期待を読み取っている。
この男は間違いなくサディスト。
だが、それがイイ。

48 :名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 11:34:04 ID:xQ126mFr
「往生際が悪いぞ。男らしく覚悟をさっさと決めろよ。あきら。」
「で、でも…。」
千本木はズボンを脱ぎ、トランクスの隙間からそれを取り出した。
「初めてを捨てるのはさすがに無理でも手でするくらいならできるだろ?」
「むぅ…。」
あきらは千本木のそれをまじまじと観察した。
あきらが男だった頃に所有していたものと比べるとやや小さく包皮が亀頭に
被さっている。仮性包茎だ。
(何だかかわいい。)
あきらは母性本能をくすぐられた…が次の瞬間、我に返った。
(何だ!今の!うわあああああああああああん!)
あきらは女性化する自身の感性とこれから自分がやらされようとしている行為に
戦慄が走りサブイボが全身の毛穴から立ってしまった。
(お父さん、お母さん、ごめんなさい。あきらはもうオムコに行けそうにありません。)

49 :名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 01:46:35 ID:xJv9t5Be
仮性千本木テラワロスwwwwww

50 :名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 02:04:12 ID:v9Ge1Lyd
>あきらは母性本能をくすぐられた…が次の瞬間、我に返った。

なんという悪足掻き。
あきらの慌て振りを見ただけでワクワクしてしまった。
いまさら自身の女性化を憂いても、間違いなく無駄な抵抗。

   / ̄\
  | ^o^ |  
   \_/

51 :名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 10:56:38 ID:0jWtHSU8
>>7 御村×よし子萌え…

よし子って御村のことなんて呼んでた?
託也兄ちゃんだったよね?
書いてて不安になったので教えてくれー。
お願いします。

52 :名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 14:59:28 ID:RB7UGEn/
あきらは千本木のそれを握り上下に動かした。元男なだけあってコツは心得たものだった。
「気持ちいいよ。あきら。」
しかし、当のあきらは千本木のそれを握りながらも心はここに在らず。
頭の中では桃井との行為を夢想していた。
(桃井さんになら、強引にされてもいいかな…)
「あきら。今、何を考えてるんだ?」
「う…ううん!何でもない。何でもない。」
しかし、千本木はあきらの本心を見抜いていた。桃井への未練が未だ残っているその心を。
千本木は急にあきらの身体を押し倒し、両腕をねじ伏せた。
「気が変わった。今すぐお前を俺のものにする。」
「え!?」
突然のことにあきらは放心状態になっていた。
千本木はあきらの服を脱がしにかかる。
「せ…千本木!や…め…!」
菜々子の身体とはいえ所詮男女の体格差。あきらはあっという間に全裸に剥かれてしまった。
「あきら…綺麗だ。」
「ひ…ひどいよ、千本木!親友だと思ってたのに。何でこんな酷いことを…」
「前から言ってるだろ?好きになったからに決まってるだろ。」
「で…でもこんなのって…!」
「あきら…」
(うわあああああああああああ。)
千本木のそれがあきらの処女膜に達しようとしていたそのときだった!

53 :名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 22:09:00 ID:aw8GEh9q
>>51
御村×よし子イイ!
自分の記憶では御村のあんちゃんだった気が。

54 :名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 14:22:39 ID:gPEyNFpc
>>52
ワッフルワッフル囲囲囲囲囲囲囲囲囲囲囲囲囲囲囲囲囲囲囲囲囲囲囲囲
お前は神だな

55 :名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 21:12:15 ID:J2jM9FlL
「みむらのあんちゃん」
「たくやにいちゃん」

の2パターンがあったと思われ。

56 :名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 00:41:31 ID:iZDTmSbQ
大人になってからはたくやにいちゃんなんだけど
いざ行為に及んだときに無意識にあんちゃんって呼ぶと可愛いな

57 :名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 02:26:24 ID:Erd+U/4e
高校生御村×小学生よし子
大学院生御村×女子高生よし子

どっちもいいな

58 :名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 03:35:41 ID:qDLM0UBP
糸魚川先輩とハナちゃんはないのかなぁ〜?
ハナちゃん、今までの森永作品の女の子の中で一番好きw

59 :名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 20:12:18 ID:eqn361bE
「ういーっす。千本木、遊びに来てやったぞー。」
玄関から聞き馴染みのある呑気な声が響いてきた。
「も…桃井さん。」「しまった!」
2人は現実に引き戻された。菜々子に今までの行為が
バレたら何をされるか分からない!
裸ソックス以上に千本木が襲われる以上にもっと
危険な嫌がらせが待っているだろう。
「返事がないのなら勝手にあがるぞー。」
二人はあわてて身なりを整える。
「何やってんだおめーら?」
「な…何にもないよね?千本木。」「あ…ああ。」
「あ、そうだ、千本木。この間貸したエロビデオ返して
 くれよ。また、おかずにしようと思ってさ。」
(も…桃井さん。僕の知らないところで何をやってるんだこの人は。)
あきらの頭痛の種がまた一つ増えたとさ。
完。

中途半端ですがフィニッシュまでいっちゃうと原作の世界観を
破壊しちゃうかなーと思ったんでこのあたりでストップしておきます。

60 :名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 18:03:19 ID:E/kusz5y
>>59 GJ!あきら萌!

61 :名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 11:34:53 ID:AoDe+vco
保守

62 :名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 15:31:12 ID:mayAZwxS
あn

63 :名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 15:12:59 ID:dmYzoFO6
ハナまだー?

64 :名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 00:39:35 ID:wTr0B2nl
鳥居ちゃんと先輩おねがい

65 :名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 22:57:42 ID:uhuTQdhM
「鈴木…」
落ち着きのあるハスキーボイスが頭上から降ってくる。
「…糸魚川先輩…?」
ハナは状況が理解できない。
何故、壁に追い込まれてる?何故、手首を壁に押し付けられて拘束されてる?
普段も意地悪で怖いが、またそれとは違う怖さが今の糸魚川にある。
冷や汗が、出る。

いきなり糸魚川の顔が近づいて来た。何をされるかと思い目を固く閉じる。

―――…唇に触れたのはひんやりとした柔らかいもの
何かと思い目を開ける。

すぐ目の前には目を閉じた糸魚川…。
『キスを、された…!??』
理解するのにハナは少し時間がかかった

66 :名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 20:07:55 ID:MthsCrbq
kita----------------!!!!!!!!

67 :名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 22:25:42 ID:eB4/bN6E
wktk

68 :名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 20:45:17 ID:RCTIiFaf
外からがやがやと騒がしい話し声が近づいてくる。織田達の声だ。
そう、ここは部室。

珍しく自発的に部活になんかくるんじゃなかった…

後悔しても遅い…、と思ったときだ。糸魚川は何も言わずに拘束を解いてくれた。無言で背を向けて部室をでていかれる。表情は見えなかった。

緊張の糸が急に切れて思わず座り込む。怖かった…それは正直な気持ち。思わず涙ぐむ。
その瞬間に織田達が入ってきた。






あーもう無理。携帯からすまん。誰か続き書いてくれ

69 :名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 00:50:55 ID:+PPjISpJ
もう少しがんがってくれ〜

70 :名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 22:14:20 ID:fZSLYAka
保守

71 :名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 12:21:17 ID:bvHorRgI
御村×よし子を書いてくださる方いませんでしょうか?

72 :名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 22:49:34 ID:Gj4B3Ovq
微エロで構わなければ

73 :名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 08:48:16 ID:QH0ZOw41
微エロで全然かまいません!
よろしくお願いします。

74 :名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 21:02:46 ID:w/n0DuyJ
保守

75 :御村×よし子(1):2007/05/17(木) 19:49:44 ID:0IdO0zc6
※ガッツリエロが好きな方はスルーしてください





「それじゃ よし子ちゃん、後はお願いしてもいいかしら」
「はい、まかせてください。楽しんでいらしてくださいね」
「託也っ、頑張るのじゃぞ!!」
「何をですか」

玄関先で御村の祖父と両親を見送ったあと、よし子は軽くため息をついた。
彼の祖父は関西で開かれる茶会に出席。
また義理の両親は近所の人たちと旅行。
2人の義姉は現在京都に住んでいる。
つまり、今夜は未来の旦那である御村と二人きりということだ。
まだ清い仲である2人の間に、何かが起こらないとは言い切れまい。
数日前の夜の出来事を思い出して、よし子は真っ赤になった。
あの夜、御村の浮気にショックを受けたよし子は実家に帰っていた。
もともとこの婚約は二人が望んでしたものではなかったし、9年も一緒にいて、小さな頃から見知っている自分を、御村は妹のように思っているに違いない。
だから年頃になった今でも、キスさえしてくれないのだ。
そう思い悩んでいたときに彼の浮気現場を目撃し、よし子の不満は頂点に達した。
御村と別れようと考えた彼女は、兄である太郎の勧めもあり、実家へ帰った。
だが、その夜謝罪しに来た御村の本音を知り、誤解も解けた二人は、ようやく9年ぶりに甘いキスを交わした。
そして、晴れて結ばれる時が…と思っていたのだが、肝心の旦那さまはあれからキスすらくれず、よし子はまた悶々とした数日を過ごした。
少しくらい、今夜に期待してもバチは当たらないはずだ。

76 :御村×よし子(2):2007/05/17(木) 19:55:05 ID:0IdO0zc6
「よし子ちゃん?」
「えっ? あ、はいっ」

急に名前を呼ばれて、よし子はぴしっと返事をした。
御村はふっと笑い、家に入るよう促した。
なんだか自分ばかりが空回りしているようで、よし子は非難めいた目で御村を見上げた。

「ん? どうかした?」
「何でもない!」

パタパタと小走りになって、悩める未来の若奥様は先に家へと入っていった。



   ***



何事もなく一日は過ぎてゆき、あっという間に夜となった。
御村の様子はいつもと全く変わらない。
何も、昼間から色っぽいことを期待していたわけではないけれど、舞い上がったり、緊張したりしている自分がなんだか嫌になる。
そういうことばかりを求めてしまうのは、おかしいことではないのだろうか。

(…いつからあたし、こんなだめな子になっちゃったんだろ)

はああ、と深くため息をついて、よし子は湯船のなかで体の力を抜いた。
今夜は早く寝よう。
一晩したら、気分もすっきりするだろう。
そう考えて、よし子は浴槽から上がった。
バスタオルで軽く全身を拭き、下着を身に着け、パジャマを着る。
脱衣所を出たところで、なんとなく喉の渇きを覚えたよし子は、キッチンへと向かった。
居間から人の気配はしないので、多分御村は自室にいるのだろう。
先に風呂に入っていたし、もう寝ているのかもしれない。
なんだか悲しい気持ちになりながら、よし子は冷蔵庫からミネラルウォーターの入ったペットボトルを手に取った。

「よし子ちゃん」
「きゃっ」

いきなり背後から声を掛けられ、よし子はペットボトルをあやうく落としかけた。
「ごめん、びっくりさせるつもりはなかったんだけど」

後ろから御村のすまなさそうな声がする。
よし子はテーブルにペットボトルを置くと、振り向いて笑った。

「ううん、あたしのほうこそ、大きな声出してごめんなさい……あ」

よし子は御村を見て、くすりと笑った。
シャツのボタンが掛け違えている。

「ボタン、おかしいよ」
「え? …ああ」

指摘されてもぼんやりしている御村を見て、何気なくよし子は手をのばし、ボタンを外した。
なんだか、小さな子の母親になった気分だった。

77 :御村×よし子(3):2007/05/17(木) 19:58:52 ID:0IdO0zc6
ひととおりボタンを締め、よし子はうん、とうなずいた。

「はい、どうぞ」

笑って御村を見上げると、思わず真摯なまなざしと出会った。
腕をつかまれて、よし子はそっと抱き寄せられる。

「太郎が見たら、きっと怒るんだろうな」

御村の体温を間近に感じながら、よし子は小さく笑った。



   ***



「緊張した?」

よし子は御村に甘えるように寄り添い、首筋に顔をうずめた。
きっと初めてするときなんか、混乱するんだろうなと思っていたけれど、案外冷静な自分がいて、なんだか不思議だった。

「……興奮する、って感じかな。…よし子ちゃん、ちょっと…」
「…好き」
「………こら」
「ダメ?」
「………駄目じゃない」

祖父や両親から、孫の顔が見たい見たいとぼやかれていたが、そう遠くない日にその夢が叶えられそうだと、御村はぼんやりと思った。







力不足ですみません

78 :名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 21:49:43 ID:w2FdgMi5
ネ申キテタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
GJGJ!むしろ微エロに萌えた(*´Д`)ハァハァ
よし子ったら蜜の味を知ったら積極的になっちゃってw

79 :名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 22:57:04 ID:Hz4A7Iuq
GJ!

80 :名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 03:01:21 ID:fRCNd45p
杉浦サン×太郎
あの人には幸せになって欲しい!!

81 :名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 22:40:34 ID:dhGbsOla
神神GJGJ!!!!!
みむよしだいすきなので嬉しかった

>80
スレ違い

82 :名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 22:42:19 ID:dhGbsOla
下げ忘れすまん

83 :名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 10:48:06 ID:p9z3nhS4
0IdO0zc6さん
面白かったよ〜!またお願いしま〜

84 :名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 09:46:30 ID:amOk1Xnh


85 :名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 21:51:02 ID:sxaY/J87


86 :あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/10(日) 17:18:14 ID:WDDrHPyj
僕は、上原あきら。
高校2年生。

現在あることに悩まされている。

僕の目の前でかわいらしい女の子といちゃついている男。

その人のせいである。

彼の顔は見慣れた顔のようで、笑った顔とか怒ってる顔は
なんだか新鮮だったりもする。
でももう10年以上も昔から毎日見ている顔だ。
だが、幼馴染というわけではない。

なぜなら僕の顔なのだ。
双子だとかいうわけではない。

僕の顔をしたその男は
桃井菜々子という。
男なのに菜々子?って思うだろう

逆に僕はとてもかわいらしい女の子だ。

そう僕と彼女は
彼女のおじいさんの発明した機械により
入れ替わってしまった。

87 :あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/10(日) 17:18:42 ID:WDDrHPyj
「なんだよ?」

二人を無意識のうちに見つめていた僕に
桃井さんがぶっきらぼうに話しかける。

「なんでもないよ」
僕はイライラしていた、だから言い方にも棘があったかもしれない。
「言いたいことがあるならはっきり言えよな」
桃井さんもまた、少しいらついた様子で僕に言った。
「別にないっていってるだろ」
原因はもちろんこの人のせいだ。
自分勝手でわがままで
どうしようもない。
でもそんな人のことを僕は…嫌いになれないでいる。
だからそんな自分にさえも腹が立っていた。

言い争いをしたいわけじゃない
でも、桃井さんの顔をみると、言わずにはいられなくなる。
だから僕は桃井さんから視線をはずし
そのまま席を立ち教室をあとにした。

「どうした?」
教室をでたところで、クラスメイトに呼び止められた。
「千本木…」
彼は小学校からの幼馴染、千本木。
でもそれは僕が男のときの話で、
今はもう前のように普通の友達ではいられなくなってしまった。
彼は教室の中の二人をみつけ、
「あーなるほどね」
この状況を把握できたらしい。
「別に関係ないよ」
「俺の前ではつよがらなくてもいいよ、あきら」

88 :あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/10(日) 17:19:28 ID:WDDrHPyj
彼は唯一、僕らが入れ替わったことを知っている。
「いつ誰が見てるかわからないんだから、
 ちゃんと桃井さんって呼ぶようにしろよな」
「はいはい」

「もう帰るのか?」
「うん」
「そっか、じゃあまた明日な」
「うん、じゃあね」

千本木はそのまま教室へ入っていった。
やっとこんな風に普通に千本木と話せるようになったのは
千本木のおかげだ。
僕の事を好きだといってくれた千本木。
僕はそんな彼を拒絶した。
でも、千本木はそんな僕を許してくれて
友達にもどってくれた。
僕のたった一人の親友。
僕が千本木のことを好きになれば、
本当はそれが一番よかったんだ。
でも、僕は桃井さんをあきらめることができなかった。

だけど桃井さんは、元親友の椎名真琴と
付き合っている。
僕の体で。

なんで…なんであんな人が、僕は…好きなんだろう…。

僕の体に入って、自分の親友と付き合っているような人なのに…。

89 :あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/10(日) 17:19:49 ID:WDDrHPyj
彼女はもう元の体に戻るつもりがないんだろうか。

考えないようにしてきたことだったけど
このままじゃ、きっと桃井さんは
機械が直ったとしても戻ってくれないだろう。

そうなると僕はこのまま女として生きていくしかなくなる
今まではありえないって思ってたけど

こんな女々しい僕なんて男に戻ったって
きっといいことなんてない
このままのほうがいいのかもしれない…
そんな風に思ってしまうんだ。

そんなことを考えている間に、いつの間にか桃井さんの家の前まで来ていた。
自然と桃井さんの家に足が向くようになっていたんだと
この生活になじみ始めている自分に嫌気がした。
「ただいま」
「おー上原君、例の機械できたぞい」


ポトッ

あまりの突然の出来事に僕はかばんを落としてしまった。

「お、お、お、おじいさん本当にできたんですか?!」
「ああ、菜々子をつれて来たら今すぐにでも稼動できるぞ」
「わ、わかりました!」

僕はあわてて上原家へと向かった

90 :あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/10(日) 17:20:08 ID:WDDrHPyj
僕の家に着いたとき、ちょうど、
桃井さんと椎名が楽しそうに一緒に帰ってきたところだった。

「あ…」
「菜々子ちゃんどうしたの?」

「あ、えっと…」

「なんだよ?」

僕と桃井さんが戻るって事は
この二人を別れさせるって事なんだよな…
こんなうれしそうな椎名と桃井さんを見たら…僕は…

「椎名…上原君の事好き?」
「え…どうしたの突然?
      ……好き…だよ」
少し頬を赤らめて椎名は答えた。

「お前何言わせてんだよ、照れるだろ」
桃井さんもそんな椎名を見て嬉しそうだった。

「そっか…ごめんね突然」

僕は笑ってごまかして、踵を返した。

「おい、何かあったから来たんじゃねーのか?」

僕はその声で足を止めたが、振り返らず答えた
「もう用事なくなったから、じゃあ」

「お、おいっ!」
「ごめん椎名」
「えっ上原くん?!」


91 :あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/10(日) 17:20:31 ID:WDDrHPyj
少し走ったところで
女の子の体力、そしてもともと運動が得意でない僕は
すぐに捕まってしまった。

「おい、どうしたんだよ」
「別になんでもないっていってるだろ
 早く椎名のとこ戻れよ」
「何でもないのになんで、自分の家来てんだよ」
「俺に用事があったんじゃねーのか?」

最近、桃井さんは僕の前でも”俺”というようになった
だんだん、今が普通になって、僕はこのまま…
そう思うと無性に悲しかった。

「桃井さん、椎名は桃井さんの親友だよね」
「え…」
「それとも…恋人?」
「何言ってんだよ」
「椎名のことが好き?」
「あたりま…」
「親友としてじゃなく?」
「……何がいいたいんだよ」

「戻る気なんてないんだろ?」
「…」
桃井さんは答えずに目をそらす。
肯定してるってことじゃないか。

「いいよ」
「なんだお前も女に目覚め」
「機械直ったんだ」
言い終わる前に桃井さんに告げた。
「……」
桃井さんは僕の腕を掴んだまま一瞬固まった。
「はなせよっ」
力強く掴まれた腕を引っ張ると
「そうか…」
その手を離した。

92 :あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/10(日) 17:20:57 ID:WDDrHPyj
予想はしていた、でも悲しかった。
彼女はやっぱり、戻ることなんて望んではいなかったのだ。

「でも、もういいから」
「なにが…」
「いいよこのままで」
「ホントにいいのか?」
「だって…椎名のこと好きなんだろ?」
「……」
桃井さんは少し表情を曇らせ、僕から目線をそらす。
その無言が僕にはとても長く感じた。

答えを待たずに僕は走り出した。
しかし、桃井さんはもう僕を追いかけてくることはなかった…。

「菜々子はどうしたんじゃ?」
「いなかったんだ」
「そうか、せっかく直してやったというのに」

僕はその日布団にはいったものの一睡もできず、寝不足の朝を迎えた。
そして僕はこのまま生きていくことを選んだ。
選んだっていうと少し違うな。
だってそれしか選ぶ余地がないのだから。


93 :あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/10(日) 17:21:20 ID:WDDrHPyj
次の日
校門でにつくと、すぐある人の姿が眼に入った。
桃井さんは僕を待ち伏せていた

「上は―」
「おはよう、上原君」
僕はニコリと笑ってその横を通り抜けた

「おはよう菜々子ちゃん」
教室に着くと、すでに椎名は登校していた。
「おはよう椎名」
「昨日はごめんね、突然変なこと聞いて」
「ううん…なにかあったの?」
「なんでもないよ。ほんとごめん」
「…菜々子ちゃん」
椎名はきっと変化に気づいている
でも、それ以上聞いてくることはなかった。


放課後になるまで、僕は一度も桃井さんと
言葉をかわすことはなかった。


しかし帰ろうとしたとき、桃井さんは
僕を呼び止めた。
「椎名ごめん、先に帰ってて」
「え…あ、うん、わかった…」
「じゃあね、上原君、菜々子ちゃん」
椎名は何も聞かずに桃井さんに言われたとおり
先に帰っていった。

94 :あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/10(日) 17:21:50 ID:WDDrHPyj
「何言ってるんだよ桃井さん
 椎名に誤解されても知らないからな」
「大丈夫、俺信頼されてるから」
「あっそ、じゃあ僕も帰るから」
「待てって」
桃井さんは僕の腕を掴み、
僕はそれを必死に振りほどこうとするがびくともしない。
そんなことにはお構いなしに、桃井さんは話始める。
「前まであんなに戻りたがってたくせに
 なんで急に戻らないなんて言ったんだよ」
「だからそれは昨日も言っただろ」
「おまえ自身はそれでいいのかよ」

「……桃井さんに僕の気持ちなんてわからないよ」
僕は桃井さんを睨みつけて言った。
「そういう、うじうじしたとこがムカつくんだよ
 はっきり言えよな」

「はっきりって何だよ!何を言えっていうんだよ!
 僕が戻りたいって言ったって
 今まで、全然協力だってしてくれなかったじゃないか!」
「千本木のことだって…僕がどんなけ悩んだと思ってるんだよ!」

「千本木?」

「あいつ、僕のこと…今の僕のことが好きだって…そう言ってくれた」
「男同士じゃねーか、きもちわりー」
「桃井さんだって椎名のこと好きならその気持ちわかるんじゃないの?」
その言葉で、桃井さんは真面目な顔に戻った。
「…そうだな…悪い」
「……千本木のこと、好きなのか?」
「好きになれたらよかった……」
「もちろん嫌いじゃないよ、でも…
 僕にとって千本木は、やっぱり親友なんだ」
「そうか…」
「あいつは確かに強引なとこあるけど、ちゃんと僕の気持ちも理解してくれたし
 桃井さんよりずっとずっと僕のこと考えてくれたし、優しかったよ…」
「……悪かったな優しくなくて」
「別に謝ってほしいわけじゃない
 桃井さんにとって、僕って存在がその程度だったってことなんだろ?」
桃井さんは答えなかった。
「…わかってたよそんなこと」

95 :あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/10(日) 17:22:14 ID:WDDrHPyj
「ねぇ、でもさ
 一体どこまで本気なのさ?」
「なにが?」
「椎名とキスしたんだろ」
「椎名から聞いたのか?」

「うれしそうに話してくれたよ」
「いつまで椎名に隠し続けるつもりなんだよ?」
「……」
「ずっと黙って生きていくつもり?」
「…」
「ねぇ桃井さん」

「それを聞いた僕の気持ちってわかる?」

「男なんだからそれくらい気にするなよ」
「はは…」
思わず自分がばからしくなって笑いが漏れた
桃井さんが僕のこと気づいてるはずないし
気にするはずもないよな…

「男だからとかそういうことじゃないだろ?
 …知らない女の人と、その…そういうことしたりするのは
 嫌でも、我慢できるけど…
 でも、椎名とは…違う」

ただ、興味本位で僕の体を使うのは
嫌だけど我慢できた
でも…

「僕が…それをどんな気持ちで聞いたと思ってるんだよ…」
泣くなんて女々しいってわかってるのに
僕は男なのに、やっぱり弱くて
涙が溢れて止まらなかった。
僕は必死に手で涙を拭った。
そっか…僕は失恋したんだよな…。


96 :あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/10(日) 17:22:38 ID:WDDrHPyj
「人の気持ちも知らないでさ…
 僕ばっかり好きで…ほんとばかみたいじゃないか…」

「好きって…」

「こうなるずっと前から
 僕は桃井さんのことが好きだったよ」
ついに言ってしまった。
言ったところで何にもならないってわかってるのに…
でも、終わらせないといけないんだ
だから…
「…でも、もうやめる」

「やめれんのかよ」
予想外の答えだった。
お前になんかに好かれたくない。
そんな風に思われるって思ってた。

「え…」
「そんな簡単に気持ちなんて変えれんのかよ」
「何言ってるんだよ、一方的に好きでも仕方ないじゃないか」
「なんでそんなこというんだよ…
 だってどうしようもないじゃないか…」

「結局その程度なんだろ、やめれるくらいなら
 大して好きじゃなかったんだ」

僕は持ってたかばんを桃井さんにぶつけた。

「本当に好きじゃなかったら
 …っ…こんなに…うっ…悲しくなるわけないだろ…」

僕はそのまま教室を飛び出した。

最低最悪だ。
いつも自分勝手で
自信家で
人の気持ちなんて考えてなくて
あんなこと言われて…

97 :あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/10(日) 17:23:04 ID:WDDrHPyj
でも…
それなのに…嫌いになれないなんて
バカだよ僕は。大馬鹿者だ。
それで結局一人ぼっちになっちゃってるんだから。
ほんと笑えないよ。
父さんや母さんや美羽。
椎名やクラスのみんなだって
僕じゃなくて、桃井さんの僕を必要してる。

誰も僕自身なんて必要としてないんだよな…。
でも…たった一人千本木だけは、僕の味方だった。
悲しいことがあったとき、いつも千本木が話しを聞いてくれて
相談に乗ってくれれたことを思い出した。
それにこんな僕のことを好きだといってくれた。
千本木のこと好きになれば…幸せになれるのかな…
無性に千本木に会いたかった。
きっと千本木は優しく迎えてくれる
でも、それはただ千本木の気持ちを利用してるだけだ
だから、僕一人で解決するしかないんだ。

結局桃井さんの言うとおり
気持ちなんて変えられない…
わかってるだそんなこと

だけど、こうでもしないと
あきらめきれなかった、元の体に戻ることも…
桃井さんのことも・・・

僕はその日、涙が止まらなかった。
その涙が僕の記憶、悲しみを流してくれるなら
どんなによかっただろう。


98 :あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/10(日) 17:23:26 ID:WDDrHPyj
その日から、桃井さんは僕に話しかけてくることはなかった。
だから僕も桃井さんに話しかけなかった。
このまま普通のクラスメイトになってしまうのだろうか。
でも、もう僕にはどうすることもできない。
夢ならば覚めてほしい。
いい夢はいつも、突然覚めてしまうのに。
覚めてほしい夢ははいつまでも覚めない。
神様はなんて意地悪なんだろう。

「ねぇ菜々子ちゃん、上原君と喧嘩でもしたの?」
「え?別にそんなことないけど」
ただの喧嘩だったらどんなによかっただろう。

「そう…?」
「どうして?」
「だって…上原君、菜々子ちゃんの話すると不機嫌になるんだもん…」

「気のせいだよ」

「そうかなぁ…」
「そうだよ」

いたっ…
突然、下腹部が痛んだ。

「どうしたの?」
「なんでもないよ、ちょっと体調悪いだけ、保険室行って来るね」
「付いていこうか」
「いいっていいって、一人で大丈夫だから、椎名は教室戻ってて」
「うん…」

やばい…生理痛の薬飲んでくるの忘れたからか…
まだ、生理の周期とか上手くつかめてないし
薬飲む習慣ないんだよな…

やばっ…倒れ…
そこで僕の意識は途切れたのだった…。

99 :あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/10(日) 17:23:52 ID:WDDrHPyj
―――菜々子視点

あいつは俺が好きだといった。
今の俺が。
千本木は今の上原が好きだといった。
今の上原が。

じゃあ椎名は?
上原が好きなの?あたしが好きなの?

あたしは椎名が好きだ。
その気持ちに嘘はない。

でも、椎名はあたしだと気づいてない。
上原だと思ってる。

椎名の好きなあたしは、いったいどっちなんだろう?

わからない。

そんなことを考えてると廊下の向こうから椎名が歩いてきた。

「よぉ」
「あ、上原君」

椎名は少し、沈んだ様子だった。
「どうした?」
「菜々子ちゃん具合悪いみたいで
 保険室までついていこうと思ったんだけど
 一人で大丈夫って一人でいっちゃったんだけど
 大丈夫かなって心配になってきちゃって」

100 :あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/10(日) 17:24:21 ID:WDDrHPyj
「椎名は優しいな」
「そ、そんなことないよ」

「なんでそんなに桃井のこと心配なんだ?」
「え?あたりまえだよ」
「どうして?」
「だって…親友だもん」
親友だから。か

「もし、俺と桃井が海で溺れてたらどっちを助ける?」
「私じゃ二人を助けれないよ…」
「二人じゃなくて一人だけで浮き輪を渡せるなら
 どっち?」
「そんなの選べないよ…」
「…そっか」
「どうしてそんなこと聞くの…?」


「入学式の日、覚えてる?」
「覚えてるけど…」
「教室までいっしょについていってくれたよな?」
「え?…」
「それで紅白饅頭、自分の分までくれて」
「私上原君とは、入学式の日は…」
「すごい優しい子だなって
 男だったらカノジョにしたのになって…」

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